記録ID: 6312674
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越
赤鞍ヶ岳・菜畑山/道志村役場起点
2023年12月23日(土) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,363m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 9:35
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
菜畑山南中腹にて、ルート誤り要注意箇所があります。(下りの場合) 菜畑山からの下り中、843m標高点より少し上で尾根を外します。 現場は伐採地のため眺望良く、景色に気を取られて一旦は通過してしまいました。 重要箇所ながら現地には送電線巡視路の標識しかありません。登山道は部分的に巡視路を辿るので、よく見ると明瞭な踏み跡があります。 |
その他周辺情報 | 道志村役場からすぐ近く、道志の湯にて身体を温めました。 |
写真
4:45 道志村役場・来庁者用駐車場(590m)出発
駐車場は来庁者用であり、登山目的で駐車できるのは閉庁日のみです。
国道413号・道志みちを一路東へ。
交通量は少ない時間帯ながら、ヘッドライト2つで前後を照らして歩きました。(後方は赤色灯)
5:00 大栗バス停付近・赤鞍ヶ岳登山口(570m)※当写真
この指導標から国道を離れて集落の道へ。要所に指導標あり。
駐車場は来庁者用であり、登山目的で駐車できるのは閉庁日のみです。
国道413号・道志みちを一路東へ。
交通量は少ない時間帯ながら、ヘッドライト2つで前後を照らして歩きました。(後方は赤色灯)
5:00 大栗バス停付近・赤鞍ヶ岳登山口(570m)※当写真
この指導標から国道を離れて集落の道へ。要所に指導標あり。
少しだけ緩くなるところもあるけど、ここからもまだまだ急登。
三点支持するところもありました。
なお高い利便性のため装備していたハイドレーションシステムですが、凍結のため午前中早い時間帯は飲めなくなりました。
もう冬山装備へ切り換える時期が来たようです。
三点支持するところもありました。
なお高い利便性のため装備していたハイドレーションシステムですが、凍結のため午前中早い時間帯は飲めなくなりました。
もう冬山装備へ切り換える時期が来たようです。
7:24 赤鞍ヶ岳・ワラビタタキ山頂(1256.8m)到着!
雨量観測所からすぐに赤鞍ヶ岳・ワラビタタキに到着!
眺望こそありませんが、広くて心地良い空間です。
今日の行程では二峰の赤鞍ヶ岳があり、またその両方ともに別名があるので併記します。
雨量観測所からすぐに赤鞍ヶ岳・ワラビタタキに到着!
眺望こそありませんが、広くて心地良い空間です。
今日の行程では二峰の赤鞍ヶ岳があり、またその両方ともに別名があるので併記します。
尾根上のごく狭いミニピークといった感じの場所ですが、本当に素晴らしい絶景!
今朝もめちゃくちゃ寒い中、4:45に出発した甲斐がありました。
なお今日の山行を通じて、ウバガ岩を特定することはできませんでした。
但し地形図に“ウバガ岩”表記と岩場・崖の表示があるので、この辺りには違いないでしょう。
今朝もめちゃくちゃ寒い中、4:45に出発した甲斐がありました。
なお今日の山行を通じて、ウバガ岩を特定することはできませんでした。
但し地形図に“ウバガ岩”表記と岩場・崖の表示があるので、この辺りには違いないでしょう。
富士山と御正体山
本日随一の展望地なので撮影に時間の掛けどころです!
いつもの55-200mm望遠レンズに交換して撮影。
富士山はもちろんながら宝永山の存在感もあり、また先月に登った御正体山の貫禄も充分です。
本日随一の展望地なので撮影に時間の掛けどころです!
いつもの55-200mm望遠レンズに交換して撮影。
富士山はもちろんながら宝永山の存在感もあり、また先月に登った御正体山の貫禄も充分です。
8:57 赤鞍ヶ岳・朝日山山頂(1299m)到着!
