鳳凰三山(二座)夜叉神から久々に観音岳まで素晴らしい稜線を巡って

- GPS
- 10:45
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,915m
- 下り
- 1,911m
コースタイム
| 天候 | 薄日の射す晴れ^^ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・4:30頃で駐車場は7割くらい埋まっています。約70台 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
・夜叉神駐車場〜苺平まではほぼ夏道です ・苺平〜南御室小屋までの樹林帯6割は雪道ですが、傾斜が緩やかなので 滑り止めは必要ないでしょう。踏み抜きには注意です(私は3回抜けました) ・南御室小屋〜薬師岳小屋までは8割が夏道です。滑り止めは下りでも不要でした ・薬師岳小屋付近には多少雪が残りますが問題ありません。稜線は全て夏道です ・全般的に危険と感じるところはありません。 |
| その他周辺情報 | ・お風呂は天笑閣600円源泉かけ流しがお勧め(地元の人が多いです ^^) |
写真
感想
仕事がようやく落ち着きを取り戻し(余り暇でも民間企業は困るのですが^^;)
久しぶりに週末山行が出来る感じの金曜日!土曜日は全国的にいい天気予報でしたね!
行きたい処は数多く何処にしようと本当に悩んでいました。
まだまだ山屋の足腰が出来ていないので、トレーニングを兼ねてガッツリ歩けて
標高差があって
景色のいい処…八ヶ岳(残雪が一番ヤナ感じかな?)…奥多摩奥秩父の高峰
(チョット暑いかも)
…そして導き出したのが鳳凰山(観音岳)でした。久しぶりに青木鉱泉から行くか
夜叉神から行くか…最後まで悩んで今回は…残雪の状態が予測できる夜叉神からとしました(少しビビった?)
甲府南ICで高速を降りて夜叉神までのワイディングロードでは、とても綺麗な朝焼けに遭遇し
胸躍らせながら駐車場に着いたのは4:30頃でした。私なりに急ぎで身支度をして
お守りにアイゼンも忍ばせて5:00前の出発です。
昨年もGWに上げていますので夜叉神峠からの絶景が最初の楽しみと承知しています(^^
薄〜い雲に天空は覆われているものの、期待を裏切らない白鳳三山の輝きと
更に南の荒島、赤石に及ぶ広大な稜線もくっきりと拝むことができ
数時間後におとずれるだろう「天空の稜線歩き」に思いを馳せていました。
夜叉神から少しマッタリした後、急登を抜けるとじわじわ登る山道が苺平まで続きます。
常に左側には白峰三山が樹林帯の隙間から顔を覗かせ応援してくれます
南御室小屋までは残雪が残っているので慎重に踏み抜けも楽しみ?変化も味わいます^^
小屋から先の急登には殆ど雪が無く、なだらかな樹林帯に残っている程度でした。
この感じだとお守りのアイゼンの出番はなさそうです^^
森林限界を超えて砂払岳にでると「天空の稜線歩き」の始まりです(^^ゞ
薬師小屋を抜け素晴らしい稜線を軽やかに歩けるように自称日本庭園にアイゼンをデポして
進みます^^。右手には奥秩父の山々が望め左前方には仙丈ヶ岳の美しい姿も確認できます。
斜め右手には八ヶ岳も鎮座し、後方には富士山が浮かんで視えます。
この稜線歩きが本当に楽しくて、楽しくて(^^ゞ…長い尾根歩きから空中散歩の如く
弾むように笑みを浮かべながら不気味な雰囲気で歩いていたとしたらそれが私です(^_-)
4回目の薬師岳も今日は通過点。この先の景色が早く見たくて駆け出しそうになりました(走りませんけど)
北岳の大樺沢の雪渓がVネックからネクタイの袂のように見え始めると
観音岳は直ぐそこです「凄い凄い凄〜い、これこれこれ〜」などと呟きなが
アドレナリン全開になる感じは久々でした(^^ゞ
少し霞みがかっている?ものの360度の絶景に最後の登りも全くきつく感じません。
観音岳の頂に登りつめると、ここ数年毎年のように登っている大好きな甲斐駒ヶ岳が飛び込んできます
この角度の甲斐駒は鋭利で剱のごとく天を突く感じでが素敵です!
(今年もあの頂に…行けるかな?)
久しぶりにオベリスクまでの稜線を見下ろすと気持ちを持って行かれそうになります…
(今日は行きません(^_^)v)
遠くは浅間山に中央アルプス、甲斐駒の背後には北アルプスの山々まで視て取れます。
時計に目を落とすと11時前。思っていたより早く上がれたようです。
観音岳の看板の後方には岩々のベンチが幾つかありますのでここで大休止です(^^ゞ
今日は山頂でも風も穏やかです。先客が二組いらっしゃったんですが後半は貸切(^^ゞ
眩いほどの絶景に興奮しつつもボーっとしたり1時間弱も居座ってしまいました。
長居をするには絶好の環境が整っていたようです。
楽しいひと時はあっという間に過ぎてしまいます。下山を催促する時間が近づいて来ました。
一通りもう一度景色を堪能して、薬師岳との最高の稜線を噛みしめて
日本庭園で御守のアイゼンを拾い上げたら樹林帯へと突入します。
重くなったザックのせいか、そもそも長く歩き過ぎたのか、アドレナリンが止まったのか?
