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Yamareco

記録ID: 5592410
全員に公開
ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

真っ白な爆風の秋田駒ヶ岳は春の高山植物の宝庫だった

2023年06月10日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
GPS
04:17
距離
10.0km
登り
716m
下り
733m

コースタイム

日帰り
山行
4:07
休憩
1:25
合計
5:32
8:48
2
8:50
9
8:59
15
9:14
3
9:17
9
9:26
10
9:36
59
10:35
11:07
14
11:21
5
11:26
4
11:43
12:36
16
12:52
19
13:11
17
天候 雨のち晴れ、強風
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き
田沢湖線 盛岡駅05:18発で田沢湖駅へ
駒ヶ岳線 田沢湖駅06:33発で駒ヶ岳八合目へ

駒ヶ岳線 14:05発でアルパこまくさへ
乳頭線  15:44発で田沢湖駅へ
コース状況/
危険箇所等
・八合目〜横岳
 道は細いが歩きやすい。短い岩場あり。

・横岳〜かたがり泉水
 小岳の鞍部まで柔らかな砂地が続く。遮るものがないので強風時は注意。

・かたがり泉水〜女岳分岐
 木道があるが断続的に雪渓に覆われている。
 傾斜は緩く滑りにくいが、つぼ足の場合ストックはあった方がより確実。
 縁の部分だけ凍りついているので特に注意。

