【御嶽山】王滝登山口から剣ヶ峰〜摩利支天山縦走
長野県
岐阜県
awaya-daizen
体力度について
- GPS
- 07:02
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 1,130m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 7:02
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はなし |
写真
御嶽山に向かう途中にいつもお世話になっている「御岳百草丸」の製造メーカーの長野県製薬がありました。工場見学が可能なようなことが看板に出ていましたが…遅い時間なのでダメな感じでした。残念
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登山口近くの田の原駐車場で車中泊。けっこう混雑していました。写真は下山後写したものですが、この時間だと、アタシ駐車したビジターセンター上のスペースのみならず、道脇の駐車スペースもいっぱいでした
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こちらが御嶽山の遙拝所です（写真は下山後に写したもの）。御嶽山が眼前に迫ってきておりますね。山そのものがご神体だというのがよくわかります
社殿を過ぎると、眼前に剣ヶ峰の頂稜が現れました！ 王滝山頂との高低差は100メートルないのですが……屹立してますね(￣。￣;
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ゴールであるビジターセンターが眼下に見えるのですが、コレがなかなか近づいてこない…へたれハイカーですからメンタルを削られますorz
1
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
|---|
感想
えーと、御嶽山に登ってきました。
アタシのホームグラウンドの奥武蔵には、木曽御嶽山の王滝口を開いた普寛証人が開山した秩父御岳山があります。その秩父御岳山に登った際、いつか3000メートルを超える本場の御嶽山にも登ってみたいと思ったものでした。
ただ2014年の噴火による痛ましい災害があってから入山ができなくなってましたし、2019年に登山道が再開されたとはいえ、なにぶんアタシの済んでいるエリアからは木曽はかなり遠く…それこそ上高地や新穂高の方が近いくらいなので、遠出の際には北アルプスといったほかのエリアへと足が向いておりました。
しかるに本年7月、今まで立ち入りが禁止されていた王滝頂上から剣ヶ峰にいたる登山道の規制が、ようやく解除されたというニュースを聞きました。王滝口からのルートは、山頂まで最短で到着できるルートとのことですので、へたれハイカーのアタシには魅力です。
また、浅間山などもそうですが、活火山はいつまた入山規制がかかるかわかりませんので、行けるうちに行った方がよさそう…ってことで、エイヤっと訪れた次第なのです。
前日に王滝登山口近くの田の原駐車場で車中泊し、翌朝から登るという計画。
王滝登山口には立派なビジターセンターがあり、24時間利用可能なとってもキレイなトイレも設置されていました。
なお、アタシが到着したのは土曜日の夕方。その時にはまだビジターセンターの上の駐車スペースにはまだ余裕がありましたが、夜半にかけてどんどん埋まったもようで、翌日下山してから見ると、ビジターセンター手前の道路脇の駐車スペースまでいっぱいになってました。
ともあれ、出発は日曜日の夜明け前です。
田の原自然公園内のよく整備された道を20分弱進んで、大江権現の社殿を過ぎた辺りからトレイルになりました。
しばらくは樹林帯を通り、8合目に近づいた辺りで森林限界に出た感じ。
ちょうど日が出てきて、これから進む先がモルゲン状態。そして振り返ると雲海が見えました。
なかなか気分の上がる光景(￣∇￣)
道はうねうねと斜面を這うように延びており、いかにも火山の登山道って感じの大小たくさんの岩が転がる路面です。
傾斜もキツい感じになりますが、天候が午前中の早い時刻のみの晴れ予報だったので、晴れているうちに山頂に着きたい！ と、へたれハイカーなりに一心不乱に登り込んで行きます。
で、スタートから1時間くらいで8合目を通過。
さらに40分ほどで、避難小屋が並ぶ9号目を通過。
王滝頂上に到着したのが、スタートから2時間ほどでした。
御嶽神社の奥社本宮にご挨拶して、ここから先が7月より立入禁止が解除されたエリア。
見ると剣ヶ峰の頂稜が屹立していました。
そして、八丁たるみを脇目に赤茶けた斜面を登り込むこと20分…ついに剣ヶ峰の山頂に到着しました。
さすが3000メートルの独立峰だけあって、山頂からは気持ちいい眺望が広がっていました。
南北、中央アルプスの面々がズラリ。八ヶ岳や浅間山、さらには富士山も見えており、眺望好きなアタシは実に満足。晴れているウチに着いてよかった。
ということで剣ヶ峰登頂というこの日イチバンのミッションは達成しましたが、ここまでかなり頑張ったので、時間に余裕ができました。なので、計画時には行くかどうか迷っていた摩利支天山へも足を伸ばすことにしました。
山頂から二之池まで下り、賽の河原を通過。摩利支天乗越から摩利支天山のピークへと向かいましたが、この乗越からピークまではなかなか険しい道でしたね(^_^;)
無事に摩利支天山のピークを踏んで、いったん二之池まで戻って食事した後は、王滝頂上から田の原に向かって下山に取り掛かります。
で、いざ下ろうと行く手を見ると、登りでは一心不乱だったであまり感じていなかったのですが、けっこうな急傾斜です(・_・;
急勾配の先には、ゴールのビジターセンターが見えていましたが、それがとっても小さい…なかなかにメンタルを削る光景に、いつまで経っても下りが苦手なへたれハイカーのアタシはボーセンとします。
王滝頂上の避難小屋は居心地がよさそうでしたが、ここでリモートワークをするわけにはいかないので、意を決して下り始めましたものの…下っても下ってもビジターセンターが近づいてこず、なかなかにシンドカッタですね。
それでもなんとかゴール。
下りでは少々ヘロってしまいましたが、トータルでは予定よりも早い時間に帰着できました。へたれハイカーのアタシにしては上出来でしたね。
早く下山できたので帰路の途中で木曽福島に立ち寄って、計画時にはムリかな〜と諦めていた木曽福島城の散策もできました。
というわけで、無事に終了した御嶽山への遠征山行ではありましたが、やっぱり木曽は遠かった…とくに帰路は中央自動車道の大月→小仏トンネルの大渋滞を避けて、勝沼から国道140号を雁坂トンネル経由で帰ったため、山行よりもよっぽどくたびれましたよ(T_T)
遅筆につき詳細レポートはいずれブログにて
http://awaya-daizen.cocolog-nifty.com/
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きんどーさんから代わってしまったのですね〜(泣)
絶好の登山日和で登られて羨ましい限りです^_^
御嶽山は噴火時を記した本を読みましたので、いつかは登りたいと思っているお山なんですが、やはり登山口に辿り着くまでが遠いですね。渋滞も‥（泣）
活火山ですから私も登る際にはawaya-daizenさんを見習いヘルメット着用で登りたいと思います。
コメントありがとうございます。
私にしては珍しく山頂での好天に恵まれて…なにせ山行のイチバンの楽しみは眺望なので、よかったです。
ヘルメットは現地の案内板とかでは推奨されてましたし、着用している人は半数とまではいいませんが、けっこういましたね。
きんどーさんのアイコンは、私も気に入っていたのですが、ちょいと事情がありまして(^_^;)
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