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Yamareco

記録ID: 625701
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

ジャンダルム日帰り

2015年05月01日(金) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
11.0km
登り
1,621m
下り
1,619m

コースタイム

日帰り
山行
8:03
休憩
0:39
合計
8:42
5:48
4
スタート地点
5:52
104
7:36
7:45
115
9:40
9:45
90
11:15
11:30
65
12:35
12:40
35
13:15
13:20
65
14:25
5
14:30
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
朝一でタクシーに乗ろうと、足湯公園の駐車場を利用しましたが、人が集まらずに30分ロスしてしまいました。ソロの場合、時期によっては他の駐車場を利用したほうが乗合いで行きやすいと思います。
コース状況/
危険箇所等
天狗沢の雪渓は比較的安定してますが、上部からの落石に注意です。今回も人間ほどの石が転がってきて数十メートル上で止まりました。スピードが遅かったので危機感はありませんでしたが、落石やデブリの状況によってルートを選んで登ったほうがいいと思います。
天狗のコルからの稜線はほぼ無雪期の状態ですが部分的に数メートルの雪渓の通過があります。
ジャンダルム基部も切れ落ちた雪面の通過となるので慎重に。今回はトレースがあったので比較的容易でした。天狗のコルからジャンだけを目指す場合はトラバースする必要がないんですね、鎖が飛騨側にありました。私は最後まで気づかずに直登して下りは懸垂で下降しました。
早朝の閑散とした上高地
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早朝の閑散とした上高地
河童橋からの定番の構図
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河童橋からの定番の構図
岳沢登山口。ここから入山します。
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岳沢登山口。ここから入山します。
ほぼ雪道を歩きます。
ほぼ雪道を歩きます。
岳沢に残る雪渓を登ります。
ここまで下山する人数名しか会ってません。
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岳沢に残る雪渓を登ります。
ここまで下山する人数名しか会ってません。
天狗沢が見えてきました。
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天狗沢が見えてきました。
ほとんど人気のない岳沢小屋です。本日一番乗りかな!?
テントは数張りでした。
明神沢?を登っているパーティーが見えました。
ほとんど人気のない岳沢小屋です。本日一番乗りかな!?
テントは数張りでした。
明神沢?を登っているパーティーが見えました。
天狗沢を登っていきます。
数人分のトレースがありました。
すべて下山利用っぽいですね。
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天狗沢を登っていきます。
数人分のトレースがありました。
すべて下山利用っぽいですね。
中間部ほどでしょうか。標高差700m近くあるのでかなりきついです。
この少し下で落石があって人間ほどの石が転がってきて数十m上で止まりました。雪渓に転がってる石の軌道や位置を見ながらルートを選択するといいかもです。また上部の雪のブロック崩壊の可能性もありますのでそれも考慮しながら・・・
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中間部ほどでしょうか。標高差700m近くあるのでかなりきついです。
この少し下で落石があって人間ほどの石が転がってきて数十m上で止まりました。雪渓に転がってる石の軌道や位置を見ながらルートを選択するといいかもです。また上部の雪のブロック崩壊の可能性もありますのでそれも考慮しながら・・・
最上部です。思ったほどの傾斜はありませんでした。全体的にほどほどの急斜面(意味がわかなない)て感じです。とにかく疲れました。
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最上部です。思ったほどの傾斜はありませんでした。全体的にほどほどの急斜面(意味がわかなない)て感じです。とにかく疲れました。
コルに到着です。かなりバテバテです。
笠ヶ岳の雄大な景色よりも疲労感の方が勝ってるなあ〜
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コルに到着です。かなりバテバテです。
笠ヶ岳の雄大な景色よりも疲労感の方が勝ってるなあ〜
一応申し訳ない程度のペイントがありますが基本的に自由に登れます。非常に脆い岩の堆積した尾根みたいです。で、少し登ったところからの天狗岩・間ノ岳方面です。
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一応申し訳ない程度のペイントがありますが基本的に自由に登れます。非常に脆い岩の堆積した尾根みたいです。で、少し登ったところからの天狗岩・間ノ岳方面です。
槍が見えてきました。
どこがジャンダルムなんだろう・・・
初めて登るので見るものすべて初物なのです。
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槍が見えてきました。
どこがジャンダルムなんだろう・・・
初めて登るので見るものすべて初物なのです。
あっこれがそうですね!
稜線には雪がなかったので、天狗のコルからアイゼン・ピッケルは片づけてしまいましたが、この周辺はけっこうな雪があります。
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あっこれがそうですね!
稜線には雪がなかったので、天狗のコルからアイゼン・ピッケルは片づけてしまいましたが、この周辺はけっこうな雪があります。
ジャンの基部の東側の雪壁を慎重にトラバースして奥穂側に回り込みます。
奥穂方面の縦走路は険しそうです。
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ジャンの基部の東側の雪壁を慎重にトラバースして奥穂側に回り込みます。
奥穂方面の縦走路は険しそうです。
ジャンの登り口が見つからなかったので直登しました。手がかりは豊富なので思い切って登れます。が、下りは岩にぶら下がる感じや嫌だったので試行錯誤の末懸垂で下降しました。
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ジャンの登り口が見つからなかったので直登しました。手がかりは豊富なので思い切って登れます。が、下りは岩にぶら下がる感じや嫌だったので試行錯誤の末懸垂で下降しました。
前穂方面。
吊尾根のトラバース道が所々雪に埋まっています。
この時点で奥穂の周回はあきらめました。前穂に登り返しての下山するほどの体力がなさそうですし。
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前穂方面。
吊尾根のトラバース道が所々雪に埋まっています。
この時点で奥穂の周回はあきらめました。前穂に登り返しての下山するほどの体力がなさそうですし。
ジャンの基部の雪壁です。
そうそう、天狗のコル方面の基部に鎖がありました。
私のイメージとして奥穂側から回り込むという先入観があり、まったく見落としてました。
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ジャンの基部の雪壁です。
そうそう、天狗のコル方面の基部に鎖がありました。
私のイメージとして奥穂側から回り込むという先入観があり、まったく見落としてました。
雪壁を登ってくる登山者2名発見!
こぶ尾根の登攀か?
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雪壁を登ってくる登山者2名発見!
こぶ尾根の登攀か?
岳沢小屋に着いてひと安心
岳沢小屋に着いてひと安心
あとは観光客でごった返す上高地からさっさと逃げ帰りました。
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あとは観光客でごった返す上高地からさっさと逃げ帰りました。