秋山峠からは短い登りで到着。
広い山頂ながらここも眺望はありませんが、今日の行程での最高点です。
山頂からは道志山塊主稜線以外に北へもルートが伸びています。
秋山峠からは短い登りで到着。
広い山頂ながらここも眺望はありませんが、今日の行程での最高点です。
山頂からは道志山塊主稜線以外に北へもルートが伸びています。
岩殿山付近
山と高原地図に記載はあるけど、現地では何の標識もありませんでした。
岩殿山といえば武田勝頼を土壇場で裏切った小山田信茂の岩殿山城を真っ先に想起しますが、
少し南のここ道志山塊にもあったのでした。
山と高原地図に記載はあるけど、現地では何の標識もありませんでした。
岩殿山といえば武田勝頼を土壇場で裏切った小山田信茂の岩殿山城を真っ先に想起しますが、
少し南のここ道志山塊にもあったのでした。
10:08 本坂峠・道志口峠(1140m)
岩戸ノ峰から2つの激下りを越えて本坂峠に到着。
かつては道志と大月で行き来があったのでしょうか。
今でも道志側のルートは健在で、戸渡バス停まで1時間半ほどで下れるようです。
岩戸ノ峰から2つの激下りを越えて本坂峠に到着。
かつては道志と大月で行き来があったのでしょうか。
今でも道志側のルートは健在で、戸渡バス停まで1時間半ほどで下れるようです。
10:24 ブドウ岩ノ頭(1224m)到着
写真は正確にはブドウ岩ノ頭手前です。
一応ピークは踏んでおきましたが、特に案内板等はありませんでした。
直進してしまうのを防ぐためなのか、ピーク手前でルートを直角に曲げています。
南隣の菜畑山を見ながら小休止しました。
今日の縦走は後になるほど登下降が激しくなるパターンでなかなか大変…。
写真は正確にはブドウ岩ノ頭手前です。
一応ピークは踏んでおきましたが、特に案内板等はありませんでした。
直進してしまうのを防ぐためなのか、ピーク手前でルートを直角に曲げています。
南隣の菜畑山を見ながら小休止しました。
今日の縦走は後になるほど登下降が激しくなるパターンでなかなか大変…。
11:37 菜畑山山頂(1283m)到着!!
着きました!!
最後の登り返しはきつかった…。縦走終盤の大きな登り返しは本当に試練でした。
春を思わせる山名で心惹かれた菜畑山。
楽しみにしていた富士山の眺望は控えめながら、日差したっぷりで微風。
菜の花こそないものの、小春日和の下で居心地最高の山頂でした。
着きました!!
最後の登り返しはきつかった…。縦走終盤の大きな登り返しは本当に試練でした。
春を思わせる山名で心惹かれた菜畑山。
楽しみにしていた富士山の眺望は控えめながら、日差したっぷりで微風。
菜の花こそないものの、小春日和の下で居心地最高の山頂でした。
13:19 伐採地・巡視路入口(850m)
送電線鉄塔のすぐ下にも伐採地があって好展望となっていました。
ここで珍しいパターンでルート誤りをしました。
1.尾根を外す重要箇所であることに全く気付かず直進。
2.少し下方で急にルート不明瞭となり引き返す。
3.ここより送電線巡視路に入ることが正しいと気付く。
送電線巡視路の指導標しかないけど、結果は巡視路を辿るのが正解でした。
ここを登りで使えば無問題だけど、下りが初見の場合は気付けないでしょう。
念のためにGPSで確認しました。
13:28 ルート修正して出発
送電線鉄塔のすぐ下にも伐採地があって好展望となっていました。
ここで珍しいパターンでルート誤りをしました。
1.尾根を外す重要箇所であることに全く気付かず直進。
2.少し下方で急にルート不明瞭となり引き返す。
3.ここより送電線巡視路に入ることが正しいと気付く。
送電線巡視路の指導標しかないけど、結果は巡視路を辿るのが正解でした。
ここを登りで使えば無問題だけど、下りが初見の場合は気付けないでしょう。
念のためにGPSで確認しました。
13:28 ルート修正して出発
13:52 和出村・菜畑山登山口(660m)
獣害対策のゲートを開閉して、下った先は集落の片隅といった場所でした。
指導標は道路沿いではなく、少し奥まったところにあります。
車までまだ距離があるけど、登山道を抜けたことでホッと一息。
実家に下山届を通知したりして小休止しました。
ここから戸渡バス停までは国道を避けて集落内の道路を歩きます。
獣害対策のゲートを開閉して、下った先は集落の片隅といった場所でした。
指導標は道路沿いではなく、少し奥まったところにあります。
車までまだ距離があるけど、登山道を抜けたことでホッと一息。
