阿能川岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 865m
- 下り
- 869m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り口が雪の時は分かりにくいが、東屋の奥から、リボンを追って行く、途中左折する所は向かい側の杉の木の根本に赤の丸(少し古い)がある、尾根に出たら右(北)の尾根を辿る。危険個所 天子山の上の岩場は左側の木の際を歩く、凍結している下りが2か所ある。 ピッケル、アイゼンを持つ |
写真
感想
群馬百名山の行き難い山の一つ、阿能川岳
谷川岳の展望台、そこから見える素晴らしい景色を求めて雪が締まったこの時期に行って来ました。
前回の日白山と距離は同じ位ですが危険な個所が有るらしいので、早めの6時20分駐車場をスタートですが、どこから歩きだすのか分かりません、東屋の向こうに1つのトレースが見えます、駐車場の雪を乗り越え行くと仏岩の道標、一人のトレースが上に向かってますので、それを辿ります時々ピンクのリボンがあります。途中からトレースからリボンが消えて道が違っていることがわかりますが、トレースを追います、上部の尾根の下に人影が見えました。道は合ってますかと言われ、多分違ってますが方向は会ってますねと、かなり急な所をピッケルを出して登れそうな所を探し尾根に出ました。後から15人位の人が来たのですが聞けば全員そのトレースから上がったようで、帰りは本道を帰らないと危ないと話し会いました。私らの後ろから8人の東京の山岳会の若い団体、その後ろから同年輩のご夫婦は私と同じ伊勢崎の人、駐車場で天泊した夫婦など17人程の人がみな阿能川岳のピストンでした。
最初のトレースを付けた人は栃木の人で10年程山に登っていて土日登山で1200回も登っているそうです、百名山も後30山で2回りするそうです、すごい人で阿能川岳も2度目だそうです、心強い人と一緒にアイゼンからスノーシュー、ワカンを装着して登ると、後ろから山岳会の人が来たので先に行ってもらいます、山岳会の人は時々休むので、年寄り組の私達と追いつ抜かれつ登ります、天子山から上に岩場で後ろから来た2人の人がどんどん先に行きます、山岳会の人を岩場で追い越して山頂までワカンで歩きとおしましたが岩場の危険個所で団体を追い越して行くと二人のトレース、危険個所を過ぎて歩きだしから4時間、始めて小休を取りました、三岩山の山頂は素晴らしい丸い山で展望抜群です、カマクラが2つ作って有りました、そこに小さい三岩山の看板、写真を撮って、さらにトレースを追って最終の阿能川岳を目指します。ここは広い真っ白な尾根道で安心して歩ける稜線漫歩、こんな道は雪ならではです、ここは雪が無い時は藪こぎがひどくて来られないらしいです。
三岩山の山頂よりさらに大きい阿能川岳山頂、ここから小出俣山へ行けるようですが今日は行く人はいません、先行の二人が山頂で休んでいました、ここにも小さな看板があり写真を撮って、周りの筆舌に尽くしがたい素晴らしい景色にしばし立ちつくし、地図を出して山の同定をします、近くに大きく小出俣山が立派です、いつか行ってみたいですが大変そう、その上に仙の倉山、その右に万太郎山、谷川岳のトマの耳、オキの耳、肩の小屋が目の前です、人がゴマ粒のようにずっと並んで見えます。武尊山の北に至仏山、赤城山はどこからもいつも見えます、子持山も小野子3山、榛名も近いです、浅間が此方からみると雪がずいぶん溶けたようです。本当にぐるっとお山の天辺で。風もなくかなり遠くまで見えます。暖かいそこで湯を沸かしコーヒーを入れラーメンを作って、景色を見ながらの豪華すぎるランチタイムです。
ザックをしまって立ち上がろうとすると、右足が攣る様な痛み、初めての経験に慌てます、湿布が有ったろうかと探してみるとバンドエイドとマンキンタン(虫よけに持っていた)のみ、すり切れのマンキンタンを塗ったら大丈夫そう、良かった。これから漢方薬を持たないといけないかなーと少し思っ
てしまった。
12時下山し始めたら栃木の人が一緒になり二人で下山します、途中危険個所の前でワカンをアイゼンに変えて歩きます、そのうち山岳会の8人、伊勢崎のご夫婦、太田からのソロの人、みんな一緒のようなバラバラの様に降ります、登りも大変だったけど降りも長い道です、雪庇が今にも落ちそうに雪割れしている所もあり、気を付けて歩いていたのに胸まですっぽり踏みぬいて埋まりました、落ちし穴いっぱいですよーって後ろの人に伝え、鉄塔に着きました、朝取りついた所に右に巻くリボンが見えたので、そこで他の人を待ちました、正規の道にトレースを付けましょうと提案しました。正規の道はそこから長く尾根を降るので、行きすぎたかと思う位でしたが、伊勢崎の夫婦はよく知っていて、皆をリードして赤谷越の分岐に案内してくれました。
分岐からはピンクのリボンがいっぱい付いてますが間違った所にはよく見ると杉の木に古くなった赤マークが付いてました、朝のコースは最短コースを通っていたようです。そこから5分で駐車場に着き今日の山行終了です。
素晴らしい谷川の雪景色に大満足の1日でした。人気の山なのか人が多いのに驚きました、ここもまた来年も来たい山になってしまいました。
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