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Yamareco

記録ID: 5921738
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

Complete美ヶ原高原ロングトレイル&線つなぎ(ブナの木権現・鉢伏山・前二ツ山)

2023年09月17日(日) [日帰り]
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Jinbei その他1人
GPS
06:49
距離
15.9km
登り
1,159m
下り
1,157m

コースタイム

日帰り
山行
6:32
休憩
0:17
合計
6:49
距離 15.9km 登り 1,159m 下り 1,157m
5:03
101
牛伏川いこいの広場駐車場
6:44
6:48
7
6:55
6:56
43
7:39
7:46
4
7:50
18
8:08
8:11
49
9:00
9:02
58
10:00
40
10:40
6
10:46
66
11:52
牛伏川いこいの広場駐車場
天候 ガスのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●牛伏川いこいの広場駐車場
・前日19:00頃到着時駐車車輛3台程度(登山ではなくBBQの人たちらしい)
・下山時12時前には6台程度
https://tozanguchi-p.com/post-7876/
●トイレ
・駐車場内にあるのですが、今回は「故障中使用禁止」になっていました。
・駐車場から鉢伏山方面へ少し歩いたところにもトイレがあります。
・鉢伏山荘にもトイレあり
コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト:なし

●駐車場〜ブナの木権現
・途中「フランス式階段工」という砂防施設を見ながら歩けます。明治時代に作られた堰堤施設など見所もあり。
・「地獄谷」付近は岩や木がジメジメと湿っていて急斜面かつ滑り易く要注意です。
●ブナの木権現〜鉢伏山
・林の中を歩く登山道と車道がほぼ並走しています。今回は車も少なかったので車道のアスファルト道を歩きました。
●鉢伏山〜前二ツ山
・アップダウンはありますが歩きやすい道が続きます。危険個所も特になし。