実家に下山届を通知したりして小休止しました。
ここから戸渡バス停までは国道を避けて集落内の道路を歩きます。
装備
個人装備 |
三脚
水
ハイドレーションシステム
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
スパッツ
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図・山と高原地図)
コンパス
ガーミンGPS
笛
鈴
ラジオ
計画書
ヘッドランプ
予備電池
アマチュア無線機
ファーストエイドキット
補修キット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
登山保険証
健康保険証
スマホ
財布
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
2023年の登り納めに選んだ赤鞍ヶ岳・菜畑山。
御正体山など道志村境上にある山はいくつか登ってきましたが、道志村内を起点とする山行は今回が初めてでした。
ウバガ岩付近での絶景はそれだけで他を補って余りあるものでしたし、
後になるほどハードになっていく修業じみた縦走も大満足。
好天の土曜日ながら出会ったのは数人程度で、評判どおりに静かな山行を楽しめる道志山塊でした。
今後も折を触れて道志山塊を歩いてみたいと思います。
今年も数多くの山行記録をご覧いただきました皆様に改めてお礼申し上げます。
2024年も毎回真剣勝負で山に向き合ってまいります。
ヤマノススメ好きですが、自分の山行は「ゆるふわ」ではありません。
改めてどうぞ宜しくお願いします。
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コメント
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新年あけまして
おめでとうございます。
本年が良い年となられますように、
お祈りいたします。
六甲へ登れなかったのでしたか、
残念でしたね。
次のチャンスですね。
道志村は山梨県ですね。
暮れに 遠征されたのですね。
またまた富士が美しく
見える山ですね。
土曜日滋賀にバス旅行でしたが
比良は冠雪してなかったです。
日、月で雪が降ったようです。
雪の比良をみたかったです。
一日早かった。💦
赤鞍ケ岳も 冠雪がまだのよう。
今年は雪が遅いですね。
綿向山へも行きたかったのですが
いまだ冠雪してないようです。
令和6年4月より 2年間 入山禁止になるそうです。
残念です。登山道があれないといいな。
ルーンさんもバックカントリが
しにくいですね。
もう少しの辛抱かしら。
雪が少ないとそれはそれで、
危ないことがあるかと思います。
お気をつけられて、
楽しんでくださいませ。
なんだか 取り留めのない文に
なってしまいました。
ごめんなさい。
では また。(⌒∇⌒)
mayasanpoさんにとりましても本年が良い年となりますように。
帰省時しか六甲に登る機会がないので予定していたんですが、
次の機会には逃さないようにしたいです。
いつからか、晩秋から初冬にかけての南関東遠征は恒例となりました。
遠いので2,3日の旅程で効率よく周る、時雨れ気味となる上信越に比べて晴天率が高い、
ということで何かと都合が良いんです。おまけに富士山が見えるだけでテンションも上がります。
山梨県への遠征もだいぶ回数を重ねてきまして、主要な山はほぼ登った状態です。
今回の赤鞍ヶ岳はややマイナーとなるのか、好天の休日なのに静かな山行となりました。
でもお目当ての富士山はやはり絶景でしたし大満足です。
土曜日に比良へ行かれていたのですね。
一足遅くに雪が降ったんですね。それはタイミングが合わなかったですね。
長野市街地も今まで全く雪が無かったんですが、月曜朝にはドカ雪が積もりました。
綿向山は2年間入山できなくなるんですか!?
作業の関係のようですが、このような措置はなかなか見ないですね。
これまで雪が少ない状態が続いていた上信越の山々ですが、
今回の寒波でまとまった積雪となったようです。そして今週末にかけても
続けての寒波でようやく山スキーができるコンディションに仕上がりそうです。
初滑りは休みと天気の巡り合わせ次第ですね。
このたびもありがとうございました!
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