武蔵五日市駅から金毘羅尾根を経て御岳山


- GPS
- 07:11
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,902m
- 下り
- 1,717m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
放置している山行記録をちょっとずつ消化しよう。
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いつも山友に連れられて行ってばかりでしたが、こいつは初めてソロで計画を立てて、
ソロで登ってきた記録です。
初のソロ登山ということで、あんまりきつくなくて、他の人が多そうで、道迷いしなさそうで、
といったあたりを考慮した結果、金毘羅尾根から御岳山に向かい、つるつる温泉ゴールで設定。
…にしても、なんかえらい水平距離とアップダウン距離が大きめに記録されている。
多分、実際には水平は 15km 程度、登りは 1,300m 程度、下りは 1,000m 程度のはず。
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【武蔵五日市駅〜南沢山】
今回はバスを使わず、駅から直接アクティビティをスタート。
なので、最初は武蔵五日市駅付近の住宅街を歩きます。
1km ちょいも進むと、ようやく道は登山道になります。
基本的にここからのルートは展望はほぼゼロで、森の中を歩いていくことになります。
ですがこちらは有名なコースだけあって、道の整備はバッチリ。
危険に思う個所も、これやばいきっつい、みたいな個所もなく、安定したペースで標高を稼いでいけます。
【南沢山〜麻生山】
このあたりから斜度はさらに緩まり、ほとんど登っている感がないような個所もちらほら出てきます。
要するに足に優しく楽しい稜線渡りです。初心者に優しい!
そうして到着した麻生山。
地味に、私が今まで登った山の中で、五指に入るほどトップクラスに好きな山だったりします。
山頂の一部のみ木々が途切れているおかげで展望があるのですが、景色が素敵な多層構造になってます。
まず一番手前は草が風に凪いでおり、その間を蜻蛉が軽快なダンスを刻む様が見えます。
次に金毘羅尾根を構成する山々が織りなす緑のベルトが広がります。
そしてその奥からは青梅付近の市街地が見えだすと、そこからはどこまでも続く日本最大の人口稠密地、関東平野を眼下に望めます。
最後に、最も遠望には大都会東京の摩天楼が視界を収めることになります。
加えてこの日は、絶妙なそよ風が眼下から肌を撫ぜてくれるという至れり尽くせりっぷり。
あまりの心地よさに、しばらくここで景色に見とれていました。
【麻生山〜御岳山】
ここからはゴールに向けてラストスパート。
ちょろっと下った後は、途中の日の出山に向けてガツンと高度を上げていきます。
そんな日の出山は、そこそこに広い空間のある山頂なので、一息つくのによい山です。
そこを抜けたら御岳山はもう目と鼻の先。
そして高度に開発されている御岳山だけあって、この道は途中から軽自動車が通行可能なほどに整備されています。
そんなお土産屋やお食事処が並ぶ参道のようなエリアを抜け、長めの階段を上っていくと、いよいよ御嶽神社とご対面!
ここまで安全に登れたことに感謝しつつ、下山しきるまでの安全をお祈り。
【御岳山〜日の出山】
ここからはひたすら下るのみ…
のはずが、なぜか一度登頂した日の出山に対し、巻道を選ばずに再登頂するルートを選択。なぜ。
そのおかげで体力を余分に消耗した結果、日の出ハイキングコースの終盤にはすでに足腰ヘロヘロになってしまい…
つるつる温泉までの最後のアスファルト道は、ストックをつきながらの超低速歩行をする羽目に。
とうわけで、らくルートで適当にポチポチするのは良くない、という学びを得ることができました。
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今回はとにかく、麻生山が強く印象に残ったハイクでした。
ここには、また違う季節に行きたいもんです。
生きた樹の幹に山頂板をネジで直留めはちょっとモヤりますね。
モヤといえば、その次の麻生山山頂からのパノラマ、私も空気がピーカンに澄んでいるときよりも、このようにモヤがうっすらかかったときのほうが、幾重ものグラデーションが出現して手前から奥への立体感が生まれるので好きだったりします。
水平距離とアップダウン距離が大きめに記録されている件、当時、ヤマレコにせよスーパー地形にせよ、GPSログを記録するアプリの記録間隔を短く(=高頻度に)設定してあった可能性はないでしょうか。前後左右上下のブレが大きく記録されてしまう場合は、記録間隔を長く(=低頻度に)設定することで、おそらくある程度回避できるのでは、と思います(ただし、つづら折れの道を歩いた場合に直線的に拾われてしまうデメリットが生じますが)。
こんばんわ。
登山を始めた直後は、まさかこんなにもハマるとは思っていなかったので、GPS ログだけ取ってそのままほっといてしまっていました。
筆不精なもので、なかなか手を付けられていなかったのですが、一念発起して記憶が残っている間に少しずつ進め始めた次第です。
地元自治体の許可の有無はわかりませんし、その上で勝手看板をつけるなとは言いませんが…
紐で巻いたり、立て看板にするなど、生き物に対して負荷を最小限にする形でやってほしいものです。
グラデーション感、わかります。
クリアな空の下で撮る強いコントラストの景色もよいものですが、こういった空気も違う表情を楽しめますからね。
記録間隔のアドバイス、ありがとうございます。
基本的にはデフォルト設定からは変えていなかったのですが、こういった誤差は記録を始めた初期の頃に集中していました。
その後、初期に使っていた携帯電話が壊れて買い替えてからは、幸いながらそういった問題は(ほぼ)見られなくなっています。
万が一似たような事象が再発した際は、この設定部分をチェックしてみることにします。
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