・女竹分岐〜男岳
 登山道を遮る残雪は一箇所。踏まずに高巻きできる。
 男岳山頂手前はザレた急登。落石注意。

・男岳〜男女岳
 歩きやすい道。阿弥陀池周辺は木道になっている。

・阿弥陀池〜片倉岳〜八合目
 ぬかるみもあるがよく整備された道。
その他周辺情報 ・田沢湖駅の最寄りのコンビニは徒歩10分ほどかかる。キオスクは8:00~
・八合目小屋、阿弥陀池避難小屋にトイレあり
・下山後の温泉は田沢湖温泉郷やアルパこまくさがある。今回は後者を利用。
https://tazawako-kakunodate.com/ja/shops/300
盛岡で夜行バスを降り田沢湖線の電車に飛び込む。めっちゃ本数少なくて乗り継ぎ時間もなく焦った。
2023年06月10日 05:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 5:16
盛岡で夜行バスを降り田沢湖線の電車に飛び込む。めっちゃ本数少なくて乗り継ぎ時間もなく焦った。
田沢湖駅からバスに乗って八合目へ到着。電車は少ないのにバスはやたらと多い不思議。しかもバスが立派。
こんな天気なのでしばらく小屋で待ってから出発。数時間後には晴れるらしい。
2023年06月10日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:06
田沢湖駅からバスに乗って八合目へ到着。電車は少ないのにバスはやたらと多い不思議。しかもバスが立派。
こんな天気なのでしばらく小屋で待ってから出発。数時間後には晴れるらしい。
いきなり男女岳(女目岳)に行ってしまうと泣きを見そうなので、曇っていても楽しめそうな大焼砂や高山植物帯の方から周ることに。東側の方が晴れるの早そうだったし。
2023年06月10日 08:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:07
いきなり男女岳(女目岳)に行ってしまうと泣きを見そうなので、曇っていても楽しめそうな大焼砂や高山植物帯の方から周ることに。東側の方が晴れるの早そうだったし。
最初に目にとまった花はミツバオウレン。特徴的な長い雄しべが垂れ下がり別の花のようだ。
2023年06月10日 08:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
2
6/10 8:09
最初に目にとまった花はミツバオウレン。特徴的な長い雄しべが垂れ下がり別の花のようだ。
イワカガミ
2023年06月10日 08:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 8:10
イワカガミ
ベニバナイチゴだと思う
2023年06月10日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 8:14
ベニバナイチゴだと思う
ミネザクラ
2023年06月10日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 8:14
ミネザクラ
最近毎度のように見かけるオオカメノキ。オオカメノキ開花前線に沿って山行してるんだろうか。
2023年06月10日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:16
最近毎度のように見かけるオオカメノキ。オオカメノキ開花前線に沿って山行してるんだろうか。
新緑に囲まれたツルシキミ
2023年06月10日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 8:17
新緑に囲まれたツルシキミ
ムラサキヤシオツツジ
2023年06月10日 08:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
2
6/10 8:18
ムラサキヤシオツツジ
この時は谷あいにはまだ雪残ってるんだなぁなんて呑気なことを考えていた。
2023年06月10日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:19
この時は谷あいにはまだ雪残ってるんだなぁなんて呑気なことを考えていた。
このあたりのハクサンシャクナゲは7月に開花するそうだ。シャクナゲの開花前線も発表してくれたら良いのに。
2023年06月10日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:20
このあたりのハクサンシャクナゲは7月に開花するそうだ。シャクナゲの開花前線も発表してくれたら良いのに。
ショウジョウバカマ
2023年06月10日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 8:23
ショウジョウバカマ
ツバメオモト
2023年06月10日 08:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 8:24
ツバメオモト
大きな段差にはこのような木製階段が設置されていて安心。ただし状態には気をつけて。
2023年06月10日 08:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:26
大きな段差にはこのような木製階段が設置されていて安心。ただし状態には気をつけて。
登山道にもちょっと残雪
2023年06月10日 08:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:29
登山道にもちょっと残雪
ショウジョウバカマがいっぱい。そして尖ったやつがニョキニョキ生えてきてる。
2023年06月10日 08:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:29
ショウジョウバカマがいっぱい。そして尖ったやつがニョキニョキ生えてきてる。
サンカヨウはまだつぼみ。もうすぐ咲きそうだ。
2023年06月10日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:30
サンカヨウはまだつぼみ。もうすぐ咲きそうだ。
雨で上側の花びらが垂れたシラネアオイ