装備

備考 体力が足りませんでした((+_+))

感想

5月連休は一上高地〜奥穂・ジャンダルムの1泊山行を予定してました。が、家の都合やら何やらでできなくなり少しモヤモヤしてました。
そんな中、前週登った宝剣岳にまったく雪が着いてなかったこと、そして北アルプスのレコが続々とアップされ、穂高の稜線は夏山状態かもしれない・・・と思い立ち、今回の日帰り山行となりました。

ほぼ想定通り、稜線には雪がありません。所々に残る雪渓も数mと短いものでアイゼン・ピッケルを使うまでもありませんでした。ジャンも奥穂側に回り込まなくても鎖で登れるので(だと思う)比較的簡単に(日帰りで)往復できると思います。
予定は、超ハード山行だったので、もちろん奥穂を含めた周回を日帰りで、だったのですが、こちらは体力不足と遅く家に帰るのがいろいろやばそうなので断念しました。ジャンの先はかなり険しそうに見えました。
まあ、私の5月連休はこれで終わりましたが、最後の雪山をジャンで飾れ満足です。

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コメント

お疲れ様でした〜
ジャンダルムの天使にあいに行ってきたのですね。
日帰りでの北アルプスの山行は車の往復も含めお疲れだったことと思いますが 
他の休日でゆっくり体を休めて元気になってください。
nukaboshi さんみたいに
今年はichigo も行ってみたいです。
無雪期に挑戦(^^
2015/5/2 20:32
Re: お疲れ様でした〜
ん?
ジャンダルムの天使・・・??
と思って調べてみると・・・

ああ〜あれのことだったのですかあ〜
なるほど、皆さん、天使に会うために登ってるんですね(^^ゞ

とりあえず、天狗のコル〜ジャンまで偵察しました。ここは余裕です。いつでも(積雪期を含めても)登れそうです。次はどこにしましようか・・・
日帰りで少しずつ楽しみながら攻めるという手もありますし、一泊して一気に、という正攻法でもいいですね。穂高の稜線もほぼ夏山状態なので、5〜6月はある意味チャンスかもしれませんよ。
2015/5/2 21:48
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技術レベル
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体力レベル
4/5
技術レベル
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体力レベル
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