日帰で蛭ヶ岳にいきたくて・・・鍋割山-蛭が岳-檜洞丸、そして深夜下山


- GPS
- 16:23
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,704m
- 下り
- 2,575m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・寄大橋のゲートすぐのところにある管理棟に、登山ポストがあります。 ・今回は2009年04月18日と同様に作業用経路を用いて鍋割山へ向かったのですが違う入口から入りました。作業用経路がたくさん作られているのですが目指すべき尾根を外さないように歩けば、しっかりした道が一般登山道まで導いてくれます。 ・鍋割山から北尾根のルートも2009年04月18日と同様です。 ・熊木沢出合までの林道は、相変わらず落石跡がありますが、以前ほどひどくないような気がしました。 ・熊木沢出合からの取り付き点は、標識が古く、見落としそうですが、地図を見ながら、「このへんにあるはずだ」と観察しながら行けば見つかります。 ・ここまでの道では、ほとんど雪はないのですが、高度を上げるに従い雪が出てきます。 ・棚沢の頭のあたりは、このコースのハイライトの一つでしょう。 ・蛭ヶ岳へ向かう道では、さらに雪深くなり、足をとられてかなり歩きにくい状態でした。これが原因(の一つ)で、今回の山行は大変なことに! ・雪は、檜洞丸からの下りまで続きます。 ・雪がなければ危険なところはないコースなのですが、雪歩きがこれほどまでに体力を奪うとは予想外でした。 ・西丹沢のバス停に着いたのは、23:30! もちろん誰もいません。タクシー呼んだとしても電車も無いだろうと思い、野宿することに。翌日7:10のバスで帰りました。 |
写真
感想
・反省してます。「やっちまった感」満載です。
・長い距離を歩きたくて、日帰りで蛭ヶ岳へ行く計画を立てましたが、無謀でした。蛭ヶ岳付近の雪があんなに残っているのも想定外でした。
・行きの電車バスから失敗が。御殿場線下車からバス発車までが2,3分しかなくて、乗り継ぎできず、タクシーを使うはめに。でも、そのおかげでバス停-寄大橋を省略できました。
・前半は、以前使ったコースなので、ここで時間節約できるかと読んでいたのですが、それほどの節約はできませんでした。
・熊木沢出合からが本番。とても良いところですが、雪が多くなってきます。2名ほどの踏み跡があるので多少楽なのですが、それでもズボズボもぐります。ペース大幅ダウン。体力大幅低下。
・蛭ヶ岳で飲み物でも買おうと思っていたのですが、誰もいません。がっくり。いつもより多量に水を飲んでいるようで、1Lの水筒が空に。しかたなく、ポット(0.5L)のお湯と雪で、1Lの水を作成。なんとか最後まで持ちました。
・蛭ヶ岳の山頂で4名の外人さんに会いました。蛭ヶ岳山荘に泊まるようでした。それが普通ですね。この時点ですでに15時。急げば、最終バスに間に合うつもりだったのですが、どこかで計算を(大きく)間違えていたようです。
・雪があって助かったのは、踏み跡が明確だったことです。夜になってしまったので、道を間違えたら相当まずいことになってしまいますので。
・臼ヶ岳で夕日を見て、檜洞丸ではすっかり夜に。外のテーブルに横たわり星を見ていたら、わずかの時間ですが眠ってしまいました。緊張感ないっすね。
・ヘッデンつけて下りです。ここからは、以前登りで使った道で気持ちにも余裕がありました。もう時間はどうでも良くなってます。・この下りでも雪がけっこうあります。雪・疲労・夜という条件が重なり、さらにペースが落ちてきます。
・バス停に着いたのは、23:30。キャンプ施設にも自然教室にもだれもいません。
・一番うれしかったのは、自動販売機。抱擁したくなりました。
・携帯が通じないのですが、自然教室に公衆電話があり、それで自宅に連絡。なにやってんだかって感じの反応でした。
・その後、寝る場所を物色。バス停裏に落ち葉が重なり平らなところがあったので、そこで野宿。
・もってるもの全て着て、シートにくるまって寝ました。寒かった。
・朝7:10のバスを待っていると、車でやってきて6:30ごろから歩く人を見かけました。ボビーも7時前に車でやってきました。といっても運転はボビーじゃないと思います。いくら賢いといっても車の運転は無理でしょう。
・バスの中で爆睡。他のお客さんに終点で起こしてもらっちゃいました。
・結論:このコースは日帰りは無理です。累積標高(上り)を確認したら 4644m!。富士山をはるかに凌ぐ標高でした。せめて雪の無い季節にいましょう。
それでは、おやすみなさい。
ストーブは、水無くなった時の必需品ですか!