2023年06月10日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 8:33
雨で上側の花びらが垂れたシラネアオイ
色んなところでちょこちょこ咲いてた
2023年06月10日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:34
色んなところでちょこちょこ咲いてた
ミヤマスミレ?
2023年06月10日 08:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 8:35
ミヤマスミレ?
ちょっとやられてるけどちゃんと開いてるシラネアオイ
2023年06月10日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 8:36
ちょっとやられてるけどちゃんと開いてるシラネアオイ
登り一段落の休憩所
2023年06月10日 08:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:41
登り一段落の休憩所
ミヤマキンバイは咲き始め?
2023年06月10日 08:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:43
ミヤマキンバイは咲き始め?
丸山!じゃなくて焼森。きれいに丸いね。
2023年06月10日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:50
丸山!じゃなくて焼森。きれいに丸いね。
山頂は遮るものがなくて風が強い。特になにかあるわけでもないのでさっさと進む。
2023年06月10日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:50
山頂は遮るものがなくて風が強い。特になにかあるわけでもないのでさっさと進む。
歩を進めると道端の茂みに奇妙なものが目についた。やたらでかくてぬめっており触ってはいけない生物的なアトモスフィアを感じる...
調べたところどうやら交尾中のヤマナメクジのようだ。こんな天候の方が彼らには都合がいいのかもな。
2023年06月10日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 8:57
歩を進めると道端の茂みに奇妙なものが目についた。やたらでかくてぬめっており触ってはいけない生物的なアトモスフィアを感じる...
調べたところどうやら交尾中のヤマナメクジのようだ。こんな天候の方が彼らには都合がいいのかもな。
程なくして横岳山頂。そういえば別の横岳行った時もこんな天気だったな...
2023年06月10日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 8:59
程なくして横岳山頂。そういえば別の横岳行った時もこんな天気だったな...
大焼砂方面へ向かう。木がほとんどないので風がすごい。
2023年06月10日 09:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 9:02
大焼砂方面へ向かう。木がほとんどないので風がすごい。
横殴りの雲が打ち付ける中を進み木陰で小ビバーク。すごく暖かく感じた。ところでこの黒いのは何?キノコ?
2023年06月10日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 9:08
横殴りの雲が打ち付ける中を進み木陰で小ビバーク。すごく暖かく感じた。ところでこの黒いのは何?キノコ?
普通に歩いていると熱量が足りなくなりそうなので駆け足で分岐まで下った。足元が柔らかい砂地でショックを吸収してくれてとても走りやすかった。人も殆どいないし。
2023年06月10日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 9:17
普通に歩いていると熱量が足りなくなりそうなので駆け足で分岐まで下った。足元が柔らかい砂地でショックを吸収してくれてとても走りやすかった。人も殆どいないし。
西風なので小岳の陰に入れば和らぐと思いここまで一気に歩いた。風は予想通りの状況で、途端に植生も回復。やっと一息つけた。ゴアテックスの帽子もぐっしょりだよ。
2023年06月10日 09:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 9:21
西風なので小岳の陰に入れば和らぐと思いここまで一気に歩いた。風は予想通りの状況で、途端に植生も回復。やっと一息つけた。ゴアテックスの帽子もぐっしょりだよ。
足元に目をやるとチングルマ
2023年06月10日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 9:22
足元に目をやるとチングルマ
小岳の斜面はお花畑の様相。多分ヒナザクラ。
2023年06月10日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 9:24
小岳の斜面はお花畑の様相。多分ヒナザクラ。
残雪エリアに突入。縁の部分が凍っていて滑るので注意。ストックのキャップを外してつぼ足で進む。雪上はそこそこグリップが効き、足が沈み込むようなこともなかった。
2023年06月10日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 9:25
残雪エリアに突入。縁の部分が凍っていて滑るので注意。ストックのキャップを外してつぼ足で進む。雪上はそこそこグリップが効き、足が沈み込むようなこともなかった。
なだらかな雪渓のトラバース。踏み跡がわからないけどとにかく高度を維持してまっすぐ進め。
2023年06月10日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 9:31
なだらかな雪渓のトラバース。踏み跡がわからないけどとにかく高度を維持してまっすぐ進め。
木道との接続ポイントが一番気を使った。滑ったらポチャンだしな。斜めにまっすぐは進まずに、滑り落ちても木道で止まれるポジションから降りた。
2023年06月10日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 9:36