*今回往路は地獄谷上部の樹林帯から鉢伏山・前二ツ山まで、登山道・アスファルト道を問わず、「白ヤスデ」の大量発生で不気味な状態に・・・。
その他周辺情報 ●下山後の食事&甘味
駒ケ岳SAレストランのソースかつ丼となめこそばのセット
(ここのソースかつ丼タレの味が好みです)
●駒ケ岳SAの栗ソフト
ほんのりマロン味が秋の味覚
美ヶ原高原ロングトレイル9座も残り1座。以前、三峰山〜前二ツ山を歩いたので、今日、前二ツ山まで歩けば、八ヶ岳南部から線がつながるのでなんとかつなげたいところ。
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美ヶ原高原ロングトレイル9座も残り1座。以前、三峰山〜前二ツ山を歩いたので、今日、前二ツ山まで歩けば、八ヶ岳南部から線がつながるのでなんとかつなげたいところ。
駐車場のお手洗いは南京錠がかかり、使用禁止でした。鉢伏山の山荘のお手洗いまでおあずけです。
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駐車場のお手洗いは南京錠がかかり、使用禁止でした。鉢伏山の山荘のお手洗いまでおあずけです。
このあたり一帯は携帯電波は入らないと案内掲示がありました。たしかに電波は入りませんでした。
このあたり一帯は携帯電波は入らないと案内掲示がありました。たしかに電波は入りませんでした。
まずはフランス式階段工の堰堤横を登っていきます。
まずはフランス式階段工の堰堤横を登っていきます。
キツリフネ
ミゾソバ
ウバユリ
シシウド
サラシナショウマ
サラシナショウマ
板の橋を渡ります。
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板の橋を渡ります。
まだ薄暗い森の中を進みます。
まだ薄暗い森の中を進みます。
丸太をまとめた橋が多いのですが苔で滑りやすいです。
丸太をまとめた橋が多いのですが苔で滑りやすいです。
堰が何段にも繰り返されます。
堰が何段にも繰り返されます。
明治時代からというのが歴史を感じます。内務省の管轄だったのですね。
明治時代からというのが歴史を感じます。内務省の管轄だったのですね。
美ヶ原高原ロングトレイルのスタートです。
美ヶ原高原ロングトレイルのスタートです。
見る分には美しい苔の橋。渡るには険しい苔の橋。
見る分には美しい苔の橋。渡るには険しい苔の橋。
ツチガエルさんでてきました!カエルは無事にカエルことができる象徴です!
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ツチガエルさんでてきました!カエルは無事にカエルことができる象徴です!
トリカブトが多くあります。
トリカブトが多くあります。
ここから急な階段が続くのですが、たぶんこの辺り一帯が地獄谷なのかなと。
ここから急な階段が続くのですが、たぶんこの辺り一帯が地獄谷なのかなと。
ずっと続く急な階段。シマリスに2回遭遇しましたが、警戒心が強くすばしっこくて撮影はできませんでした。
ずっと続く急な階段。シマリスに2回遭遇しましたが、警戒心が強くすばしっこくて撮影はできませんでした。
キシャヤスデ(白いヤスデ)が増えてきました。
キシャヤスデ(白いヤスデ)が増えてきました。
お日様のあたるトリカブト
お日様のあたるトリカブト
ロープの急斜面
ブナノキ権現に到着!これで美ヶ原高原ロングトレイル9座達成です!
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ブナノキ権現に到着!これで美ヶ原高原ロングトレイル9座達成です!
キシャヤスデがどんどん増えてきました。
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キシャヤスデがどんどん増えてきました。
キシャヤスデがあまりに多いので、車道に合流したところから車道を歩くことにしました。でもアスファルトの上にも大量にいました。こころなしかどんどん増えていくような。。
キシャヤスデがあまりに多いので、車道に合流したところから車道を歩くことにしました。でもアスファルトの上にも大量にいました。こころなしかどんどん増えていくような。。
ヤマラッキョウ
ノコンギク
鉢伏山荘に着きました!ここで入山料一人300円を管理人の方にお支払いしました。
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鉢伏山荘に着きました!ここで入山料一人300円を管理人の方にお支払いしました。
登山口駐車場のお手洗いが使用禁止とされていたので、ここでやっとお手洗いです。使用料200円です。
登山口駐車場のお手洗いが使用禁止とされていたので、ここでやっとお手洗いです。使用料200円です。
お手洗いの床は全面こんな感じです。山荘の方にお聞きしたら、7年周期でキシャヤスデは大量発生するらしいのですが、去年も大量発生して連続なのでめずらしいとのことでした。
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お手洗いの床は全面こんな感じです。山荘の方にお聞きしたら、7年周期でキシャヤスデは大量発生するらしいのですが、去年も大量発生して連続なのでめずらしいとのことでした。
鉢伏山をめざして足を進めます。
鉢伏山をめざして足を進めます。
濃霧に包まれ視界不良です。
濃霧に包まれ視界不良です。
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
鉢伏山頂上に到着!
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鉢伏山頂上に到着!
頂上標識の下は足の踏み場もない一面キシャヤスデです。鉢伏山頂上が一番数が多いようにみえました。
頂上標識の下は足の踏み場もない一面キシャヤスデです。鉢伏山頂上が一番数が多いようにみえました。
頂上からの景色。ガスガスです。
頂上からの景色。ガスガスです。
シナノオトギリ
スギゴケの森
前二ツ山頂上に到着!頂上標識は前回同様に見当たりませんでした。これで以前歩いた三峰山〜前二ツ山ルートと線つなぎが完了しました。
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前二ツ山頂上に到着!頂上標識は前回同様に見当たりませんでした。これで以前歩いた三峰山〜前二ツ山ルートと線つなぎが完了しました。
頂上からの景色。あいにくの雲の中です。
頂上からの景色。あいにくの雲の中です。
鉢伏山方面へ戻ります。ガスが抜けてきました。
鉢伏山方面へ戻ります。ガスが抜けてきました。
シナノオトギリ
ウメバチソウ
ハナイカリ
雲が切れました!北アルプスが正面に見えます!あれは、、
雲が切れました!北アルプスが正面に見えます!あれは、、
槍ヶ岳!
常念岳!
爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳
爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳
鹿島槍ヶ岳アップ
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鹿島槍ヶ岳アップ
鉢伏山まわりの雲がすべて切れて青空に突然なりました!
鉢伏山まわりの雲がすべて切れて青空に突然なりました!
槍ヶ岳の前にある黒い稜線、24時間前に歩いていた蝶ヶ岳です。
槍ヶ岳の前にある黒い稜線、24時間前に歩いていた蝶ヶ岳です。
青空の下、北アルプスへ一直線の道。
青空の下、北アルプスへ一直線の道。
一面のススキです。季節は秋に変わっているのですね。
一面のススキです。季節は秋に変わっているのですね。
鉢伏山荘に戻ってきました。
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鉢伏山荘に戻ってきました。
車道を40分ほど歩きます。アスファルトの上にもぎっしりいたキシャヤスデはいなくなっていました。
車道を40分ほど歩きます。アスファルトの上にもぎっしりいたキシャヤスデはいなくなっていました。
何度でも撮ってしまう槍ヶ岳。
何度でも撮ってしまう槍ヶ岳。
カワラナデシコ
ノコンギク
車道から見た鉢伏山
車道から見た鉢伏山
ヤマラッキョウ
行きと同じルートでここから山の中の登山道に入ります。
行きと同じルートでここから山の中の登山道に入ります。
森の中にもキシャヤスデはいなくなっていました。
森の中にもキシャヤスデはいなくなっていました。
ブナノキ権現に戻ってきました。
ブナノキ権現に戻ってきました。
地獄谷の急な階段を下ります。
地獄谷の急な階段を下ります。
行きと同じ場所でシマリスにまた会いました!今度は逃げる姿を瞬間撮影できました。
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行きと同じ場所でシマリスにまた会いました!今度は逃げる姿を瞬間撮影できました。
天然のクルミがいっぱい落ちてます。シマリスの好物なのでしょうか。
天然のクルミがいっぱい落ちてます。シマリスの好物なのでしょうか。
今日四度目のシマリスさんに会いました!今度はおとなしいようでカメラを向けても逃げずにポージングしてくれました。
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今日四度目のシマリスさんに会いました!今度はおとなしいようでカメラを向けても逃げずにポージングしてくれました。
シマリスさんと視線がばっちりあいました!
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シマリスさんと視線がばっちりあいました!
滑りやすい苔の丸太の橋を渡ります。
滑りやすい苔の丸太の橋を渡ります。
キツリフネ
ゲンノショウコ
ゲンノショウコ
ツリフネソウ
キツリフネ
ミゾソバ
ツユクサ
フランス式階段工の横を下ります。
フランス式階段工の横を下ります。
下山後の昼食は、おてごろかつ丼となめこおろしそば@駒ヶ岳SA
下山後の昼食は、おてごろかつ丼となめこおろしそば@駒ヶ岳SA
下山後の甘味は、栗ソフトクリーム@駒ヶ岳SA
下山後の甘味は、栗ソフトクリーム@駒ヶ岳SA

