ニセコアンヌプリ、イワオヌプリ、チセヌプリ(沼めぐり)

- GPS
- --:--
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,668m
- 下り
- 1,657m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 8:17
| 過去天気図(気象庁) | 2006年06月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
【全 般】
「ニセコ沼めぐり」は中学1年の夏、父と歩いた以来だ・・・
指折り・・・20年以上の月日が流れた。
今一度そのコースをプラスαし、トレースしてみる事にした。
その時は夏休みだっただろうか、沼は美しかったけれども非常に暑く、まだまだ景色等に対する「価値観」のない年頃。
辛かった様な記憶もある。
時は経ち、自分も当時の父の年齢に割と近くなった。
今、そのルートを歩いて「何を感じるか?」、そしてその辛かった!?「記憶」を払拭する事や、ある意味「思い出巡り」等の意味合いで急に歩いてみたくなったコースだ。
当時は、イワオヌプリ・チセヌプリ・ニセコアンヌプリには立ち寄っていない・・・
今回はそれらも含めて廻る事にした。
<全般感想>:「非常にロングコース」
またまた予期しないアクシデント!?があったものの、日程に余裕があり時間に追われる事もなく、そして最後は麓の温泉に入る「黄金パターン」
ニセコアンヌプリの景観は「なかなか」で気持ちの良い山だった。
【前夜〜登山開始】
登山前日、土曜日の午後6時、千歳を出発。
五色温泉無料休憩所横の橋を渡りスタート
支笏湖を経由し、倶知安町の「五色温泉」の登山口に車泊。
いろいろと頭をめぐり、昔の事などを思い出す・・なかなか寝付けない。
午前3時半に起きると周りはガスにつつまれているが天気は回復の予報だ。
朝食を済ませて登山スタイルに着替。
そして「五色温泉無料休憩所」横の橋をわたり、登山道入口(ポスト)を目指す。
届けに記入し、階段を登って行く。
沼めぐり・・・最初からの高低差は予想外、これは「登山」だ。
雪渓の無い所は問題なく行けるが・・・問題は雪の上だった。
なぜならルートが不明か又は不鮮明。
雪渓にある足跡はかなり不鮮明だ。
この先十数キロも行程があるのに、初めからこれでは・・・不安を覚えた。
現れる赤テープを頼りに進んでいくと、雪の切れ目に夏道を見つける事ができた。
しばし不安な気持ちで進んだ。でも大事な要所はGPSにインプット済み(ふぅ。)
【沼めぐり 前半(イワオヌプリ〜長沼)】
<まずは「イワオヌプリ」へ>
登山当初、「雨?」と思わせる濃い霧の中、登山を開始してイワオヌプリへ。
若い火山だった為に、まだまだ植生に覆われていない。 だから標高に関わらず景色は一帯を見渡す事ができた。
一面の雲海に朝日が綺麗だ・・・ニセコアンヌプリは横に鎮座している。
イワオヌプリ山頂は雲の上に顔を出し、周りは雲海が広がっている。
これから辿る山々、横のニセコアンヌプリ、羊蹄山が顔を覗かせている。
イワオヌプリを一周し、先へと進む。
まずは「大沼」へ
<大沼>
霧の中だ・・・
沼めぐり中、最大の沼は残念なことに手前の湖面だけしか見えない。
沼の北側にはしっかり道が付いている。
昔かーし、ここを歩いたんだなぁ・・・なんて思いながら歩いていた。
しかし! もうすぐ大沼と別れると言う時に状況は変わった・・・
道が冠水している・・・
沼の水面が上がり、道が水没している・・・前日の雨、そして雪解けが重なったのだろう・・・
相当に絶望的な状況だ・・・
GPSを見ると、間もなく大沼から離れる・・・
ここは時間を掛けてもクリアしたい・・・
上を巻くしかないけれど・・・直径1cmの笹、丈は2mはある藪。
うまくぎりぎりかわすも、ダメージは精神力・体力を消耗させた。
「あせり」も感じた。
40m程進み、思いの他早くクリア(安堵感)
大沼から離れ、大谷地を目指す。
でもその先はすぐに雪渓に覆われ、ルート不明・・・厳しい状況は続く。
その後、数人が行き交う。(これ幸い)
ルートを確認し、木道」を見つけて一安心。(いやいや、気が気じゃなかったです)
大谷地を越えて一息。
<神仙沼>
ここは沼めぐりの中、最も綺麗な沼だ。
沼には木道が付いていて、湿地の中のウォーキングも楽しめる。
水芭蕉も咲いていて高そうなカメラを構える方も何人か。
ここはなんとなく記憶にある場所・・・(木道だけかも?)
