上高地から登る西穂高岳

- GPS
- 13:27
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,547m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:59
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 3:30
- 合計
- 11:08
| 天候 | 雨のち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
※2023/8/9まで新穂高ロープウェイは運休です! 西穂山荘まではよく整備され道迷いの心配もないが、樹林帯の急登が続き心が折れそうになる。西穂山荘から丸山までのルートはハイキングレベル。丸山から独標にかけて徐々に険しくなるがそれほど危険ではない。独標から先は険しい岩稜帯の稜線歩きとなり、それなりの判断力、体力、勇気が必要。 |
| その他周辺情報 | 登山口近くにトイレあり。水場は西穂山荘以外に宝水というポイントがあるが、実際に水が出ているか未確認かつ不明。 |
写真
感想
新月が近かったので登山と合わせて天の川が見たい(撮影したい)と思い、空が開けたテント場のある山をいくつかリサーチ。その中から今回選んだのは初となる西穂高岳。自分にとってはチャレンジングな山をあえて選んでみた。
初日、午後から晴れてくる予報だったが見事に外れて、想像以上の急登を雨に打たれながら無心に登った。西穂山荘についても雨は止まず、名物のラーメンをすすりながらしばらく山荘で雨宿りしたが、止む気配がなかったので日が暮れる前に雨の中テントを設営。
夕飯を食べ終わる頃からようやく天気が回復し、赤らむ雲を見たら居ても立ってもいられず、カメラを両手に丸山の手前まで足を延ばした。日の入は過ぎてしまっていたが、雲の切れ間から覗く幻想的な景色をしばし楽しんだ。
その後再びテント場は霧に包まれたが夜から快晴となり、期待通りの満天の星と出会えた。松本や安曇野の街明かりを蝶ヶ岳などの山々が遮ってくれて、ここ1年でベストの天の川を十分に堪能した。
寝不足のまま迎えた2日目。気温5度、無風と、絶好の条件の中登山をスタート。丸山まではハイキングといった感じだったが、丸山から見上げるような独標を見て気が引き締まった。
独標から先は穂高連峰らしい険しい岩稜帯に。一応一般登山道だが、油断すれば簡単に滑落するような道を進んでいく。ピラミッドピーク、チャンピオンピーク、それ以外にもいくつものピークを越えていく。西穂高岳に近づくほど険しく難しくなるものと思っていたが、独標からピラミッドピークにかけてが一番怖かったと感じた。
そしてたどり着いた西穂高岳。正面には明らかに他とは異質な雰囲気を漂わせる断崖絶壁の上にジャンダルムが見えており、その右側に奥穂高岳、北穂高岳、明神岳が、左側に南岳、槍ヶ岳と、そうそうたる顔ぶれが並んでいた。さらに槍ヶ岳の奥には、遠く立山まで見通せて、これ以上ないくらいの北アルプスの絶景を見せてくれた。
ロープウェイが8月9日まで運休のため、通常の倍以上の体力を使わないと今は西穂高岳に登れないが、そうまでしても踏む価値のあるピークだと感じた。ちなみに日帰りで登ってくる登山者も多く、自分の体力はまだまだだなと痛感した。
今回の山行の様子を後日YouTubeにアップします。上高地からのアクセス、美しい山頂からの景色、満天の星空などをお届けできると思いますので、ぜひチャンネル登録して動画をご覧いただけたら幸いです。
チャンネル名「槍ヶ岳を夢みて」
https://www.youtube.com/@YARIYUME
YARIYUME-JUNYA














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