記録ID: 622260
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ハイキング
比良山系
奥ノ深谷〜釈迦岳 <春比良の口開けは未踏つなぎ>
2015年04月25日(土) [日帰り]

コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 7:32
7:25
26分
イン谷口・下部P
7:51
38分
大山口
8:29
8:35
11分
青ガレ下
8:46
37分
青ガレ上
9:23
9:31
4分
金糞峠
9:35
40分
八雲ヶ原方面分岐(奥ノ深谷)
10:15
10:25
2分
八雲ヶ原湿原(散策)
10:27
10:33
11分
ヤクモ池
10:44
10:48
26分
比良ロッジ跡(撮影)
11:14
6分
カラ岳
11:20
13分
トラバース道分岐
11:33
12:29
9分
釈迦岳(昼食休憩)
12:38
25分
トラバース道分岐
13:03
10分
田辺(石楠花)新道分岐
13:13
13:20
16分
旧リフト・シャカ駅跡
13:36
13:42
22分
鉄塔跡
14:04
15分
神爾谷分岐
14:19
14:22
12分
神爾ノ滝
14:34
18分
神爾谷分岐
14:52
5分
旧リフト・山麓駅跡
14:57
イン谷口P
登高合計(イン谷口〜八雲ヶ原〜釈迦岳)
248min 4時間08分 純歩行 214min 3時間34分
下山合計(釈迦岳〜神爾谷分岐〜イン谷口)
118min 1時間58分 純歩行 105min 1時間45分
周回合計(神爾谷分岐←→神爾ノ滝往復)
30min 純歩行 27min
行動総計 396min 6時間36分 純歩行総計 346min 5時間46分
山行総計 452min 7時間32分
大山口〜金糞峠 92min 純歩行 86min ・・・CTは90min
(14.10.26)93/86 (13.11.09)97/83
(13.04.29) 98/86 (12.5.26) 92/77
248min 4時間08分 純歩行 214min 3時間34分
下山合計(釈迦岳〜神爾谷分岐〜イン谷口)
118min 1時間58分 純歩行 105min 1時間45分
周回合計(神爾谷分岐←→神爾ノ滝往復)
30min 純歩行 27min
行動総計 396min 6時間36分 純歩行総計 346min 5時間46分
山行総計 452min 7時間32分
大山口〜金糞峠 92min 純歩行 86min ・・・CTは90min
(14.10.26)93/86 (13.11.09)97/83
(13.04.29) 98/86 (12.5.26) 92/77
| 天候 | 終日快晴 渓筋・稜線ではときおり微風あり。 気温山上15〜20℃ 行動中はかなり暑さを感じました。 停滞中も防風着の着用機会なし。 ※保冷水筒500ccと予備500cc を飲みきり、計1Lを消費 5月からは2Lの持参必須の感 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
〜京都東IC〜R161 湖西道路比良ランプ〜県道〜イン谷口 往路 自宅発 0602 → イン谷口着 0725 所要1時間23分 (渋滞なし) 復路 イン谷口発 1505 → 自宅着 1642 所要1時間37分 (湖西道路・雄琴合流のみ渋滞、ほか渋滞なし) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
渓流脇や稜線の日陰など、ほんの僅かに残雪がありましたが あとはルート全般に亘って雪は全て消えていました。 代わって新緑の萌え具合、標高900mまではかなり進んでいましたが、 それから上は未だ未だ。見たところコヤマノ岳も、登った釈迦岳も じゅうぶんに芽吹くまで、あと二〜三週間くらいはかかりそうでした。 ○イン谷口〜大山口〜青ガレ <正面谷下部> 整備登山道(大山口までは一部舗装)、通行者も多く、危険や歩行困難箇所なし。 赤ペンマークや道標も整備されていて、昨秋に感じた少しヤヤコシイ場所 (河原へ進んでしまう)も、判りやすくなっています。 