木道との接続ポイントが一番気を使った。滑ったらポチャンだしな。斜めにまっすぐは進まずに、滑り落ちても木道で止まれるポジションから降りた。
木道沿いにはヒナザクラがたくさん。下を向いて雨が入らないようにしているかのよう。
2023年06月10日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 9:40
木道沿いにはヒナザクラがたくさん。下を向いて雨が入らないようにしているかのよう。
分岐手前も雪道。女岳方面へ行こうとしたが分岐点が見えず一度素通りしてしまった。
2023年06月10日 09:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 9:45
分岐手前も雪道。女岳方面へ行こうとしたが分岐点が見えず一度素通りしてしまった。
分岐付近ではフキノトウがこれでもかといっぱい生えていた。
2023年06月10日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 9:47
分岐付近ではフキノトウがこれでもかといっぱい生えていた。
女岳分岐へ向かう途中で見かけた大岩。ここ超えると再び爆風ゾーン。そこから女岳に登ろうとしたが真っ白でほとんど前が見えないし道がはっきりしないし危険を感じたので撤退。
2023年06月10日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 9:56
女岳分岐へ向かう途中で見かけた大岩。ここ超えると再び爆風ゾーン。そこから女岳に登ろうとしたが真っ白でほとんど前が見えないし道がはっきりしないし危険を感じたので撤退。
五百羅漢の尾根へ登る手前はかなりの傾斜がついた雪斜面。道は突っ切って真っ直ぐだがここは大人しく高巻き。
2023年06月10日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 10:09
五百羅漢の尾根へ登る手前はかなりの傾斜がついた雪斜面。道は突っ切って真っ直ぐだがここは大人しく高巻き。
岩の東側に隠れて休憩。まつ毛まで水滴びっしりだった。
岩の上に懸命に育つ植物たちが微笑ましい。
2023年06月10日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 10:24
岩の東側に隠れて休憩。まつ毛まで水滴びっしりだった。
岩の上に懸命に育つ植物たちが微笑ましい。
なかなかのザレた急登を登って男岳山頂。下りに使わなくてよかった。
風を避けられる場所でシートを敷いて横になっていると急に暖かさを感じた。わかるかな、ほんの少し太陽が出てきたんだ。
2023年06月10日 10:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 10:41
なかなかのザレた急登を登って男岳山頂。下りに使わなくてよかった。
風を避けられる場所でシートを敷いて横になっていると急に暖かさを感じた。わかるかな、ほんの少し太陽が出てきたんだ。
10:44現在のSCWの11:00の雲量予想がこれ。そこそこ晴れそうに見えるのだが
10:44現在のSCWの11:00の雲量予想がこれ。そこそこ晴れそうに見えるのだが
現実はこれである。メッシュがそこまで細かくなってないのは仕方がないか。
2023年06月10日 10:53撮影 by  SO-02L, Sony
6/10 10:53
現実はこれである。メッシュがそこまで細かくなってないのは仕方がないか。
恒久保存だって
2023年06月10日 10:59撮影 by  SO-02L, Sony
6/10 10:59
恒久保存だって
夜行バスでろくに眠れなかったし30分ほどウトウトしながら晴れ間を待つ。そして遂に見えたぞ青空が!
2023年06月10日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 11:05
夜行バスでろくに眠れなかったし30分ほどウトウトしながら晴れ間を待つ。そして遂に見えたぞ青空が!
というわけで行動開始。神社で頭を下げて男女岳方面へ向かう。
2023年06月10日 11:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 11:07
というわけで行動開始。神社で頭を下げて男女岳方面へ向かう。
シラネアオイ群生地
2023年06月10日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 11:13
シラネアオイ群生地
今日初めて他の山が見えた
2023年06月10日 11:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 11:14
今日初めて他の山が見えた
土が真っ赤!
2023年06月10日 11:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 11:19
土が真っ赤!
あの下の雪がある辺りを歩いてたんだなぁ
2023年06月10日 11:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 11:20
あの下の雪がある辺りを歩いてたんだなぁ
女目岳がかなり見えてきた
2023年06月10日 11:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 11:21
女目岳がかなり見えてきた
うんうん良い感じ!このまま良化を続けてくれ。
2023年06月10日 11:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 11:21
うんうん良い感じ!このまま良化を続けてくれ。
横岳へ向かう稜線がかっこいい!
2023年06月10日 11:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 11:22
横岳へ向かう稜線がかっこいい!
阿弥陀池と避難小屋、その向こうに見えるのが真っ白だった焼森か。
2023年06月10日 11:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 11:23
