ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6080642
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

諏訪山/浜平コースより

2023年10月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
13.1km
登り
1,317m
下り
1,324m

コースタイム

日帰り
山行
7:57
休憩
1:10
合計
9:07
4:53
140
7:13
7:21
102
9:03
9:07
38
9:45
10:05
30
10:35
11:08
70
12:18
12:23
97
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
浜平コース登山口の駐車場を利用しました。駐車場はかなり広い路肩のスペース。
登山道を少し入ったところに簡易トイレ有り。
コース状況/
危険箇所等
沢床はやや荒れている。尾根上も踏み跡が薄いところが多くて道誤り注意。
その他周辺情報 浜平温泉しおじの湯にて汗を流しました。
4:53 諏訪山・浜平コース登山口(690m)出発

約1ヶ月ぶりの自宅発、日帰り登山です。日の出が遅くなりました。
駐車場脇の登山口から一旦下り。踏み跡を辿って尾根を一つ回り込みます。

廃屋を過ぎるとまもなく沢床へ。マーキングを確認しつつ進みます。
4:53 諏訪山・浜平コース登山口(690m)出発

約1ヶ月ぶりの自宅発、日帰り登山です。日の出が遅くなりました。
駐車場脇の登山口から一旦下り。踏み跡を辿って尾根を一つ回り込みます。

廃屋を過ぎるとまもなく沢床へ。マーキングを確認しつつ進みます。
5:52 大きめの沢出合(800m)

沢を登っていくルートは道誤りをしないよう、緊張感あるルートファインディングを強いられます。
2
5:52 大きめの沢出合(800m)

沢を登っていくルートは道誤りをしないよう、緊張感あるルートファインディングを強いられます。
いつしか湯ノ沢の水流は完全に無くなり源頭部の雰囲気。
写真では伝わりにくいけど、とにかく急登の連続で足にきます。
2
いつしか湯ノ沢の水流は完全に無くなり源頭部の雰囲気。
写真では伝わりにくいけど、とにかく急登の連続で足にきます。
いつしか沢の地形もなくなり、急斜面のジグザグに。
浜平コースは途中で尾根を目指さず、湯ノ沢を忠実に辿る行程でした。
2
いつしか沢の地形もなくなり、急斜面のジグザグに。
浜平コースは途中で尾根を目指さず、湯ノ沢を忠実に辿る行程でした。
6:59 支尾根に乗る(1190m)

出発から2時間余。ようやく支尾根に乗りました!
ここまで標高差500mながら、数値以上の歩き応えを感じました。
2
6:59 支尾根に乗る(1190m)

出発から2時間余。ようやく支尾根に乗りました!
ここまで標高差500mながら、数値以上の歩き応えを感じました。
7:13 指導標「湯ノ沢ノ頭」(1240m)

支尾根を登り始めてまもなく主稜線に合流。湯ノ沢ノ頭の表示があるけど、地形図をみるともう少し上でした。
1
7:13 指導標「湯ノ沢ノ頭」(1240m)

支尾根を登り始めてまもなく主稜線に合流。湯ノ沢ノ頭の表示があるけど、地形図をみるともう少し上でした。
主稜線に乗った途端、風が吹き抜けて一気に汗冷えしました。
この時期の低山の樹林帯は高山よりも寒く感じるのでは。
1
主稜線に乗った途端、風が吹き抜けて一気に汗冷えしました。
この時期の低山の樹林帯は高山よりも寒く感じるのでは。
巻き道もあるけど地味なアップダウンの連続です。
1
巻き道もあるけど地味なアップダウンの連続です。
中間付近ではザレて細い山腹道。下りは特に気を抜けない区間になるでしょう。
1
中間付近ではザレて細い山腹道。下りは特に気を抜けない区間になるでしょう。
8:12 山腹道から尾根上へ(1330m)

長く感じる山腹道が終わって尾根へ復帰。久しぶりに日が当たってホッとします。
でも頑張りどころはここからでした。
1
8:12 山腹道から尾根上へ(1330m)

