丹沢山東西縦走〜宮ヶ瀬-三峰-丹沢山-蛭ヶ岳-ユーシン-玄倉〜

てつまろ@tetsumaro
その他1人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,158m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:00
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:52
| 天候 | 両日とも快晴! 小春日和 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
宮ヶ瀬→丹沢山:踏み跡は明瞭ですが、落ち葉に覆われたトラバース道は注意が必要 丹沢山→蛭ヶ岳:整備された登山道ですが、ぬかるみ多数あり 棚沢ノ頭→熊木沢出会:踏み跡はそこそこ。指導標はなくピンクテープが目印。 |
写真
感想
2014年最後の連休。5月連休以来の遠征として丹沢をチョイス。
未踏ルートとして、宮ヶ瀬からの蛭ヶ岳を目指すことに。日没に間に合うには、本厚木7:50発ー三叉路8:30頃のバスに乗る必要があった。が、乗り継ぐ前のバスの到着が遅れてしまい、乗り場前の歩行者用信号が青になると同時にバスは行ってしまった・・・。仕方なく次便で宮ヶ瀬へ。
時間が遅いこともあり、三叉路で下車したのは私たちを含めて3名。ちょっとずつタイムを詰めなければならないが、小春日和で思ったよりも暑くペースが上がらない。紅葉を愛でながら歩きたいところだったが、そこまで余裕が無く、行動食を摂る量も不足気味だった。
コース中盤からは登りがややきつくなり、本間ノ頭に着いたのは13時すぎ。ここで五目いなり、太礼ノ頭でおにぎりを食べてエネルギー補給し、なんとか丹沢山に到着。時間は15時をちょっと廻ったところ。三峰のアップダウンの途中、ヘリが塔ノ岳方面から東方向へ飛んでいったが、事故でもあったのだろうか。
丹沢山頂のみやま山荘でドリンクを買う時に、「宿泊できますか?」と訪ねたら「二人でふとん1枚だけど可能」とのこと。脚の張りもあって、宿泊しようか?と心が揺らぐ。みやま山荘に泊まるのであれば、予約を入れている蛭ヶ岳山荘へ連絡を入れなければならないが、携帯が通じない。
仕方ないので日没覚悟で行くことにした。幸運なことに、山頂で出会った表尾根から来た二人組も蛭ヶ岳山荘泊まりとのことで、余りに遅れそうなら伝言を頼むことを考えた。
気合いを入れて蛭ヶ岳へのアップダウンに挑む。不動ノ峰の休憩所で一息つく間、先の二人組に抜かれてしまった。山荘に心配されるといけないので、遅れても行きますとの伝言を頼んだ。16時を廻った径には登山者はほとんどいない。数人、大倉尾根を夜間下る健脚なソロハイカーと出会う程度だ。
棚沢ノ頭の手前で先行する連れが突然止まって指さす。その先には、「あ、鷲だ!」息を潜めてカメラを向けた。時折こちらに顔を向ける。精悍な顔がカッコイイ。
時間があれば飛び立つ瞬間を狙いたいが、そんな余裕は全くなく、後ろ髪を引かれる思いで出発。鬼ヶ岩手前で日没となったが、岩場が西向きだったので、残照に照らされており、難なく下ることができた。17時前からヘッデンに灯を入れ、結局蛭ヶ岳山荘に着いたのは17時半をちょっと廻っていた。
晩ご飯は4ターン目の18時半過ぎとのことで、それまで先着の二人組と一緒に自炊室で寛ぐ。隣のテーブルでは関東&関西の賑やかパーティが自炊中。カレー鍋からスタートして、トマトとチーズを加えてリゾットで〆るメニュー。リゾットをひとくち戴いたが絶品だった。結局自分たちの晩ご飯は19時前になり、食事が終わるとテーブルを片付けて臨時寝室へ早変わり。
20時半には消灯。この手の大部屋で寝るときに問題になるのが”いびき”なのだが、何と今回は音源が自分の隣。リズムが不規則で、連れも含め寝られなかった人が多かったようだ。22時過ぎに地震。震度1か2程度の揺れだったが、まさか長野北部が震源とは思わなかった。件のいびきが酷いので自分はティッシュで耳栓を作ってみたら、なんとか眠ることができた。
翌朝は5時から朝食となるため、4時半には起床。山荘内では寛げそうにないのでカメラを持って外の撮影に。5時には朝食の準備が整ったので早くに戴いた。朝食前に山荘の方よりルートの注意点について説明があり、忙しい中対応してくださって感謝することしきり。
ご来光を見てから出発。鬼ヶ岩の鎖場も一気に登って棚沢ノ頭。ここで小休止し、熊木沢出会まで尾根を下る。指導標は無いものの、ピンクテープがあり、踏み跡は比較的しっかりしているので、余程のことがないとルートロストは無いように思えた。標高1500m位までは所々イバラがあり、ウェアを引っかけないよう注意が必要かと思う。弁当沢ノ頭を過ぎると杉林の尾根を下るようになって熊木沢出会に到着。ここでようやく洗顔。
ここから玄倉までは長〜い林道歩き。ユーシンロッジで長めの休憩をとってから、沢沿いの紅葉を眺め、てくてく歩く。途中、真新しいロックシェードの玄倉よりで水が湧いているところがあったが、水場として使えるかは判らない。
ユーシンロッジから2時間半近く歩き、ようやく玄倉のバス停に到着。バスまで2時間以上あったので、丹沢湖ビジターセンターの展示を見たり、ベンチで軽く食事をしてゆったりと過ごす。14時を廻ると下山者が続々と到着するが、その中に昨晩の二人組が。確か檜洞丸に行くと聞いていたが・・・。なんと石棚山からのガレた急坂を下ってきたとのこと。とてもそんなまねはできないなぁ。
そうこうするうちにバス停のベンチは一杯になり、西丹沢からのバスに乗車できるか?と不安になっていたら、”増発”のプレートを掲げたバスが到着!助かったぁ。

















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