記録ID: 63172
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
西穂山荘〜西穂独標〜福地温泉
2010年05月03日(月) 〜
2010年05月05日(水)

yukifuku
その他1人 - GPS
- 54:00
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,475m
- 下り
- 634m
コースタイム
5/2 5:30自宅-12:35奥飛騨温泉-新穂高ロープウエイ 白樺平駅-13:00千石園地13:30-15:40西穂山荘
5/3 6:35西穂山荘-8:20西穂独標8:30-10:15西穂山荘11:30-(下山途中で昼食30分)-13:40千石園地-14:20新穂高ロープウエイ-白樺平駅-14:35駐車場14:45-15:00福地温泉
5/4 6:40福地温泉朝市見学7:10-朝食-福地温泉8:10-中部縦貫道/高山インター-東海自動車道-名神高速道-東名阪道-13:00自宅
5/3 6:35西穂山荘-8:20西穂独標8:30-10:15西穂山荘11:30-(下山途中で昼食30分)-13:40千石園地-14:20新穂高ロープウエイ-白樺平駅-14:35駐車場14:45-15:00福地温泉
5/4 6:40福地温泉朝市見学7:10-朝食-福地温泉8:10-中部縦貫道/高山インター-東海自動車道-名神高速道-東名阪道-13:00自宅
| 天候 | 晴天(5/4の飛騨地方は日中30℃と7月並みの夏日を記録) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況/ 危険箇所等 |
雪山登山用品の購入、にわかに開始した夜間の近場での散歩、そして4/24に尼ケ岳登山への足慣らしを経て5/3〜5/5の西穂山荘〜西穂独標の初の雪山登山の実施となった。 ゴールデンウイーク期間中のため自宅を5:30に出発-名阪道-東名阪道-名神高速道-東海北陸道-中部縦貫道のルートで新穂高ロープウエイ 白樺平駅を目指したが、やはり渋滞にはまってしまい、いつもよりも2時間程度遅くなり13:00に白樺平駅に到着した。 千石園地(積雪量は1.5m)で昼食をとり初日の到着地点である西穂山荘に向けて出発する。 初めて12本爪のアイゼンを履き雪山を進める。登山ルートは地図から判断するルートよりは曲がりくねり小さな山谷の連続であり、途中では結構急な登りも見受けられた。15kg程度の荷物でも急坂の上りはさすがにこたえる。(日頃からのトレーニングの必要性を痛感!!) 多くの休憩を挟みながらでも2時間10分で西穂山荘に到着する。山荘内は多くの登山者で賑わっていたが、ゴールデンウイーク期間中にもかかわらず満室になるほどの宿泊客はいない状況であった。(山荘付近の積雪量は2m程度) ●山荘情報 ******************************* 今年は雪解けが遅く、洗面所は未だ使用できません。(宿泊客用の水が確保できず)したがって、顔や手を洗ったり、歯磨きをするための水は各自での持参をお勧めします。重い荷物になるのがいやな方はウエットティッシュの持参は必須です。現地で雪を溶かして必要とする飲料用や洗顔用の水を作るのも良いかも知れません。(我々は現地で雪を溶かして必要とする水を確保しました。) ************************************* 夜は6人の合い部屋に4人(2夫婦)が宿泊することとなった。 翌朝5:30の朝食後、6:35より待望の登山を開始。丸山まで行ってみて体力的に、また技術的に行けそうなら西穂独標までの登頂を決定する予定であったが、同じ時間帯に山荘を出発するパーティーがいてそのパーティーのトレーナーの方に西穂独標までの登山の希望を伝えると、天候も良いし今日であれば気をつけて登れば可能であるとの回答あり。そのパーティーの方々の後につかせてもらっての登頂となった。 また西穂独標までの登山途中にはいろいろな方々からもアドバイスなどをいただき1時間45分後の8:20に西穂独標に無事登頂することができ、妻とともに感激を味わった瞬間であった。 ●雪の状況 ******************************* 5月の残雪期のため雪質はざらついておりあまり良くない。 また、当日はかなりの晴天であったため表面の雪解けも始まっていた。しかし独標近くは雪がなくなるが残雪はアイスバーンになっており、滑りやすく当然アイゼンにピッケルなしでの登山は控えたほうが良いと思いました。 また、雪道の右側近くには雪庇が張り出し、すでに崩れやすい状況になっていた。したがって必要以上に稜線の右を歩行しないようにすること。 ************************************* その後、周辺の山々の景色を楽しんだり、雪斜面をシリセードで滑り降たりして西穂山荘に10:15に下山した。 山荘前で湯を沸かしコーヒーを飲んでいると、突然山荘近くに岐阜県警所属の山岳パトロールヘリが飛来した。 人の話ではシリセード(グリセード?)で滑り降りていた時に木にひっか掛り足を負傷したとのことであった。 ま近くでヘリでの負傷者の救助が見られた。見ている立場と逆に、山岳地の気まぐれな乱気流や突然発生するガスのなかでホバリングを行いながらの救助を行う関係者の方々の緊迫した動きが見ているものにも感じ取れるくらい迫力あった。(昨年の9月に同県の防災ヘリが北穂高で墜落3人が死亡した墜落事故あった。) ゆっくりした休憩の後、千石園地駅まで下山したが、こんなに急な坂を登ってきたのかと感じたものでした。 夜は疲れを癒すために奥飛騨温泉郷の福地温泉、民宿・内山に宿泊。 夕食はアユの塩焼き、鯉の造り、飛騨牛焼き肉、山芋の蒸し物や各種山菜などに舌鼓をうち露天風呂に入った後、早々に床についた。 翌朝は近くで毎朝開催されている朝市を見学、買い物をして帰路についた。 帰りの高速道路は連休最終日のためか午前中の移動のためか渋滞箇所はなく昼食時間も含めて5時間弱で帰宅した。 |
写真
感想
今回の登山では山を愛する人々との出会いとともに先輩方からの初心者に対する気配りや親切な指導に感謝しつつ山行を終えました。
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