但し青ガレ手前、登山道(登り方向)左側の崖は最近と思しい小崩落跡が点在。 素人目に見ても浸食が進んで、崖崩れの油断禁物と感じました。 青ガレ直前、小堰堤前の徒渉(以前は木橋があった)は、 脚の置き場所に注意して無問題。 青ガレは基本、赤ペンマークに沿って左側一杯を登ります。 一部に手を使った方が楽な段差もあり、ステッキはいつも収納しています。 ○青ガレ上〜金糞峠 <正面谷上部> ※この区間は全般に無数の浮き石が散乱しています。 常に後方に目配りしつつ、速いハイカーやグループには必ず道を譲って間を空け とにかく絶対に石を落とさないよう、いつも留意して登っています。 いったん平坦を挟んで、あとは上に行くほど傾斜が増す急登を40分の頑張り。 半分強を登った箇所にある支谷の大崩落跡(昨夏発生)には トラロープが完備され、迷い込む気遣いはありません。 また、この崩落箇所を左にかわしながら登る、新しい道筋が付いているようですが この箇所の赤ペンが以前の道筋(直進右寄り)を示しているため、 今回はそれに気づきませんでした。 (多くの方は新しい方を進んでおられましたので、あくまで小生の不注意です) ○金糞峠〜八雲ヶ原湿原〜ヤクモ池 <奥ノ深谷・上部> 峠から西に下った道標に従って右折、立派な新しい橋を渡って 渓流の左岸沿いに進みます(左折は大橋・ヨキトウゲ谷=中峠方面)。 分岐から10分あまり進むと、左折して橋を渡り、右岸へ進む道筋が目に入ります。 大きな赤ペンもあって目立ちますが、これはコヤマノ岳直登尾根へのルート。 直登コースは奥ノ深谷から二本、ヨキトウゲ谷から一本あり、 この分岐は一番北側のルートに当たるようです(三本すべて尾根上で合流します) 「コヤマノ・武奈ヶ岳最短コース」の表記(手書き)が、 右岸の樹上に掛けてあるのですが、位置が高いので気づきにくく、 そのまま橋を渡って進入しそうになりました。 ここに八雲ヶ原方面を示す道標もあったのでしょうが、積雪で無くなっています。 今後は「前半しばらくは左岸を進む」と記憶しておく所存。 ・・・以降、蘆生杉と澄み切った水に彩られた素晴らしい渓流美を満喫しつつ しばしば流れをクロスしながら歩きます。 ほぼ全ての徒渉箇所に(最近架け替えられたと思しい)新しい橋が架かっており さらに泥濘んだ淵には短い木道も整備されていて、まさに「至れり尽くせり」。 携われた方々にはこころから感謝しております。 八雲ヶ原湿原に近づいた頃から無数の枝道が分岐します。 (北比良峠ルートを除けば)基本、どこを進んでもヤクモ池に辿り着きます。 今日も湿原に架かる木道を歩きたかったので、右=直進方向へ歩きました。 八雲ヶ原一帯にはもう全く残雪はありませんでした。 ○ヤクモ池〜比良ロッジ跡 スキー場跡の緩い傾斜を登った先、小広い空き地がロッジ跡。 坂の途中から振り返る雄大なコヤマノ岳、ちらっと見える武奈ヶ岳を背後にした ヤクモ池周辺の風景が素晴らしく、いつもシャッターを押してしまいます。 ○比良ロッジ跡〜(縦走路)〜カラ岳〜釈迦岳 ロッジ跡の北端に道標あり「カラ岳・釈迦岳・八淵の滝・黒谷」。 進んですぐ「直進(登り)・左・さらに左(下降)」の三方向へ岐れる 分岐があります。 ・直進登りは次郎坊山頂を踏む道(縦走路はピークを巻いて付けられている)。 ・左へ平坦は縦走路、カラ岳〜釈迦岳へ進む道。 ・さらに左へ下降するのはオガサカ道、急峻な滝を連ねる八池谷上流へ抜ける道。 →経験者の同道必須、とくにヘタレが単独(あ、私です)では 絶対に行っちゃイケナイ道でござります(苦笑)。 ここから縦走路はP999、次いでカラ岳、コルを経由して最後の釈迦岳まで 大きなアップダウンを三回繰り返して辿り着きます。 カラ岳では中継アンテナ建屋の営繕工事中でした。 釈迦岳山頂から眺望はありませんが、小広く木陰も豊富でランチには好適。 ○釈迦岳〜カラ岳下〜トラバース道〜田辺新道分岐 イン谷への下山路は、ご存じ大津ワンゲル新道のほか、 旧リフト道へ直接下る田辺新道(石楠花新道)もありますが、 いずれも序盤が激下りになるのでこれを避け、尾根道を戻って 今日もカラ岳直下から分岐するトラバース道を使いました。 巻き道なので、直降ルートに比べると20分あまり余計にかかりますが 緩傾斜が「ヒザに優しい」下山路。いつも愛用しています。 ○田辺新道分岐〜旧リフト・シャカ駅跡〜旧リフト道〜神爾谷分岐 分岐から旧シャカ駅跡まで、段差はあるが緩やかなつづら折れ。 途中に琵琶湖岸〜堂満〜蓬莱山の眺めが素晴らしい 絶好の view point あり。 シャカ駅跡からは一転して少し急な下りになりますが 良く踏まれて標識ペイントも随所にあり、快調に降りることが出来ます。 大鉄塔跡から下って、ところどころ段差とゴロタ石が多い区間があり 強いて言えばこの辺りだけが要注意箇所でしょうか。 イン谷まであと1/3弱の神爾谷分岐から、神爾ノ滝見物の寄り道。 ○神爾谷分岐〜神爾ノ滝(往復) 滝見物には分岐から往復30分強を見ておけば十分でしょう。 滝への降り口は分岐から緩やかな登りを二つ越え、10分程度進んだ地点。 近づくにつれ、大きな瀬音・瀑音が聞こえてきます。 降り口からは木の根を掴みながらの激下りになるので足許注意。 滝の正面すぐ近くまで進むことが出来ますが、撮影距離が欲しかったので 今日は少し上部の崖の上に座って、しばし名瀑を鑑賞しました。 ○神爾谷分岐〜イン谷口 最下部の鉄塔跡を越え、渓流沿いを下れば旧リフト駅跡まではわずか。 あとは舗装道をだらだら下ってイン谷口。 |
写真
装備
| 個人装備 |
化繊速乾肌着(長袖・キャプ1)
化繊速乾ポロ
サポートタイツ
薄手トレッキングパンツ
ウールソックス
トレッキングブーツ
化繊キャップ(防眩用)
ウインドブレイカー(着用機会なし)
|
|---|
感想
まず今春初っぱな、与えられたmission(?) は未踏区間の塗りつぶし。
「奥ノ深谷を歩いたことがない?そりゃ、アンタもったいないゾ」
比良御先達の鞭励に発奮し、折からの初夏を思わせる陽気のなか
もう一つの未踏区間、比良ロッジ跡〜カラ岳の縦走路を絡めて
今春の比良山行第一弾を済ませることができました。
やっぱり久々の比良はいいです。
念願叶って神爾ノ滝も見ることができ、好天と行き届いた整備に感謝感謝。
あとはコヤマノ岳〜武奈ヶ岳周辺の新緑萌え待ち。
ようやく体調も戻り、今からワクワクしております。
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notung











未踏区間の塗りつぶしお疲れさまでした〜
点が線で繋がる時はなんとも言えない満足感ですよね!
金糞峠から八雲への奥ノ深谷コースは何度か歩いたことありますが
やっぱりこの季節が気持ち良いと思います。
春〜て感じで
自分も今年はnotungさんと同じで
比良の点を線で結んで行こうかなと思っています
でも、その分リスクも高くなるので1つづつゆっくり時間をかけてね。
体調も戻ったようで、また楽しみが増えますね。
tamu-chanさん、こんばんは。
一日違いで、序盤は同コースを錯綜して歩かれていたんですね。
奥ノ深谷の渓流美は、聞きしに勝る素晴らしさでした。
よく歩く六甲の住吉谷(いえ、それなりにこっちも大好きなんですが)あたりと
比べると、ネイチャー度が数段違うというか、ヒトの匂いが希薄というか。
>1つづつゆっくり時間をかけてね
時間をかけるのは得意なもんで(?)、これからもミッチリと、ねっとりと(?)
比良を楽しんで行こうと思っています。
・・ナガオあたりの静かな稜線で「あれ、あの人はひょっとして!?」なんて
愉しい出合いが出来れば、素晴らしいのですが・・・
素晴らしいお天気の一日でしたね。
春の色のお山の木々に、足元は愛らしく華やかなお花。。。
比良は素敵がいっぱいです。
tacacolaさん、こんばんは。
春秋には六甲を離れ、比良を登る年中行事も、いつしか3年を数え
それなりに結構な回数になったのですが、
>比良は素敵がいっぱい
本当に仰有るとおりで、行くたびに新しい楽しみが増える、本当に素敵な山域ですね。
手近なロケーション、バリエーション豊かなルート、錯綜した濃密な地勢、
四季折々の多様な植生、そして豊富な積雪量。
身近に「京阪神ハイカーの宝石箱やぁ」と言う先達
おられるのですが、まさに言い得て妙、ですね・・
これからも精々、飽かずに歩いて行く所存です。
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