長く感じる山腹道が終わって尾根へ復帰。久しぶりに日が当たってホッとします。
でも頑張りどころはここからでした。
ロープの掛かる急登。このあと数ヶ所でありました。
2
ロープの掛かる急登。このあと数ヶ所でありました。
尾根が痩せてきて展望が開けました!
これまでそんなに色付いた木々はありませんでしたが、この辺りから紅葉が始まっているようでした。
3
尾根が痩せてきて展望が開けました!
これまでそんなに色付いた木々はありませんでしたが、この辺りから紅葉が始まっているようでした。
群馬、埼玉県境の尾根が見えているようです。
1
群馬、埼玉県境の尾根が見えているようです。
これまで歩いてきた尾根の向こう、一際高いのは浅間山。
北方は雲が目立っていました。好天を見込んで諏訪山に来ましたが、今日の第一候補は新潟県の山でした。
1
これまで歩いてきた尾根の向こう、一際高いのは浅間山。
北方は雲が目立っていました。好天を見込んで諏訪山に来ましたが、今日の第一候補は新潟県の山でした。
尾根は更に険しくなってきました。長い二連のハシゴでした。
1
尾根は更に険しくなってきました。長い二連のハシゴでした。
8:43 1450mピーク

こじんまりとした小突起の1450mピーク。
昔から修行で登られていたことも納得できるしんどい山です。
2
8:43 1450mピーク

こじんまりとした小突起の1450mピーク。
昔から修行で登られていたことも納得できるしんどい山です。
1450mピークから見るヤツウチグラ

険しい山容に圧倒されそうです。でも登山道は右側を巻いていくようです。
3
1450mピークから見るヤツウチグラ

険しい山容に圧倒されそうです。でも登山道は右側を巻いていくようです。
まずは1450mピークから激下り。
1
まずは1450mピークから激下り。
一旦は山腹道になってから、ヤツウチグラへの本格的な登りへ。
このハシゴは揺れるので慎重に。
1
一旦は山腹道になってから、ヤツウチグラへの本格的な登りへ。
このハシゴは揺れるので慎重に。
露岩帯の急登になると、空が開けてきます!
1
露岩帯の急登になると、空が開けてきます!
9:03 ヤツウチグラ・三笠山山頂(1490m)到着!

まだ途中地点ですが着きました!
出発から4時間余。標準CTは2時間55分でやはり参考程度にしかならない。
絶景のヤツウチグラですが諏訪山登頂が優先。小休止のみで先へ進みます。
3
9:03 ヤツウチグラ・三笠山山頂(1490m)到着!

まだ途中地点ですが着きました!
出発から4時間余。標準CTは2時間55分でやはり参考程度にしかならない。
絶景のヤツウチグラですが諏訪山登頂が優先。小休止のみで先へ進みます。
諏訪山と思われるピーク。殆ど標高は同程度ながらまだしばらく掛かりそう。
1
諏訪山と思われるピーク。殆ど標高は同程度ながらまだしばらく掛かりそう。
諏訪山方面へ下り始めてまもなくロープの掛かる激下り。
ポールはザックに収納してから下りました。
1
諏訪山方面へ下り始めてまもなくロープの掛かる激下り。
ポールはザックに収納してから下りました。
諏訪山へ向けての登り。マーキングはあるものの、踏み固めるまで歩かれていない感じ。
下りでは道誤りに注意。(1回外しかけました)
2
諏訪山へ向けての登り。マーキングはあるものの、踏み固めるまで歩かれていない感じ。
下りでは道誤りに注意。(1回外しかけました)
ヤツウチグラを過ぎてからの登りは部分的に急登もあったけど、次第に緩くなる感じです。
1
ヤツウチグラを過ぎてからの登りは部分的に急登もあったけど、次第に緩くなる感じです。
9:45 諏訪山山頂(1549.6m)到着!!

