高見石-白駒池-茶臼山(途中撤退)-天狗岳(雪山登り納め)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,425m
- 下り
- 1,425m
天候 | 一日目 晴れ 二日目 晴れ 稜線は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
金曜日に仕事を終了し、納会ではっちゃけつつも、18時以降はぴったりとお酒をやめ、酒抜きに終始。
二次会に誘われるも、「じゃ!」という感じで急いで帰宅し、就寝。
そして、次の日、今年の雪山登り納めに北八ヶ岳に行ってきました。
早くに到着したいが、そんな状態なので、到着は7時半すぎ。
そして、眠いので、仮眠。
その後、トイレを済まし、8時半頃出発。
今回は初日高見石周辺を散策。
二日目、天狗岳予定。
というわけで、渋の湯を出てすぐの分岐を高見石に進む。
その日はその前に歩いている人はいなさそうだが、道、トレースは明瞭。
また、急坂もほとんどなく、平坦な道をしばらく進む。
すると、開けた場所に出る。
賽の河原だ。
とはいえ、岩は雪にほぼ隠され、ゴツゴツ感はない。
遠方にはモンスターも見え、後ろを振り返れば青空と景色が広がる。
良い感じです。
スノーシューを持ってきているので、このあたりを歩き回ることも可能だが、先にまだまだ歩く箇所があるので、ここは自重。
賽の河原を過ぎると、再び樹林帯。
この樹林帯は高見石まで続く。
道は平坦だが、倒木が多く歩きにくい。
しばらく進むと、分岐に到着。
分岐を高見石に進むと、1,2分ほどで高見石小屋に到着。
本日の宿泊地である。
ここでチェックインを済まし、昼食。
そして、先へ進む。
先ずは白駒池へ。
小屋から見える白駒池への道を進む。
雪も深そうだし、白駒池、可能ならば歩きたいと思っているので、スノーシューを履いて進む。
しかし、近々で歩いたあとはないのだが、トレースは明瞭、しかし、細い。
というわけで歩きにくいことこの上ない。
それでも履いたので、そのまま進む。
歩きにくいのを難儀しながらしばらく下っていくと、白駒池に到着。
白駒池は白く雪に包まれている。
しかし、小屋の人曰く、
「スノーシューなら歩けると思うけど、保証しない」
とのことなので、安全第一。
ちょびっと脇を歩いて、終了。
そのまま、メルヘン街道を目指す。
メルヘン街道までは20分足らず。
樹林帯を進むという手もあったが、せっかくの通行禁止の道路を歩く機会。
なら歩くべきでしょう。
除雪されていない道路。
積雪はガードレールと同じ高さ。
トレースがないと、スノーシューやわかんがないときついね。
でも、トレースあるので、楽チン。
でも、スノーシューはいているので、トレース外しつつ、歩く。
再び20分ほど歩くと、麦草峠に到着。
現時点で13時。
ひだりにいけば高見石に戻れる。
右に行けば、茶臼山。
時間もあるし、茶臼山へ。
しかし、トレースもありそうだし、足重くなるだけなので、スノーシューをここでデポ。
そして、進む。
積雪はあるが、トレースばっちりなので、ここもスノーシュー不要。
今回、いらなかったね。。。
(と、この時点では思っていた。)
しかし、倒木が多く、また雪による登りにくさで予想よりも時間がかかる。
展望の良い箇所を過ぎ、急坂に差し掛かる時点で、既に2時前。
ちとまずいな。。。
というわけで、回れ右して、撤退をあっさり決める。
途中の展望の良い箇所で、エネルギー補給して、下に到着する頃には2時半。
ここから丸山を超えて、高見石を目指す。
スノーシューを回収し、ツボ足で登っていく。
アイゼンもスノーシューも不要だね。
しかし、先に進むにつれ、道が変わってきた。
そして、山頂手前500m程かな?
