御在所岳(三交湯の山温泉バス停〜御在所ロープウェイ山上公園)

masamin
その他1人 - GPS
- 05:42
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,163m
- 下り
- 329m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 5:32
| 天候 | 曇り時々晴れ(登り始めは小雨、山頂は時々雪) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り 御在所岳ロープウェイ山上広場-湯の山温泉(バスに乗換え)-アクアイグニス-(徒歩)-近鉄湯の山温泉駅17:20-(四日市駅で乗換え)-近鉄鶴橋駅7:49 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 裏道登山口にありました コース状況 裏道コースは迂回路が多く、迷いやすいです。 雪の影響で枝が低いため、ザックに引っ掛けてしまいますので斜面などでは転落に注意が必要です。 |
| その他周辺情報 | 温泉 片岡温泉に立ち寄りました(アクアイグニス敷地内) トイレ 湯の山温泉街 藤内小屋 山上広場 飲食店 湯の山温泉街 藤内小屋 山上広場 |
写真
感想
北側の天気が思わしくなく、平日の南方面の雪山で公共交通機関で行けるということで、三重県の御在所岳へ行きました。
大阪鶴橋駅から近鉄特急に乗り、四日市駅で乗換え、約2時間30分で湯の山温泉駅に着きます。
駅からバスを10分乗り、三交湯の山温泉バス停から歩き始めます。
歩き始めてすぐに空模様が怪しくなり、時雨れてきます。
少し歩き、山の中に入ると気にならなくなり、その後雨は止みました。
この日は裏登山道を歩きました。
ロープウェイの下をくぐり、山道を歩き、蒼滝茶屋跡を越えます。
渓流沿いに出たあとは、沢に沿って登って行きます。
雪があったりなかったりの道が続きます。
途中、迂回路がいくつかあり、雪がなくなるとトレースがないため、道がわからなくなります。
少し迷いながら、日向小屋の看板に出ました。
ここでも迂回路があり、ちかみちと書かれている側へ行ってみましたが、日向小屋から先が不安になり、迂回路に戻りました。
その後は沢をまたぎながら徐々に標高を上げて行きます。
雪の量が増えてきて、登山道はほぼ雪が着いた状態になってきます。
中道との分岐を過ぎ、しばらく歩くと藤内小屋が見えてきます。
藤内小屋を過ぎ、ガレ場に雪がついており、藤内小屋手前から歩きづらくなってきていたため、アイゼンを装着します。
兎の耳という鎖場を抜けると徐々に左側に藤内壁の視界が広がってきます。
藤内壁出合の看板あたりが裏登山道五合目です。
看板を過ぎて歩いていると、「カン、カン」という音が聞こえてきました。
自分たち以外に人の姿はなく、周囲を見てみると、氷の壁に人の姿が見えました。
壁を登るクライマーの姿を見ながら歩を進めて行きます。
雪が増え、木々が低くなり、ザックが木にひっかかりそうになりながら迂回路を越えると、登山道の傾斜がきつくなってきたので、ポールをピッケルに変えました。
ピッケルの扱い方は初心者状態ですが、ポールに比べると断然歩きやすくなりました。
沢の中心に出て、雪渓を歩く感覚で進み、遠かった国見峠が徐々に近づいてきます。
天気はすっかり良くなり、太陽の光で雪が輝いています。
国見峠に出るとそれまでなかった風が吹いていました。
御在所岳方面に進路を変えて進みます。
国見峠からも木々が低く、体を屈めながら縫って歩き、ようやく遊歩道に到着です。
平日のため、登山道ですれ違ったのは4名のみでした。
山上広場に出ると、平日にも関わらずたくさんの観光客がいました。
すでに13時を過ぎていましたが下りの足も確保できているので頂上に向かいます。
頂上までの遊歩道は左側が開けており、鎌ヶ岳方面が見えます。
最後の斜面を登ると、御在所岳山頂に到着します。
一等三角点とは別のピークまで歩き、少し撮影をしました。
北側はあいにくの天気で視界は悪かったですが、鈴鹿の山々の雰囲気を始めて味わうことができました。
関西の山とは違う感覚でした。
帰りはリフトを使って一気にレストランアゼリアまで下りました。
このころ外は吹雪となりました。
アゼリアで遅い昼食をとり、この日助けてくれた装備を片付けます。
帰りは、リフトとロープウェイを乗り継ぎ、3時間半かけて登ってきた山を15分ほどで一気に下りました。
バス停に着くと丁度バスがとまっており、終点のアクアイグニスまで乗りました。
アクアイグニス敷地内に、片岡温泉という日帰り温泉があります。
残念なことに最終バスに間に合わず、駅までは徒歩8分の道のりを歩きました。
最後は近鉄電車を乗り継ぎ、大阪には20時頃戻ってきました。
初めての御在所岳でしたが、ルートがたくさんあるので、次は別ルートも歩きたいです。
御在所岳といえば岩場をイメージしますが、今回は雪もあり、歩いたルートは岩場のイメージは少なかったです。
目の前に見えた藤内壁や、その稜線は岩場で構成されていて、それを見ているだけでも楽しかったです。
雪山装備もしっかり整えて行ったことで、それらを使って歩く練習もできました。
天気が心配されましたが、山頂からの展望もまずまずあり、歩いている間は風も少なく暖かかったです。
そのため、霧氷は全くありませんでした。
交通の補足ですが、近鉄が発行している「御在所探勝きっぷ」というものがあります。
ただし、ロープウェイが片道だと金額はほとんど変わらないです。









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