阿弥陀池と避難小屋、その向こうに見えるのが真っ白だった焼森か。
阿弥陀池をぐるりと回っていく。
2023年06月10日 11:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 11:27
阿弥陀池をぐるりと回っていく。
チングルマがいっぱい。
2023年06月10日 11:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 11:37
チングルマがいっぱい。
男女岳の外輪山?男女岳自体も北部カルデラの外輪山の一部らしいけどそんな形。
2023年06月10日 11:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 11:55
男女岳の外輪山?男女岳自体も北部カルデラの外輪山の一部らしいけどそんな形。
すぐにまた雲に覆われ。時折晴れ間が見えるがまだ時間が早かったか。
2023年06月10日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:01
すぐにまた雲に覆われ。時折晴れ間が見えるがまだ時間が早かったか。
ケルンを風よけに使いお昼休憩&晴れ待ち。石の上にはきれいな緑色に光を反射するコガネコメツキの仲間がいた。
2023年06月10日 12:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:23
ケルンを風よけに使いお昼休憩&晴れ待ち。石の上にはきれいな緑色に光を反射するコガネコメツキの仲間がいた。
やっぱり東側の方が条件が良さそう。下は晴れてんのかなこれは。
2023年06月10日 12:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:31
やっぱり東側の方が条件が良さそう。下は晴れてんのかなこれは。
やっとこさどんよりしていない山頂標を撮影できた。これからもっと良くなるだろうが帰りの時間もあるので撤収。
2023年06月10日 12:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:36
やっとこさどんよりしていない山頂標を撮影できた。これからもっと良くなるだろうが帰りの時間もあるので撤収。
登山道を降り始める。こういうモクモクした感じも好きだよ。
2023年06月10日 12:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:42
登山道を降り始める。こういうモクモクした感じも好きだよ。
左に見える道が旧道だろう。こちら側は雪に埋もれていた。
2023年06月10日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:48
左に見える道が旧道だろう。こちら側は雪に埋もれていた。
降りきって一枚。
2023年06月10日 12:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:51
降りきって一枚。
阿弥陀池のさっきとは反対側の道を通って一周。
2023年06月10日 12:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:51
阿弥陀池のさっきとは反対側の道を通って一周。
男女岳をぐるりと周るルートで八合目登山口へと向かう。この道の情景がとても気に入った。
2023年06月10日 12:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 12:52
男女岳をぐるりと周るルートで八合目登山口へと向かう。この道の情景がとても気に入った。
男女岳をひたすら横目に見ながら進む。スッキリ晴れた感じ。
2023年06月10日 12:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:53
男女岳をひたすら横目に見ながら進む。スッキリ晴れた感じ。
と思っていたらまたすぐに雲。色々な角度から同じ山が見られるのもなかなか面白い。手前にタカネザクラ。
2023年06月10日 12:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:56
と思っていたらまたすぐに雲。色々な角度から同じ山が見られるのもなかなか面白い。手前にタカネザクラ。
こっちの道はぬかるみもそこそこあったが、ここはもう水たまり。木製の縁の上を"平均台"にして通過。
2023年06月10日 12:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 12:58
こっちの道はぬかるみもそこそこあったが、ここはもう水たまり。木製の縁の上を"平均台"にして通過。
下のスキー場なども見え始めた。
2023年06月10日 13:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:00
下のスキー場なども見え始めた。
このコースにはベンチが所々にあった。せっかくの場所も真っ白と思ったら
2023年06月10日 13:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:07
このコースにはベンチが所々にあった。せっかくの場所も真っ白と思ったら
次の瞬間には田沢湖がチラリ。そっちにあったのか!
2023年06月10日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:08
次の瞬間には田沢湖がチラリ。そっちにあったのか!
晴れてくるとまるで夏の空のよう
2023年06月10日 13:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
6/10 13:09
晴れてくるとまるで夏の空のよう
午前中は全然見えなかった方面が見えるとなかなか面白い
2023年06月10日 13:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:09
午前中は全然見えなかった方面が見えるとなかなか面白い
振り返って
2023年06月10日 13:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:14