明らかに進むペースダウン。
理由は踏み抜き。
トレースはあるのだが、踏み固められておらず、腿まで埋まること多数。
体力もかなり削られる。
こんな時こそこれの登場。
スノーシュー。
超楽に進めるようになりました。。。
どんなところでもスノーシューやワカンは持っておくべきだね。
そして、無事山頂に到着し、高見石を目指し、何とか日の入り前に到着。
小屋に荷物を置いて、撮影へ。
ギリギリでした。
その後、小屋でビールで乾杯し、日本酒をぐびぐび飲みつつ、夕飯。
そして、夜景撮影後、星空観望会。
Vixenのフローライトとは珍しい。
興味本位から覗かしてもらった。
口径が小さいはちょっと残念だが、コントラストは良い感じでした。
その後、日本酒を飲みながら消灯前まで読書。
そして、就寝⇒爆睡。
二日目
4時に起床し、早朝撮影。
まだ薄明直前かな?
でも、街明かりが結構ある。
でも、撮影してみると、結構時間稼げるので、都市部とは違うね。
30分ほどで寒くなったので、戻って就寝。
そして、朝食。
朝食後、荷物をまとめて、日の出前に外に出て撮影準備。
でも、日が出てこない。
どうやら山の上から出てくるようだ。
周りの山々には日が当たり、モルゲン撮影完了。
というわけで、日の出は初日の出まで取っておくことにしよう。
荷物をまとめて、戻り、詰め込んで、出発。
今日は天狗だ。
中山までは上り。
でも、緩やかな登りなので、アイゼン不要。
緩やかな道を1時間弱歩くと、稜線に到着。
まだ樹林帯だが、風の音が強い。
風は強そうだ。
そこを少し進むと、展望の良い箇所に出る。
強風。
長居するには向かない。
でも、理由あってちょい長居。
そして、出発。
ここから中山まではすぐ。
というか、言われなければ素通りしてた。
中山の標識はその先の展望の良い箇所よりもちょい手前の樹林帯にひっそりとある。
ここで記念撮影後、後の天狗のためにアイゼン、ピッケル装着。
そして、軽くエネルギー補給。
出発後、左側が切れ落ちた道が結構ある。
そして、強風も崖側が風下。
というわけで気をつけなければ。
その辺を通過し、中山峠に到着。
ここからが本番。
ちょっと先へ進むと、非常に急坂な箇所が出てくる。
ここを登りきると、一時森林限界へ。
風はめちゃくちゃ強い。
思わずよろけるほど。
目出し帽は装備していないので、時折風下に顔を向けないと凍傷のリスクを否定できない。
風の影響を受けながら先へ進むと再び樹林帯へ。
風がなくなるだけでかなり暖かく感じる。
そして、再び森林限界へ。
ここから先は逃げ場所なし。
常に強風に煽られている状態。
時折、よろける程度の風もあります。
しかし、転んだら死ぬという箇所はほとんどないので、寒さ対策さえしっかりしていれば、あとは体力と筋力のみ。
何本もトレースがあるが、安全第一ならば、岩場へ続くトレースは無視して、その巻ルート使うべきかと。。。
そんな感じで、安全第一で進み、東天狗に到着。
ここは風が強い。
諸事情により、写真が取れず。
しかし、後ろには団体さんが。。。
帰りに取るべ。ということで先に西天狗へ。
東天狗を一気に下り、西天狗の登り。
このあたりから西天狗までは風がほとんどなく、暖かい。
しかし、急坂なので、体力を消耗します。
でも、それほど標高差があるわけではないので、すぐに到着。
ここで、記念撮影&周りの景色を撮影して、すぐに往路を引き返す。
そして、再び東天狗へ。
こののぼりキツっ。
おまけに強風の影響が馬鹿にならない。
エネルギー補給をほとんどしていないためかほぼエネルギー切れの状態で2度目の東天狗に到着。
ここで記念撮影。
こんな寒いところに長居できるわけないので、すぐに下山開始。
下山は早い。
一気に下って、中山峠へ。
そこを左折し、黒百合ヒュッテに到着。
ここで昼食を済まし、あとは一気に渋の湯まで下山。
帰路に着いた。
夕焼けきれいですし、また、朝方の空の様子いいですね。
No.27 南の空にカラス座が昇っています。
No.28 西の空には冬の星座である双子座とぎょしゃ座が沈もうとしています。
これからまだ寒くなる中、朝方は春の星座がのぼり、冬の星座が沈んでいくんですね。
(Yontousankakuten)
返信が遅れて申し訳ない。
せっかく泊まったからには朝夕夜は撮影するわけで。
そうですね。
この時期は明るい星も多くなりますし、可能であれば、星座もなるべく入るように撮影しています。
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