<長沼> 静かなたたずまい、チセヌプリ北東にある沼。
沼の東を通ろうとしたけれども途中で道は消失。
また戻って西側を進んだ。(注意)
【沼めぐり 後半(チセヌプリ〜五色温泉)】
<チセヌプリ>
大きく雪渓に覆われていて、登山口分岐が「?」ここはGPSを頼りに登山口を発見。
このあたりは「竹の子」が多い様だ。 登山道にまで生えている。
山頂はなだらかに広い・・・そして変わらない雲海を眺めた。
降りは半分程下って、楽をしようと雪渓の上にでた。←(ここは進められない)
予想以上に雪が「締まって」いるのと思いの他、斜面が急で返って負担となった・・・最後は藪漕ぎだったし・・・(急がば回れ)
なんとか道路に出て歩いていると、正規の登山口を見つけた・・・駐車場もある。
気を取り直して「ニトヌプリ」へ
<ニトヌプリ>
この山は沼めぐり中、ほぼ中央にあり、バランスの良い展望が得られる。
「イワオヌプリ」や雪渓に難儀した「チセヌプリ」が目前に。
以前はチセヌプリに登らず、「湯本温泉」に下っている。
だからこちらは初めてのルート。
地図上では平坦に読める地形も、そこへ行くとかなり複雑な地形だ。
<そしてイワオヌプリ分岐へ合流>
ぐるーり「一周」
ニセコ沼めぐり・・・なかなか「楽」をさせてくれないなぁ。
さぁ、天気は抜群に良くなり、日差しも強く気温も上がってきた。
温泉に入りたい・・・でももうひとつ欲張るかナ。
【ニセコアンヌプリ】
雪は前半で終了
温泉に入りたい気持ちを抑え、ひとつ欲張る事にした。
登山口は前日に確認している。
昼食を簡単に済ませて登山開始。
<登山口>
まだ雪が残っている・・・山を見上げる限り、雪は見えないのだけれど。
少しぬかるんだ道を行くと雪渓となった。しかし、登山者が多い為に不安はない。
雪渓は少し高度を上げると直ぐになくなり、その後は完全に「夏道」
また少し高度を上げて行くと、ニセコの山々が見えてくる。 五色温泉を見下ろす景色もなかなかだ。
登山道そのものは道幅も広い為に歩きやすく、小岩の上を歩いて行く感じだ。
樹林帯を割りと早く抜けるので、明るい登山道。
全体を通して危険箇所は特に無いと感じた。
気温が上がってきて、汗は多目。
【山頂そして下山】
<山頂> 広い山頂
ニセコアンヌプリはニセコで一番高く、山頂から目の前に羊蹄山が、そして振り返るとニセコの山々を一望。
非常にいい景色だ。 五色温泉が目に毒?
20年以上も前、父と歩いた事や今日の「イワオヌプリ」などからの展望、そして「冠水した登山道に絶望感を覚えた」事などが重なり合う。
<下山> 今日は「モントレイル」 温泉が待っている!
少し「トレイルラン気分」を味わえる。 ただ、足元は小岩の登山道、慎重に。
気持ちよく下って無事に登山口到着。
沼めぐりに一段落、水分補給し温泉へ向かう・・・楽しみだ。
【五色温泉】
辺りは強い硫黄の薫り!
露天風呂からはニセコアンヌプリが望まれる。
昔も今日も「大変」だった・・・
乳白色の露天風呂は長湯に最適の温度。 強めの硫黄の香りがいい。
500円です http://www.u-p.co.jp/test/goshiki/
【ニセコを終えて】
雪渓に悩まされ、道の冠水に絶望し、アンヌプリの展望に心が洗われ、最後は温泉で締めくくった。
ちょっと時期が早かっただろうか。
それでも事故がなくて良かった。 満足感、そしてニセコを後に。
北海道を代表するルートのひとつだったと思う。 いつか息子と訪れるのだろうか・・・
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