振り返って
向かいの山々。荷葉岳の方だと思う。左下の建物群が田沢湖高原温泉郷で、広い駐車場がアルパこまくさではないだろうか。
2023年06月10日 13:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:15
向かいの山々。荷葉岳の方だと思う。左下の建物群が田沢湖高原温泉郷で、広い駐車場がアルパこまくさではないだろうか。
笹森山に湯森山、笊森山に乳頭山が見えてきた。なるほど確かに乳頭・・・。奥にそびえるのが岩手山だろうか。
2023年06月10日 13:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:16
笹森山に湯森山、笊森山に乳頭山が見えてきた。なるほど確かに乳頭・・・。奥にそびえるのが岩手山だろうか。
2023年06月10日 13:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:16
ディーゼルの唸りが響く。見下ろすと2台のバスが細い道を上がって来ていた。迎えのバスだ。
2023年06月10日 13:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 13:17
ディーゼルの唸りが響く。見下ろすと2台のバスが細い道を上がって来ていた。迎えのバスだ。
最後の雪渓はご丁寧に道が作られていた。ありがたや。でも油断して手前側の最後で落ちそうになったのは内緒だ。奥側はちょいとだけロープと杭が歩行のじゃまになるので注意。
2023年06月10日 13:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 13:18
最後の雪渓はご丁寧に道が作られていた。ありがたや。でも油断して手前側の最後で落ちそうになったのは内緒だ。奥側はちょいとだけロープと杭が歩行のじゃまになるので注意。
ワサビ?こんなに葉っぱがギザギザしてたっけ。野生種だと色々あるからなぁ。
2023年06月10日 13:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:20
ワサビ?こんなに葉っぱがギザギザしてたっけ。野生種だと色々あるからなぁ。
鉱山跡の荒々しい山肌が姿を表した。
2023年06月10日 13:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:25
鉱山跡の荒々しい山肌が姿を表した。
ここでもタカネザクラ咲く。思えば今年はずっと桜が見られた。
2023年06月10日 13:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:28
ここでもタカネザクラ咲く。思えば今年はずっと桜が見られた。
鉱山跡。旧道そこについてるのね。
2023年06月10日 13:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 13:28
鉱山跡。旧道そこについてるのね。
カメラが電池切れでスマホに移行。
沢にはしっかりとした橋がかかっていた。
2023年06月10日 13:33撮影 by  SO-02L, Sony
6/10 13:33
カメラが電池切れでスマホに移行。
沢にはしっかりとした橋がかかっていた。
上方を仰ぎ見て。何かのフィルターがかかってしまったようだ。
2023年06月10日 13:33撮影 by  SO-02L, Sony
6/10 13:33
上方を仰ぎ見て。何かのフィルターがかかってしまったようだ。
下山後、朝は真っ白で何も見えなかった八合目から。笹森山と湯森山もなかなか良さそうだなぁ
2023年06月10日 13:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 13:49
下山後、朝は真っ白で何も見えなかった八合目から。笹森山と湯森山もなかなか良さそうだなぁ
2023年06月10日 13:53撮影 by  SO-02L, Sony
6/10 13:53
2023年06月10日 13:54撮影 by  SO-02L, Sony
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アルパこまくさで温泉に浸かりバス待ち。田沢湖がよく見える場所で登山なしの観光でも良いスポットだと思う。
2023年06月10日 15:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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6/10 15:26
アルパこまくさで温泉に浸かりバス待ち。田沢湖がよく見える場所で登山なしの観光でも良いスポットだと思う。
駒ヶ岳を背景にしたアルパこまくさ。二棟建てで左側が資料館、右側が温泉施設(入り口は資料館内奥)。資料館の展示もかなり参考になった。
2023年06月10日 15:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 15:27
駒ヶ岳を背景にしたアルパこまくさ。二棟建てで左側が資料館、右側が温泉施設(入り口は資料館内奥)。資料館の展示もかなり参考になった。
バスで田沢湖まで戻ってきたがここでもしばらく電車待ち。今日はずっと接続に難ありだったな。
2023年06月10日 16:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 16:47
バスで田沢湖まで戻ってきたがここでもしばらく電車待ち。今日はずっと接続に難ありだったな。
初めて乗るE6系こまち号。中は大変なあきたこまち推しだった。あと降りる時のステップにちょっと驚いた。在来線走るから細いんだね。田沢湖線の車窓も気に入った。
2023年06月10日 17:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
6/10 17:11
初めて乗るE6系こまち号。中は大変なあきたこまち推しだった。あと降りる時のステップにちょっと驚いた。在来線走るから細いんだね。田沢湖線の車窓も気に入った。