最後の下りは足が止まってしまいました。
…前回の雲取山でカメラを落として、旧型おんぼろデジカメを引き出しの奥から引っ張り出し
望遠も3.6倍(落としたカメラは…数十倍)で接写も上手くいきませんでした^^;
iPhon6でも何枚か撮りましたが、色や手振れ補正はスマホの方が優っています^^;
早く新しいカメラ買わなくては…と強く心に刻まれたとても楽しい山行に成りました^^;
この感覚に包まれると山屋は止められません!今週末も天気がよければ行きますヨ
(たぶん^^;)
naotosas















夜叉神往復日帰りですとさすがにロング!
鳳凰から見る北岳は本当にカッコイイですよね
前のデジカメも大活躍されているようですが、
やはり、新品も欲しくなりますよね
でも、naotosasさんが弾まれているのがこちらまで伝わります
無雪期の鳳凰はいつもテント重装備ばかりでしたので、
久々に身軽になって行きたくなりました!
Penさん こんばんは♪
約束された絶景に何度も足を運んでしまうのは
山屋の嵯峨なのかも知れませんね^^;
季節や時間帯で変わる風景を切り取りたかったですが…
古い相棒は中々癖があって難儀しました
どうぞその健脚で鳳凰をお召し上がりください
いいルート行きましたね〜
ここは2年前の12月だったか〜あのpenご夫婦と登山道で会って
・・・一瞬誰って聞かれた
この時期は歩いてないけど、写真をみて
登りはアドレナリン全開・・稜線にでれば
「天空の稜線歩き」ができ、自分は空と一体になる感じが良いです。
ここからの北岳は迫力と存在感で終始見てしまいますよね。
しかし久しぶりにも関わらず、山屋の体力は維持されてガッチリ
歩きましたね〜
たぶん私ならヘロヘロは必至なので・・・
6月頃に下山は広河原よりバス使う作戦でズルします
あと半月もすれば、黒戸ですかね〜
次もガッチリで。
キャロさん 今晩は♬
この季節、残雪があっても安全に森林限界を行ける
御山の一つがここだったり^^
厳冬期に「ばったり」「有名な」「お友達」のご夫婦に会うこと自体奇跡でしたね
私の場合
決め手でした^^;
アドレナリンが出る感覚ってほとんど病気だと思います
でもそれを感じられるのが山登りだったり^^
北岳…登るにも眺めるにもいい御山です
山屋の体力…経験値だけですかね
甲斐駒…迷ってます
また何処かの山域で
ナオさん こんにちは〜♪ タロバットで御座います<(_ _)>
感想を拝読させて頂きまして、ナオさんの鳳凰愛が伝わって来ましたよ〜
このルートはまだ足を踏み入れてないのですが、絶対に歩いてみたいコースですね!
鳳凰最高点の観音の頂は、王道の夜叉神峠からしか考えられません
ドンドコでもなければ、御座石でもありません!(勝手にそう決めている^^;)
昨年に平ヶ岳にお邪魔できたのは、ナオさんのレコがあったからこそなので、
今年は、今回の鳳凰がそうなる可能性大ですよ〜
観音での、あっ!(⦿.⦿)っと言う間に過ぎてしまう1時間!
その山行が凄く充実されている証拠ですよね〜
私もそんな山行をまた今年も沢山楽しみたいと思いました〜
デジカメなんのその!全て素晴らしい画像ですよ!
お疲れ様でした〜 (^^)/~~
タロさん おばんです♫
実は…ヤマレコに一番最初にアップしたのがこの山域でして
その頃はまだ若くて、ドンドコ〜中道を一日でまとめ上げるのが至上命題と
心に刻んでいたり…
お金と時間に余裕があれば青木鉱泉〜夜叉神に抜けるルートが「夢の稜線」かと
どちらかに余裕がなければ、夜叉神はピストンも選択肢の一つかと。。。
デジカメは…2つに絞って熟考中です^^
お疲れさまでした。
年末年始に初めて鳳凰山登ったら稜線からの白峰三山の展望にハマってしまい、以降、残雪期に3回通いました。
だいぶ雪融けたんですね。
私も砂払岳手前の森林限界間際の上りからアドレナリンが上がります。
( ´,_ゝ`)
稜線のっかってから独り言多くなりますし、白峰三山の写真ばかり撮ってしまいます。
薬師岳小屋泊まれば気ままに写真撮れるんですよね…。
砂払下り、樹林帯入ってからの登山道歩き、本当に長いですよね。
また鳳凰山歩きたくなりました。
tomhig さん
御来訪ありがとうございます♫
本当は地蔵、観音、薬師(逆でも)しっかり三山と回るべき御山なんだと思うのですが
色々な事情でそれが叶わなかったり^^;
20キロを超える山行は足に来ますね^^;
色々な経験をすることで楽しめるようになれたら素敵ですね
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