山オンナが行く 青い空 白い雪 赤岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,417m
- 下り
- 1,405m
コースタイム
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ワタシはFFスタッドレス ゆーーーーっくり行った。 駐車料金500円でコーヒーサービス付き 小淵沢ICからアクセス 路面凍結・美濃戸近くには積雪 ※赤岳山荘まであがっていく車は何台もカーブの登りでスリップしてました。 |
その他周辺情報 | 温泉:道の駅こぶちさわの横にある「延命の湯」 |
写真
感想
ワタシには一つだけ大嫌いな山があった。雪の赤岳。
去年登った時には、うまく歩けないわ、天気悪は悪いわ、楽しくないわ、
挙句の果てに顔面には凍傷。。。 ココロが完全にやられてしまった。
大嫌いな赤岳 ワタシは本当に赤岳が嫌いなのか?
もう一度登って確かめてみたかった。 お正月は悪天候のため撤退。
24日の好天予報。赤岳がカモンカモンしているような気がした。
正直。。。単独は不安が大きい。
考えてみたら、過去にもちょっと難しくて どうしても行きたい山には
ひとりでも行ってきた。もちろんリスクは承知。
ひとりであるがゆえ集中できるはずだ。 ついに決行。
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八ヶ岳山荘へ車を走らせる。なれない雪道にガッチガチになりながら到着。
ヘッドライトを照らし林道を進んでいく。
林道を登っていく車をうらやましく思い、せっせと歩く。
美濃戸山荘でチェーンスパイクを装着し、南沢を行く。
あんまり飛ばすな。 本丸はまだまだ遠い。
繊細なレースのような山並みが見えてきた。美しく近寄りがたい
行者小屋では多くの人が準備をしていた。
ワタシもアイゼンやヘルメットを装着し準備をはじめたが
まだ日が入らない小屋の前はとても寒く、体が冷えてしまった。。。
手が冷たくなり 再び活動を始めると血行が良くなり ジンジン痛い。
どうにも末端が弱く、気を付けなければいけない。
地蔵尾根を登っていく 暖かな光が差し込んだときは嬉しかった。
急稜な階段が現れる 気を引き締めジリジリ登っていく。
振り返るとその高度感に驚き 帰りがとても心配になった。
ナイフリッジはたった数メートルだが、緊張した。
その先に待っていてくれたお地蔵様に会えた時は泣きそうになった。
が。。。泣いたらいかん。顔が凍傷になるじゃないか!と冷静になる(笑)
赤岳の立派な山容 湧き上がる雪煙 圧倒される。
そして峰富士子の姿。ワタシは彼女を眺めるのが好きで
よく山から熱い視線を送るのだが 逆を言えば彼女からもワタシが見えているはず。
こんなところから彼女と目が合うとは思ってもみなかったな。
本丸赤岳にじわりじわりと近づく。山頂近くは風があったが、
去年のことを思えば 苦痛にも感じなかった。
ついに雪の赤岳山頂に到着!
ワタシは山頂に着いたら泣くんじゃないかって思っていたけど
実際はうれしくてただ笑っているだけだった。
居合わせた方に とても素敵な写真を撮っていただいた。
撮ってくださった方の写真も。と思ったけどカメラがスマホ。
ワタシはとても素手になることができず、本当に申し訳ないけどお断りした。
しばし素晴らしい大展望を満喫。ワタシは雪の赤岳が嫌いだったんじゃない。
大嫌いなのは、できの悪い自分 楽しめない自分だ。
赤岳のせいにしてごめん。
そしてこんな素晴らしい日に登頂というプレゼントをありがとう。
下山はちょっと気が重かった。
ピッケルの使い方、アイゼン片利き、重心の移動に注意して
慎重に下っていった。思っていたより高度感を感じることなく樹林帯へ。
ようやくホッとしてまたニヤニヤ笑みがこぼれる。
行者小屋は朝と違ってとても暖かく、ゆっくり休憩した。
冬限定赤岳バッジが欲しかったが、行者小屋には置いていないそうだ。
そのうち赤岳鉱泉に買いに行こうかな〜
南沢から下山 覚えたてのグリセード的な怪しいやつをまじえながら
そそくさと下山。最後はヨロヨロで失速したが、兎に角充実したいい一日だった。
赤岳が大嫌い? それはもう過去の話 大好きな山に変更だ。
comちゃん、おはようございます
真冬の赤岳見事に登頂ですね
この時期の森林限界を超えた山って行ける山は限られていますが、(一部の方を除き一般的にはですが...)その中でも赤岳を始め八ヶ岳は本当に良いエリアですね
しかし、気軽に入れるからといって気象条件が良くなるわけでもありませんし、八ヶ岳の風の強さは一級品です
あの寒風にやられたらイヤになる気持ちも分かります
しかし今回は見事にリベンジ成功ですね
僕にも経験がありますが、嫌なイメージから良いイメージに変わる山って特別な山になりますね
kaikaireiさん。
こんばんは! ありがとうございます。
いつか登らねばと思っていたところでこの好天
ワタシは荒天では基本ダメな人間
天気が良かったからこそ登れた
本当に素晴らしい山 素晴らしい景色に 感動しました!
苦労したほうが思い出深く、特別な山になります。
今回の赤岳も例にもれず
赤岳の山頂でお会いしてますねー
(たぶん数秒ですがww)
この日は天気が良くて最高でしたね
地蔵尾根で上島さんにならないでよかったですねww
お疲れさまでした
yama_poundさん
こんばんは!
赤岳の山頂でお会いしてますね〜
yama_poundさんのレコで自分の後姿を見れて嬉しかったです
お天気よく辛いのぼりの後のあの大展望は
何にも代えがたいご褒美でした
あの地蔵の核心部はホント真面目にやらなきゃいけないのに
どうしてくだらないことが頭に浮かぶのかと 悲しくなります(笑)
それだけリラックスできてたってことかなぁ!
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