感想

ヤマレコアプリのエラーで焼森分岐手前までのログが取れなかったのでそこまで手入力。画像の撮影時刻を参照して入力しましたが実際の時間と差異があるはずです。


2週に1回程度は山に登って体を維持したい所存、せっかくなら晴れエリアに行きたい...秋田は晴れるぞと聞いて金曜夕方に夜行バスの盛岡便を取り遠征することにした。3列シートが予約寸前になくなってしまい4列にしたが隣の人ガチャに敗北し、度重なる肘打ちと蹴りでなかなか眠れず。今度は3列取れなかったら中止しよう...

明け方天気を確認すると、晴れてくるのは10時〜11時ぐらいと結構遅い時間の模様。岩手山もありだがそんなに変わらなさそうだし登山口までが大変なので初志貫徹で秋駒へ。蓋を開けてみれば八合目は案の定雲の中。されど早く着いてしまったものは仕方がない、八合目小屋で30分ほど時間を使ってから出発。

横岳までは雨も風も弱く存分に花を楽しみながら進めた。シラネアオイを初めて目にできて大満足。が、大焼砂に向けて降り始めると雰囲気は一変。横殴りの雨というよりかは雲の暴力にさらされ、こりゃたまらんと一気に駆け抜けた。なだらかな濡れた砂地で足に負担が掛からなかったのは不幸中の幸い。

小岳の影に入り風がピタリと止んで一安心と思いきや、今度は初めての雪渓歩きが始まった。事前にツボで大丈夫との情報は得ていたが、視界がすこぶる悪く周囲の状況がよくわからんので慎重に進んだ。慣れている人には大した場所ではないのだろうがなかなか緊張感があって楽しかった。木道にたどり着けば花も見られたし。

その後女岳への分岐がよく分からず行き過ぎて引き返し、半信半疑で登ると道は合っていた。そして稜線超えると再び爆風がお出迎え。さらに雲の密度がさっきまでの比じゃなく周囲がなかなか見えない!少し登ってみたものの、女岳への道はどうにもはっきりせず、お鉢の中すら見えそうにないし何より危険を感じたので撤退。足早に金十郎根へ。

五百羅漢と言うから仏像でもあるのかと思っていたらどうやら違うようだ。そもそもこのルートでは通らない模様。そんな岩塊を見てみたかったが仕方がない。途中の岩場の陰で少し風をしのいでから男岳へ向かう。湿っていて登りやすかったが乾いていたら滑りそうな斜面だった。

そろそろ晴れてきても良い頃なんだがなぁと思いながらしばらく休憩。そして遂に青空が見えた!意を決して男女岳へ向かいはじめると、雲がとぎれとぎれになり良い予感。やっと周囲が見え始めると、思いのほか人がたくさんいることに気づく。

男女岳山頂にたどり着くも、なかなか雲は晴れず。昼休憩がてらひたすらに天候の回復を待ち・・・予定時間ギリギリでようやく背景が明るい山頂を撮影できた。あとは時間が立つに連れどんどん雲の密度が薄まっていき、見えなかったものが見えるようになっていった。青空に雲が立ち込める様子もきれいだし、新緑に日が当たった山容はやはり美しい。遅くなってしまったが、周囲の情景を楽しみながら残りの道を歩くことができた。

終わってみれば、一日を通して劇的な山の天気の変化を体験できた。花々は雨露に濡れていたがそんな画もまた一興。なにより多種類の花を見ることができたし来て良かったと思う。

リュックサックに付いてたカバーを初めて山で使用したが大活躍だった。

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ハイキング 八幡平・岩手山・秋田駒 [日帰り]
国見温泉ムーミン谷経由男岳男女岳コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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