寒風〜大谷山〜寒風〜赤坂山×2〜明王のゲーハーのコル〜赤坂山


- GPS
- 06:50
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 1,149m
コースタイム
天候 | 曇り時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 付帯する温泉あります。スキー客で混んでるのが難点ですが・・・水着で屋外ジャグジーにトライしてもいいでしょう。 |
写真
感想
お正月休みの最終日はガッツリとマキノスキー場をベースに周回してきました。
まずは寒風方面から登り始めます。山スキー2名分のトレースがありましたが、樹林帯の途中まででトレースは終わっており、寒風までではありませんでした。
あまり人のトレースをあてにしないのですが、今回は雪もある程度締まっており特にラッセルということはなかったです。ただ、スキーシールと雪の食いつきがあまりよくない雪質だったのと、薮地獄に悩まされて登りはテンション下降気味でした。
テンションが上がらないまま寒風に近づくと視界が少し晴れて青空も見えてきましたので、一気にテンション回復、予定通り大谷山に寄ることにしました。
寒風から大谷山へのルートの斜面はとても素晴らしい大斜面なのですが、視界が悪く慎重な滑りに終始しました。うーん勿体無い。
当然というべきか、トレースはまったくありません。貸し切りで楽しむことができます。
大谷山からの滑降は雪が少なめでしたが、まあ及第点でしょう。
そしてまた寒風方面に登り返し、もしかして寒風には誰かいるかな?と思いましたが無人でした。ラララ無心君、いや・・・あれは無人君でしたね。
寒風から赤坂山の稜線は、寒風→赤坂山の方がスキー滑降を楽しめます。シールの貼り剥がしは何回かやる必要がありますが、許容範囲でしょう。
逆ルートの場合はほとんどシールでの登りで滑れる斜面はあまりないので、山スキーヤーにはおすすめしません。
さて栗柄越が近づくと、スノーシューを履いた登山者がたくさん登ってこられるのを見つけることができます。マキノスキー場からの王道コースですね。
栗柄越へはシールのまま滑り、そのまま赤坂山を目指します。時間的にはちょっと無心になっていればすぐにピークに立つことができます。
(ちなみに、先ほどの無心君の無心はお金を要求する方の無心で、こちらの無心は全ての雑念を捨て去る方の無心です・・・)
さて赤坂山からこのまま下山するか、まだちょっと時間もあるし、もう一本栗柄越まで滑って登り返すことにしました。今日は東側の雪庇も小さく、ドロップインしても全然大丈夫だったので、登山者を尻目にピューっと滑り下ります。
栗柄越までは一瞬なので、またシールを貼って登り返しますが、またすぐに着いてしまいます。さてまだ時間もあるし、ということで今度は明王のゲーハー、いや明王の禿方面に向かって滑ることにします。
ここの斜面もいい雪で滑りやすかったです。コルまで行って、またシールを貼って明王の禿まで行こうかと思いましたが、薮だらけなので登るのは少しだけにしてまた赤坂山まで登り返します。こっちからの登り返しの方が登りごたえがあります。
さて3回目の赤坂山は風除けに東側の斜面でお昼をされている方々を除いて誰もいませんでしたので、またシールを剥がしていよいよ下山することにします。
栗柄越までは楽しい滑り、鉄塔まで少し登り返しがあるのはそのままシールなしで登り、そのまま尾根沿いに滑ります。
だんだん薮が濃くなってくるので、ルート選択が難しいです。踏み跡は無数にあるので、トレースの上に乗ってスピードを出すことができるのは便利です。
さて本当に薮が濃く、相当緻密なスキーコントロールをしないと薮に引っかかって転倒してしまいます。足にも力が入るのでこまめに休むのですが、それでもまた汗だくになります。もう後は勢いで何とかゲレンデ上部にたどり着けばもう終わったも同然、ガーっと雪遊びに勤しむスキー客を尻目に一気に駐車場まで滑り降りました。
薮を滑るとスキーコントロールの訓練にはぴったりで、最近薮滑りの苦痛が少し減ったような気がします(笑)
しかし薮を滑っているときはまるで違うスポーツをやっているような感覚に襲われます・・・山スキーではなく、薮スキーって呼ぶのでしょうねきっと。いつかそういうジャンルの競技会とか開催されたりして(笑)
さて今日で今シーズン11回目の山スキーとなりました。来週末の三連休は山岳会の八方尾根スキーツアーで、私が唯一リフトに乗る貴重な機会となります。うーん、本当に1年ぶりのリフトですよ。大丈夫かなぁ(笑)
そういやマキノスキー場駐車場の一番ゲレンデに近い私の定位置(笑)に、1m近く雪が堆積した車が停まってました。この一帯で連泊する山ヤさんもいないでしょうし、遭難されてなければいいのですが・・・
初めてコメントします。
最近、momochannさんのレコを参考にさせて頂いてます。
このコース、少しツアーぽい感じがして一度行ってみたいと思ってます。
標高は低いので雪質は期待してないけれど、ヤブの少ない真っ白稜線に
惹かれてます。
これからもよろしくお願いしま〜す。
tekapoさん、コメントありがとうございます。
赤坂山界隈であれば、このルートがオススメですよ。欠点は麓に近いところの薮ですが、ほどよいアップダウンと斜面を楽しめると思います。
プロフィールを拝見させていただきました。北陸なら小原集落から大舟山、赤兎山というルートをオススメしておきます。私の中でもベストオブベストです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-416194.html
雪質と天候に恵まれたこともありますが、大舟山から赤兎山の稜線歩き&滑りは秀逸です。もちろん誰かに遭遇する可能性も極めて低いので、貸切の独占欲を満たせてくれるでしょう
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