出発から5時間弱。遠く感じた山頂でした。
展望皆無ながら静かで落ち着いた雰囲気。充実感抜群の諏訪山山頂でした。

余力があれば更に先のブドー沢ノ頭まで行きたかったけどもうお腹いっぱい。
2
9:45 諏訪山山頂(1549.6m)到着!!

出発から5時間弱。遠く感じた山頂でした。
展望皆無ながら静かで落ち着いた雰囲気。充実感抜群の諏訪山山頂でした。

余力があれば更に先のブドー沢ノ頭まで行きたかったけどもうお腹いっぱい。
諏訪山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
3
諏訪山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
三等三角点
点名:「諏訪山」
標高:1549.62m


10:04 諏訪山山頂出発

下りも長いし、気を抜けない行程。
諏訪山山頂滞在20分ほどで出発です。
2
三等三角点
点名:「諏訪山」
標高:1549.62m


10:04 諏訪山山頂出発

下りも長いし、気を抜けない行程。
諏訪山山頂滞在20分ほどで出発です。
諏訪山側から見るヤツウチグラ

実はこの時ルートを外しかけていました。
下り方向だと左手側に派生する支尾根があるので要注意。
2
諏訪山側から見るヤツウチグラ

実はこの時ルートを外しかけていました。
下り方向だと左手側に派生する支尾根があるので要注意。
先ほどポールを収納することになった岩場を登り返し。
1
先ほどポールを収納することになった岩場を登り返し。
10:35 ヤツウチグラ・三笠山山頂到着

30分ほどでヤツウチグラまで戻ってきました。激下りの前に眺望を楽しんでおきます。
3
10:35 ヤツウチグラ・三笠山山頂到着

30分ほどでヤツウチグラまで戻ってきました。激下りの前に眺望を楽しんでおきます。
ちょっと雲を被ってますが浅間山を遠望
ちょっと雲を被ってますが浅間山を遠望
たくさん山が見えますが、西上州の山々はどれがどれやら。
逆に群馬中北部の大きな山は分かりやすい。


11:00 ヤツウチグラ・三笠山山頂出発

しばらくは両手を空けておくべき激下りが続きます。
たくさん山が見えますが、西上州の山々はどれがどれやら。
逆に群馬中北部の大きな山は分かりやすい。


11:00 ヤツウチグラ・三笠山山頂出発

しばらくは両手を空けておくべき激下りが続きます。
山腹道を過ぎるとようやくちょっと一息付ける尾根歩き。
山腹道を過ぎるとようやくちょっと一息付ける尾根歩き。
12:18 指導標「湯ノ沢ノ頭」(1240m)

ヤツウチグラより1時間と少しで登り返しの多い主稜線歩きは終了。
ここからはひたすら激下りの連続です。まだまだ気を抜けない。
12:18 指導標「湯ノ沢ノ頭」(1240m)

ヤツウチグラより1時間と少しで登り返しの多い主稜線歩きは終了。
ここからはひたすら激下りの連続です。まだまだ気を抜けない。
まだ暗い間に通った沢沿いのカット回収。この桟橋はなかなかスリリング。
1
まだ暗い間に通った沢沿いのカット回収。この桟橋はなかなかスリリング。
沢沿いは右岸と左岸、そして沢床を行ったり来たり。
マーキングは豊富なので辿りやすいです。
2
沢沿いは右岸と左岸、そして沢床を行ったり来たり。
マーキングは豊富なので辿りやすいです。
堰堤が見えてきたら左岸へ。
1
堰堤が見えてきたら左岸へ。
高度感ある山腹道が続きます。
1
高度感ある山腹道が続きます。
温泉成分が含まれているっぽい赤い水の支沢を過ぎたら右岸へ。
温泉成分が含まれているっぽい赤い水の支沢を過ぎたら右岸へ。
13:45 最後の渡渉地点(690m)

ここの渡渉点を過ぎたら、沢沿いの下りも終わりです。
すぐに左岸山腹の林道へ。
1
13:45 最後の渡渉地点(690m)

ここの渡渉点を過ぎたら、沢沿いの下りも終わりです。
すぐに左岸山腹の林道へ。
距離の割には歩き応えのあるタフな山でした。
1
距離の割には歩き応えのあるタフな山でした。
14:00 諏訪山・浜平コース登山口(690m)到着!!