感想

♪Complete美ヶ原高原ロングトレイル&線つなぎ(ブナの木権現・鉢伏山・前二ツ山)♪

 今シーズンから開始した「美ヶ原高原ロングトレイル」。あとひとつになっているので、今回の山行でコンプリートを目指す。残っているのはブナの木権現。これだけでは面白みに欠けるので、途中になっていた前二ツ山からの線つなぎもついでに完了させることにする。

 前日蝶ヶ岳に登り、下山後温泉と食事を済ませフランス式階段工の駐車場へ。
 翌朝はいつものごとく早朝スタート。薄明の中歩き始めるが、どうも空は曇っているようだ。昨夜見た天気予報は朝から晴れの予報だったのだが・・・。

 登山道を歩いていくと、急登で滑り易い場所が続くが、どうやらこの付近一帯を「地獄谷」と呼ぶようだ。といっても立山のようにガスが出ているわけでもなく、むしろかわいいリスさんのお出迎えを受けた。
 お出迎えを受けたのはリスさんだけではなかった。登っていくと登山道に、以前湯の丸山や瑞牆山で見たことがある「白ヤスデ」が。ここだけかと思いきや、どんどん数が増え、さすがにアスファルト道になればいないだろうと思ったのが甘かった。
 ここにもうじゃうじゃと!この状態は鉢伏山山頂でマックスとなり、山頂は「白ヤスデカオス」。写真撮影に標識のそばに寄るのさえためらうような・・・。そしてこれは断続的に前二ツ山まで続くのだった。

 とりあえず前二ツ山にはたどり着き、これで線つなぎは完了。いったいどこから続いているのか?南は八ヶ岳の観音平。北は武石峰までか?西側は今回の山行で牛伏山いこいの広場駐車場と松本駅手前の地点の2か所?何にしろたくさん歩いたものだ。

 帰路はヤスデの道をまた戻るのかと思うと非常に憂鬱だったが、おや、驚くほど急激にいなくなっているではないか。日光に当たるのがダメなのか?樹林帯の登山道にもほとんどおらず、おまけに帰りはリスさんがお見送りまでしてくれて、ヤスデの嫌な思い出が残らずに山行を終えることができた。

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