金剛山一長いと聞く千早赤阪からの道とカトラ谷


- GPS
- 08:27
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,320m
- 下り
- 1,314m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回行った時はそれも認められてるのかどうか分からないが車中泊されたと思われる車が何台かいて、トイレで顔洗っておられたりした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
城跡道は途中蜘蛛の巣や倒木なども多い荒れた感じの雑木林の中を細い踏み跡が続く部分があり、この季節でこれなら夏場は雑草で道も分かりにくく蜘蛛の巣ももっとすごいと思われるので、行くなら冬がおすすめ。 カトラ谷は落ち葉が積もったばかりで濡れていると慎重を要するトラバースが何箇所か。 しかし新しい崩落などは無く谷を通して巻き道はハッキリしてる。 |
写真
蜘蛛の巣の巣。
この道の半分以上はダブルストック上向きに持ち、カマキリのように前に掲げ持ちながら歩く羽目に。
夏だったら分かりにくい踏み跡も雑草でますます酷かっただろうし、歩くなら真冬推奨。
しかしこのままではたんなるロング散歩で山に来た感じが無いと思い、一応来る前から考えてたとおりここからカトラ谷出合いまで下りてカトラ谷から山頂に上り返すことに。
この下りで海外からの女性2人とすれ違い、セトまではあとどのくらいか聞かれて少し話をしたらなんとセトから金剛山には登らず青崩道下って天狗谷道で大和葛城山に登ってロープウェイで下りる予定とか。
ここ上ってて金剛山に寄らないとは思いもしなかったので最初どこを歩こうと話してるのか分からなかった。
おそらく日本人だとほとんど思い浮かばないコース取りかなと、やはり考え方っていろいろあるなと面白かった。
駐められてる土石流が少し少なくなってるような気がするのは、もしかして雨の度に土だけが流されていってるからだろうか。
これは下りてきた上側から下を撮ったが、この場合右はおそらく関電の巡視路で、左のトラバース道に行くのが正解。
逆に下から上ってきた場合はこの左上側から出てくるので、そのままこの写真の左下に関電の鉄塔巡視路の階段があるのでそちらに行くのが正解。
一階のドア無かったので覗いたら何かの資材置き場っぽかった。
ここから下はもう車が入ってこれる林道で、さっき飯食べてしまってよかったと思った。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
ここしばらく山靴で迷走しすぎて訳が分からなくなり、ついにローカットシューズを試してみることに。
そこで近場で安全に歩ける所を考え、思いついたのが以前から金剛山の登路で一番長いというレポを見たことがある千早赤阪からの2本の道。
金剛山のライブカメラ広場にも看板が掲げられてる楠公さんの城跡がある道と昔からの町石道。
これを周回すればそこそこな距離と時間になるかと思って山と高原地図で計算したら一日山の中を歩いてるのが好きな身としてはちょっと足りない感じ。
そこで早くなりそうだったらセトからいったん下りてカトラ谷から山頂行くことに。
千早赤阪からの道はどちらもよく整備された遊歩道のような感じを想像してたが違った。
特に城跡のある南側の道は最初の上赤坂城跡までこそ散歩に来る人もいるのか広く歩きやすい道だったが、次の猫路城跡までは普通に山道っぽくなり、そこを越えたとたんいきなり細く荒れた感じに。
それ以上に困ったのが蜘蛛の巣。
この時期もう大丈夫とばかり思ってたら細い糸だけどそこら中に。
ちゃんと渦巻き状にできあがったものも多かったから、少なくともここ数日通った人はいないよう。
おかげでダブルストックを例によって上向きに持ってカマキリのように前にかかげながら歩くハメに。
まあ危険な所は無かったし、後半杉の植林帯になってからは蜘蛛の巣の数もだいぶ減ったけど、いきなり想定外だったからちょっとモチベーション下がった。
真冬になれば蜘蛛の巣も無くなるんだろうか。
おかげでのんびり周りを楽しみながらという感じではなく、さっさと通り抜けたくて早足になったのかセトには思った以上に早く着いてしまったのでそのまま直接山頂行かずにいったん下りてカトラ谷から上がることに。
2日ほど前の夜に大阪はすごい雷雨があり、水量心配だったがそれほどでもなく一安心。
ただ、やはりそれなりの量は降ったらしく下がどこもまだ濡れていて、特に狭いトラバースに落ちたばかりの枯れ葉が積もってその表面が濡れてるのはいかにも滑りそうで、初めての靴とあってちょっと慎重になってしまった。
帰りの町石道は城跡道よりはっきり道があり、薮っぽさも無くて下り始めの屏風坂が粘土質で濡れていて滑りやすかったの除けば全体にとても歩きやすかった。
ただ少しの区間深くえぐられた昔はこれが道だったんだろうなと思える地形を右下に見下ろしながらその南側の土手の上に道がある箇所があり、ここだけはどちらを行くのか迷う場面もあったのと、それ含め関電の鉄塔巡視路を利用した部分があったりそれと交錯し分岐する場所があったりする場所は注意が必要。
まあ城跡道は別にお城の遺構などが見れるわけでもなく、上り始めてすぐの上赤坂城跡からの眺めくらいしか見所もないので、千早赤阪からのんびりゆっくり長い距離を金剛山まで往復したいだけなら町石道の方が気楽かも。
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