記録ID: 656196
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳 〜 登り:八丁尾根、下り:黒戸尾根 〜
2015年06月07日(日) [日帰り]


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 13:33
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 2,829m
- 下り
- 2,821m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:49
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 13:32
距離 22.6km
登り 2,829m
下り 2,840m
17:52
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【尾白川渓谷駐車場→日向山】 よく整備された登山道。 【日向山→大岩山】 整備された登山道。駒岩から先は破線ルートも踏み跡がはっきり分かり、登山道であることを示す印(赤若しくはピンク色)も分かり易いため、道迷いの恐れは低いと思います。 【大岩山→烏帽子岳】 ◆踏み跡がはっきり分かり、赤色の印も分かり易いため、道迷いの恐れは低いと思います。 ◆大岩山からは急な下り。取り付けられているロープ、鎖、ワイヤーを利用して垂直に近い坂を標高差にして100mほど一気に下ります。急斜面を下降するため、土や枯葉(ひょっとすると小石も?)が時折パラパラ落ちていくので、前後に人がいる場合は要注意です(もちろん、人がいないかどうかの確認も必要です)。鎖等はきちんと整備されています。 ◆大岩山から下りきってからは、アップダウンを繰り返しながら、高度を上げていくので、想像以上に体力を消耗します。 ◆烏帽子岳手前は「急登→痩せ尾根の歩行」を数度繰り返し高度を上げます。お助けロープや梯子あり。高度感がある所もあり、個人的にはこのルートの一番の危険箇所だと思います。 【烏帽子岳→甲斐駒ヶ岳山頂】 ◆登山道の印はピンクテープが小さく木の枝に括り付けてあるだけの所が多く、標識も七合目のもの以外は気づきませんでしたが、踏み跡がしっかりしているので、基本的にルートは分かり易いと思います。 ★ただし、六合目小屋前後は道迷いの恐れがあります。自分はこの辺りでルートを外してしまいました。途中ですれ違った方も、この辺り(下り)でコンパスを使用したそうです。 ◆ハイマツ漕ぎとまでは言わないまでも、若干ハイマツがうるさい所があります。 ◆七合目の少し上に5〜10mほどの鎖がかかった傾斜のきつい岩場が一か所あります。登りの場合は、鎖は補助程度に使用し、足場をしっかり確保して足の力で登ればそれほど難しくはありません(腕の力で無理やり登る必要はありません)。すれ違った方に危険箇所を伺ったところ、ここが必ず挙がったので、下りで通過する場合の方が難易度が上がると思います。 【黒戸尾根】 雪溶けが進んでおり、アイゼン等の滑り止めを使用する必要はありませんでした。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
ガスがかかった稜線を振り返ります。
偽烏帽子兄弟姉妹の誰かが写っています。
もう、偽烏帽子兄弟姉妹、沢山いすぎて分からない!
大岩山から烏帽子岳までの間は、地形図で予習し、想定していた以上に小中ピークが多かったです。
偽烏帽子兄弟姉妹の誰かが写っています。
もう、偽烏帽子兄弟姉妹、沢山いすぎて分からない!
大岩山から烏帽子岳までの間は、地形図で予習し、想定していた以上に小中ピークが多かったです。
烏帽子岳到着!!!
本日一番の達成感をここで味わいました。
偽烏帽子兄弟姉妹たちはかなりの強敵でした。
ここで逆回りで歩いてこられた方と休憩がてら、少しお話ししました。甲斐駒ヶ岳山頂まで4時間30分で登られたとか。凄い!
本日一番の達成感をここで味わいました。
偽烏帽子兄弟姉妹たちはかなりの強敵でした。
ここで逆回りで歩いてこられた方と休憩がてら、少しお話ししました。甲斐駒ヶ岳山頂まで4時間30分で登られたとか。凄い!
感想
時間をかけて長いルートを歩いてみたかったので、八丁尾根経由で甲斐駒ヶ岳に登ってみました。
先週半ばの天気予報では晴れの予報だったのですが、当日は晴れていたのは朝のうちだけで、残念ながら、ほぼ一日中ガスがかかっている状況でした。
展望を楽しみにしていただけに、かなり残念でした。
特に鋸岳から甲斐駒ヶ岳に至る稜線は曇っている状況でも歩いているだけでウキウキする綺麗な稜線だっただけに、晴れていればどれだけ感動できたことか。
だからと言って、再度チャレンジするかどうかは微妙ですが…。
この日出会ったのは、すれ違いの4人のみ。全員単独で、自分とは逆回り3人、黒戸尾根を登り、甲斐駒ヶ岳、鋸岳を経て釜無川に下られる方が1人でした。
このルートを歩く方は皆さん凄いですね。かなり快調に走り、歩かれていました。
情けないことに、この日八丁尾根を歩いた中で、ダントツの遅さでした。
自分は、意識的に始めはセーブしてゆっくり歩いたにもかかわらず、烏帽子岳に向かう途中でバテてしまい、以後ノロノロに。
最近どうも標高2,000mを超えてくるとバテてしまうようです。
平地でジョギングしていてもそれほど苦しくないのに、何故?年のせいでしょうか?
ちなみに尾白川渓谷駐車場には自分が駐車した時点で20台以上の車が止まっていたので、黒戸尾根ピストンの方は多くいたのかもしれません。ひょっとすると自分と同じルートを先行していた方もいたのかもしれません。
梅雨入りしたようですし、北海道遠征までは遠出を控えて近場の山でトレーニングに徹しようかな。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:919人
usofuyuさんこんにちは。
前回の黒戸尾根からさほど経過していないのに今度は日向八丁ですか!
自分も気になっており、いつかは行きたいな…とはおもっていますが、現状だと自信がありません。すごいです!
本当にお疲れ様でした!!
「自信がない」なんてご謙遜を。alsoさんなら大丈夫だと思いますよ
さすがに徹夜明けとかだと厳しいと思いますが
日向八丁を使った周回コースは、黒戸尾根ピストンと比べ、技術的に少し難易度が高くなりますが、alsoさんは八ヶ岳で鎖場、岩場は慣れているようですので、問題ないかと思います。
嫌らしい危険箇所もありますが、黒戸尾根と同じく、どちらかと言うと体力勝負のコースです。
目安として黒戸尾根の二割増しの時間を見ておけば良いかと。
時間的に余裕があるときに是非チャレンジしてみてください
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する