ヒメサユリや初夏の花満載の飯豊山(御沢登山口から往復)

- GPS
- 17:10
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,103m
- 下り
- 2,099m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:13
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:56
| 天候 | 6月17日:曇のち晴、6月18日:晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・会津坂下ICから入るのが一般的のようだが、東京から来ると距離も時間も高速代も全て上回るので会津若松ICで下りてしばらく無料の高速並みの121号を北上するのが得策。 ・県道383号線から川入で登山口に左折して民宿街を過ぎてからは狭い車道となるのですれ違いは慎重に。 ・御沢登山口の駐車場はかなり広いのでお盆などのハイシーズンでない限り満車になることはないでしょう。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
・御沢登山口から飯豊本山までは要所要所に指導標があり、登山道を歩いている限りは迷う心配はなし。ただ、この時期は登山道が残雪に覆われている部分があるので、雪田上の踏み跡や赤布ポール等を確認して歩く必要あり。 ・雪田上を歩く時間が長くなる場合はサングラスがあった方が目に優しいと感じました。今回は携行せず後悔しました。 ・書き忘れた重要事項を記します。それは防虫ネットの携行です。時間帯や天気にも寄るでしょうが、往路の登山口から三国小屋までブヨと思われる虫がまとわりついて大変でした。持参したハッカ油を頭・首・手にスプレーしたので手首を1ヶ所刺されただけで済みましたが、見かけた登山者は多くが防虫ネットを被っていました。自分は2日目に被ってみましたが、1日目より時間が早かったためか無視はあまりいなかったので防虫ネットは直ぐ外しました。 ・軽アイゼンあるいはチェーンスパイクは自分は行きも帰りも使いませんでした。斜度も緩いので万が一滑っても危険はありません。 ・水場は今回の時点で、切合小屋は準備中の段階で、ホースを小屋用から外用に切り替えてもらって何とかチョロチョロ出て来る水を汲ませてもらいました。本山小屋は貯留した雨水を利用している状態で、本来の一ノ王子(テン場)の水場は準備されておらず、7月に向けて雪田を切って準備するそうです。 ・登山計画書は「コンパス〜山と自然ネットワーク〜」からネットで提出済み。 ・登山届ポストは確認していませんが、駐車場にある管理棟(民宿案内所の看板あり)にあると思います。 ・全般的に飯豊および朝日に関する登山者情報は以下URLの「飯豊朝日連峰の登山者情報」を事前に目を通しておくことを勧めます。 http://www.ic-net.or.jp/home/iide/ ※因みに直近の情報として梅花皮小屋の修繕について、7月後半は資材置場となる本棟1階が使えなくなり、8月1日〜31日は登山者の宿泊はできなくなるとのことです。 |
| その他周辺情報 | ◆山都温泉保養センター「いいでのゆ」TEL:0241-39-2360 営業:9時〜21時、定休日:第2火曜日、料金:500円(17時以降300円) |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
・飯豊山は過去何回か登っていますが、東側の切合小屋を経由したコースから登るのは初めてでした。数年前から計画を温めていましたがやっと実現できました。
・6月中旬は東北の山が一斉に初夏の花が咲き始めるので過去何度も1週間位かけて車で回りながら登って来ましたが、コロナ禍の3年間もあって東北の山は2018年6月以来でした。
・今回は飯豊が1泊2日、会津・三岩岳〜窓明山が日帰りとたったの3日間でしたが多くの花に出会え、天気にも恵まれて大収穫でした。本当は1週間位かけて北東北(特にムーミン谷の秋田駒)に行きたかったのですが計画を立てた1週間前の天気予報が6/17〜6/19の3日間の前後が雨マークで3日間で行ける山にしました。
・この時期の飯豊連峰は梶川尾根や丸森尾根から登下降する頼母木山から北股岳の稜線に何回が来ていてハクサンイチゲ以外にもヒメサユリが咲いている時があったので切合小屋ルートでヒメサユリが咲いていてラッキーでした。
・花を見ることが最大目的だったので、今回は以下35種類(あいうえお順)の花が見れて大満足です。ヤマレコには52枚の写真を掲載しました。
【樹木の花】7種類
ウラジロヨウラク、オオカメノキ、タニウツギ、タムシバ、ナナカマド、ムラサキヤシオ、ヤマツツジ
【草花】28種類
アカモノ、イワイチョウ、イワウメ、オオバキスミレ、オヤマノエンドウ、カタクリ、キジムシロ、キバナノコマノツメ、ギンリョウソウ、コイワカガミ(白と赤)、コバイケイソウ、コミヤマカタバミ、コミヤマハンショウヅル、シナノキンバイ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ、ツマトリソウ、ノウゴウイチゴ、ハクサンイチゲ、ハクサンチドリ、ヒナウスユキソウ、ヒメサユリ、マイヅルソウ、ミツバオウレン、ミネズオウ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマダイコンソウ
【訂正】当レコ上で「ミヤマキンポウゲ」と記していた花は幾つかのサイトで調べた結果、「シナノキンバイ」であろうと思うようになり、記述を修正しました。実際には花に光沢のあるミヤマキンポウゲも多く見かけて撮影しましたが、当レコに掲載したのは見栄えが良いシナノキンバイの方でした。
・次回来る時は大日岳にも登りたいので、1日目は切合小屋にテン泊し、2日目に大日岳を往復して御西小屋に泊まり、3日目に下山する行程が良いかなと考えています。
hina1048








いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する