まさにサバイバル感満載ですね!
寒かったでしょ・・・・。
兎に角無事お戻りでよかったです!
今回は体力使いそうだったので荷物を軽量化していったのが間違いでした。
これからは、ツェルトとシュラフカバーくらいは持っていこうとおもいます。
もう、こんな計画は立てませんが、いろいろ改善点が見えてよかったと考えています。(前向きなふり
Y-U1さん、こんばんは。
15時に蛭ヶ岳。私だったら山荘に泊まりますよ。
蛭ヶ岳と檜洞丸の間の丹沢主脈はアップダウンもあってきつい道と聞きます。
(私はまだ歩いたことがありません)
残雪の季節、日が暮れることが分かっていて進むなんて…すごすぎです
無事に戻られて何より。
ご家族も心配されたのではないでしょうか。
荷物の軽量化の判断は難しいところだと思います。
私は臆病なのでついつい色々詰め込んで重くなってしまいます。
melonpanさん、コメントありがとうございます。
家族は、心配してたのか、よくわかりません。
ばかだなあ、と思ってるみたいです。そのとおりですが。
予定外の状況になったときって、判断が難しいですよね。今回は、トレースがあったことと、1年以内に歩いていてそれほど危険箇所が無いとこが分かっていたので、下山を選択しました。
なので、不安や恐怖感は全くありませんでした。
melonpanさんやUlmatsuさんのように積極的に夜歩きをしようとは思ってないんですが・・・
うちは初めての丹沢で神ノ川〜袖平〜姫次〜蛭〜檜
〜矢駄尾根〜神ノ川と歩いて夜に到着しました。
何か仲間がいて嬉しいですね(笑)
無事下山何よりでした。またビバーク?野宿も何事
もなくよかったですね!ぜひまた丹沢を楽しんで下
さい。
Ten-Tenさん
コメントありがとうございます。
はじめての丹沢で夜到着とは、ツワモノですね。
神ノ川起点ということは、車でしょうか。
私は公共交通機関派(といういう派閥があるかどうか知りませんが)なので、下山が遅れたら、今回のようにビバークです。
ビバークの経験はあったのですが、単独かつ予定外のビバークは初めてだったことに、あとで気づきました。
寒さに堪えられれば、ビバーク自体には危険なことも無いので、星空見ながらけっこう楽しめます。
Y-U1さん、こんばんは。
まあ自分も夜の9時頃から歩き始める事も有るので人の事は言えませんが、蛭ヶ岳山荘にあの時間に着いて先に進むのは凄いですね
もしやってしまったらどうしたかを考えてみたんですが、用意が無かったならきっと寒くてあまり眠れないでしょうから、谷峨駅まで歩いたでしょうね。あの駅は中に入れるからベンチで少し寝られるかなと。。。
まあなんにしても夜歩くなら、時間をシフトして出発を夜にすべきですね。最終便で寄に行き、そこから歩き始めです。こちらの方がずっと安全ですので
Futaroさん、こんにちは。
さすがのFutaroさんからも、あきれられましたか。
私はいつもFutaroさんのレポにあきれてますが
このレポ、もう2年も前になるんですね。懐かしいです。最近はおとなしくしてるんですが、そろそろ丹沢再開しようと準備中です。
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