烏帽子山(ササユリ咲く青垣いきものふれあいの里から登る)



- GPS
- 04:32
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 485m
- 下り
- 471m
コースタイム
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 4:26
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・いきものふれあいの里遊歩道にはヤマビルがたくさん棲息。要注意。 ・遊歩道展望台(施設マップD地点)から烏帽子山へは道標が細かくつけられている。登山道も一部急な登りがあるもののおおむね歩きやすい道。 ・烏帽子山から梨木峠へは最初の分岐に標識があるのみで、その後は峠までまったくなし。リボンの目印が細かくつけられているので追っていく。梨木峠への分岐から少し下ったところで尾根を間違えやすいところがある。登山道はおおむね歩きやすい。展望はほとんどないが、峠へ下る少し手前のザレ場から展望あり。 |
その他周辺情報 | 青垣いきものふれあいの里は小規模ながら四季の自然豊かでいいところ。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
携帯
時計
ハンカチ
カメラ
双眼鏡
|
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
|
感想
6月5日の神戸新聞(地方版)に青垣いきものふれあいの里でササユリが見ごろとの記事があった。近くに烏帽子山があり、ササユリを観た後烏帽子山に登ることにする。ヤマレコではいきものふれあいの里から烏帽子山に登られた記録はみあたらない。ネット検索で見つけた記録を参考にさせていただく。
いきものふれあいの里駐車場から階段を登るとビジターセンターがある。駐車場で出合った来場者の方から、今日は自然観察会があるとの話を聞く。しばらくビジターセンターを見学し、園内マップをいただいたりササユリや烏帽子山のことを尋ねたりする。すると、この後トライやるウィークで活動中の中学生が研究発表をするからぜひ聞いてほしいと頼まれる。それほど急ぐこともないので、中学生の発表を聞かせてもらうことにする。発表を待つ間に、センターの方からヤマビルがいることを教えてもらい、ヒル除けのスプレーもふってもらう。みなさん、とてもあたたかい。
ところで、この日の天気予報は曇り後晴れ。天気は回復してくると思っていたのだが、予想外に中学生が発表するころ小雨が降ってきた。幸い、弱い雨で、しばらくして雨は止む。大降りにならないことを願いながら出発する。
ササユリは、ビジターセンターの前から園内に散見できる。遊歩道の脇ではなく、山腹に咲いているし、近くに寄るには草をかきわけて林に入らなくてはならないので遠目に見ることが多い。しかし、その自然な感じの咲き方もいいものだと思う。
ササユリにすっかり目と心を向けている間に、足元にはヒルが寄ってきていた。歩きながら振り払うが、なかなか確認できない。展望所に着き、ようやく落ち着いてヒルを払うことができる。すでに、何匹かのヒルが足に吸いついて血を吸っていた。靴下の中まで入り込んでいたのにはまいる。しばらく休憩し、落ち着いてからいよいよ烏帽子山への登山道に入る。
展望所の裏に烏帽子山への標識があり、登っていく。登山道は歩きやすい道だ。標識も細かくつけられているので安心できる。尾根に登りきると展望も出てくる。福知山方面の町並みや丹波の山々が見渡せる。ヒノキ植林帯に入ると展望がなくなる。やがて登りも急になってくる。登りきると梨木峠への分岐に出合う。ここからなだらかな尾根道を歩いてすぐに山頂にたどり着く。
山頂から北側にも道が延びている。少し様子を見に下ってみる。標識が見つかればと思っていたが、行先を示す標識は見当たらない。山頂に引き返す。また、小雨が降り出した。予定していた昼食をおにぎりだけで済まし、下山を開始する。
下山は梨木峠にう向かう。分岐に標識があるので、その先にも標識があるものと期待していたが、標識は見つからない。そのかわり、赤いリボンが目印となって導いてくれる。尾根が分かれるところは少し紛らわしい。しっかりとテープを確認しながら下っていく。登山道はおおむねなだらかで歩きやすい。途中、烏帽子山方面を振り返る。見ている間に山頂に雲がかかる。雨も降りだしてきた。幸い、頭上にかかる木々の葉が自然の廊下屋根となって雨に濡れるのを防いでくれる。
梨木峠手前のザレ場にたどり着くと展望が開けてくる。最後の展望地と思い、ここで昼食休憩にする。久しぶりにあたたかいラーメンをつくる。肌寒い日で少し濡れた体にあたたかいラーメンはおいしい。丹波の山々を展望しながらの食事もいい。そのうちに雲も少しずつ高くなっていく。雲の姿が変わっていくのを見るのもおもしろい。
ここからは梨木峠に向けてやや急な斜面を下っていく。少し紛らわしいところもあるが、とにかくリボンを確かめながら下る。峠に出る。右に青垣と標識がある。かなり広い山道で、昔はこの道を辿って京都との行き来をしていたのだろう。青垣方面に少し下ると林道。別荘のような建物や閉鎖されたクリーンセンターがあり、しばらく行くと公園への道が分かれる。そのまま林道を行っても戻れるが、せっかくなのでもう一度公園に入ることにする。
最後にもう一度ササユリを見ながらビジターセンター、駐車場に戻る。駐車場でもう一度足元を確かめると、またまたヒルが靴の中にもぐり込んでいた。これまでヒルがいると言われる山でも被害に合わなかったものだが、今回はやられてしまった。しかし、完全にヒルを避ける方法はないだろう。病原体や毒は持たないようなので、あきらめるしかない。
コメント
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こんばんは
丹波にも山ビルがいてるんですね
いい情報をありがとうございました〜
liberation3さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ヒルがいたのは公園内の遊歩道です。展望台からの山道にはいませんでした。
この公園ではヒル除けのスプレーはかけてくれましたが、積極的にヒルを駆除しようとはしていないようです。ヒルも”ふれあういきもの”に含まれているのでしょう。
それにしても、ヒルを引っ剥がすときの気持ち悪さは二度と経験したくないものです。
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