最後に道路沿いまで登り返して到着!
諏訪山は静かで奥深い西上州の名山でした。

このあとすぐ近くの浜平温泉しおじの湯にて汗を流し、約3時間の帰途に就きました。
14:00 諏訪山・浜平コース登山口(690m)到着!!

最後に道路沿いまで登り返して到着!
諏訪山は静かで奥深い西上州の名山でした。

このあとすぐ近くの浜平温泉しおじの湯にて汗を流し、約3時間の帰途に就きました。

装備

個人装備
三脚 ハイドレーションシステム 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 スパッツ グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図・山と高原地図) コンパス ガーミンGPS ラジオ 計画書 ヘッドランプ 予備電池 アマチュア無線機 ファーストエイドキット 補修キット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 登山保険証 健康保険証 スマホ 財布 サングラス タオル 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

西上州の山々の中で、程好い行程と山名に惹かれて選んだ諏訪山でした。
実際に歩いてみると、数値上での累積標高差と距離以上の歩き応え。
沢沿い、尾根とも踏み跡の薄い区間が多く、ルートファインディングも集中力が必要。
総合的に言って硬派な山でした。
でも人影まばらで静かな山行を楽しめ、殊に自分好みの山です。
西上州はまだ殆ど手付かず。これからも折をみて登っていきたい山域です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:162人

コメント

こんにちわ。
諏訪とつくので 諏訪湖畔かと思いましたら、
群馬でした。なかなかのルートですね。
高低差1300越え、
すごいですね。
9時間山行ですねーー。

どこにあるのかな、、と地図を縮小ながめます。
が、しかとはわからずでした。 笑

玄人好みの山のようですね。
谷から尾根にとりつき
その後が すごい。
ロープに梯子 激下りと
登りでのある 山岳修行の山ですね。
三脚を立てらて 自動で 梯子を登り パチリ、
下って回収ですね。
ありがとうございます。
臨場感ある レポがありがたいです。

沢下りでは 前方にカメラを設置され
写されてて、、工夫がいっぱいですね。


利尻後 初の山歩きだそうで、
しずかな 山歩きを堪能されたようですね。

温泉では ポイントを 思い出しながら
汗をながされたことでしょう。

ありがとうございました。
2023/10/31 9:49
いいねいいね
1
mayasanpoさん、こんばんは。
ご多忙のところをさっそく観ていただきまして、本当にありがとうございます。
諏訪山という名はけっこうあちこちにありまして、同じ西上州にももう一つあります。
標高差1300mはアップダウンあり、しかも急登が多かったです。
ガイドブックや山と高原地図での下調べでの読みよりもハードでした。

西上州は群馬県南西部の山域を指しています。
長野県と埼玉県に張り出しているようなところです。
三県境に寄っているので、有名な山なら甲武信岳が比較的近いです。

入山者が本当に少なくて、兵庫で例えると宍粟の山が近いでしょうか。
出会った方々は10人前後だったですね。自分としては空いている山のほうがいいので、
それは問題ないんですが、踏み跡が薄いのは要注意ですね。
急峻な地形なので自撮りも気合が要りますね。でも臨場感は間違いなく出るので頑張れます。
お楽しみいただけまして嬉しいです。励みになります。

諏訪山は利尻・礼文旅行後、初の山行でした。写真を見るとまだ夏の気配が残っていますね。
本当に時間の経つのが早くて、紅葉を見るとちょっと寂しくなるんです。

下山後の温泉ですが、車で5分以内と本当に良いところにあるんです。
心身ともにデトックス。このために登山してるようなものです。
事前調査の項目に日帰り温泉は必須です。

改めてありがとうございました。
2023/10/31 21:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 関東 [日帰り]
上州諏訪山(浜平コース)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら