ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 667543
全員に公開
ハイキング
比良山系

堂満岳

2015年06月24日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.2km
登り
819m
下り
811m

コースタイム

 イン谷口駐車場発 8:54
 9:46−ノタノホリー8:54
 10:24−沢の上ー10:29
 10:52−尾根の上ー11:03
 10:23−崩落崖ー11:26
 12:09−山頂ー12:43
 12:55−縦走路ー12:58
 13:06−堂満岳分岐ー13:09
 13:19−金糞峠ー13:24
 13:55−青ガレ下ー14:00
 14:22−水場ー14:30
 イン谷口駐車場着 14:51
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土・日・休日は、JR比良駅からイン谷口まで、朝夕のみバスの便があります。

感想

 ◆ 今日の予報は、気温 20〜30度、午後は寒気の影響で、雷雨があると言ふことだ。この辺りは、昨日も激しい雷雨があった。降られるのは嫌なので、3 時前には下りて来たい。
 湖西道路に出ると、蓬莱山は麓までガスの中だった。天気は大丈夫と思うが、ほんとに雷雨がありそうだ。
 武奈ヶ岳まで行ったら、時間がかかるので、堂満岳にする。
 堂満岳は中途半端なので、暫く行っていない。久し振りだ。

 ◆ 比良レスキュウの小屋の、西側に駐車する。
 出合橋を渡り、桜のコバ迄約 200m 南に下り、三叉路を西へ右折する。直ぐに沢にでる。木の橋は壊れて通れないので、沢に下りて渡渉する。右岸を右折して進むと舗装道路にでる。
 バブル時代の、今はその殆どが空き家になっている、数軒の別荘の中を進むと、行き止りになる。
 その道路が終わる所から登山道になる。

 ◆ 登山地図にある堂満東稜道を登って行くが、東稜は途中で二つに分かれる。その二つの尾根を、西側から回り込んで登って行き、二つの尾根が分かれる地点の上に出る。ここからは山頂まで、広い尾根の上を登って行く。
 
◆ 先ず、二つの尾根の南側の尾根に取り付き、V字型に切れ込んだ道を進む。倒木が多い。潜ったり乗り越えたりして尾根を越えると、大きな池がある。これがノタノホリだ。手前は倒木や木の枝等が一杯集まっていて、決して綺麗だとは言えない池だ。水が少ない時期には底土が露出して、上を歩けるような時もある。
 今は、モリアオガエルの産卵の時期で、池ノ上の木の枝には沢山のこぶし大の、白い泡の卵がぶら下がっている。

 ◆ 南側の尾根に上がったので、此処からは幾分坂が緩くなる。尾根に沿って進み、途中から尾根に別れ、山腹をトラバース気味に西北に進むと、小さな沢に出る。この沢は二つに分かれた東稜の南側の尾根と、今まで登ってきたその南側の尾根を分ける谷である。
 この沢は水量が無く、100m も登ると谷も消えてしまう。其処から東稜が二つに分かれる地点の上まで、尾根の南側の急な斜面をジグザグに登らなければならない。12〜3 回ジグザグを繰り返すとやっと尾根の上に出る。なかなかしんどい登りだ。

 ◆ ここからは、広い尾根の上を登って行くが、何処が道か解からない様な所もあるが、尾根の中心を歩けばよい。自然林の中で気持ちの良い尾根だ。
 12月初め頃に来ると、ナラやブナの下生えの、葉っぱの先が三つに分かれた小さな木が黄葉して見事である。(木の名前を調べようと思って、何年経ったか、未だに調べていない。誰か教えて下さい。)
 20分位で、尾根の南壁が崩落して南側の丸山谷を見通せる所がある。この尾根で唯一展望が開けた所で、以前は丸山谷の北壁が崩落した跡が生々しかったが、次第に緑に覆われてきて分らなくなって来た。
 それと同じく、こちらの尾根も、下を覗くと足元から崩落していて、背筋がぞっとする。

 ◆ 其処から約 20分 で、重なった大岩を左に避けて登ると、平坦なコルになった所がある。此処からが、山頂までの悪路の急坂になる。
 大半はロープがあり、それ程難しい事もないが、雨の度に道が流され、段差が大きくなり、何処を握り、足場をどうするか一々考えて登っていると時間がかかってしまう。以前よりうんと登り難くなっている。
 そして、石楠花が出てくると山頂は直ぐだ。

 ◆ 山頂は誰も居なかった。南東方向が木を伐ってあり、琵琶湖が見えるのだが、今日は霞んで全く見えなかった。薄曇りでも時期的に太陽が最も高い所にあり、木陰でないと暑かった。
 
 弁当を食べだすと、頭の上の髪の毛の中でむずむずする。虫かなと思いタオルでそっと拭き取るように撫でてみた。するとマダニのような、1mm位の丸い小さな虫だった。メガネを出して見ると間違いなくマダニに違いない。気持ち悪くなり爪で弾き飛ばした。
 そこで気が付いたが、袋に入れて持って帰り、保健所で確認して貰えば良かったなぁ・・と思ったが、気が付くのが遅かった。ウイルスの感染の有無を調べて貰ったら、比良山の汚染状況が分ったのに・・と残念な事をした。
 

 ◆ 下りは、金糞峠から下る。途中、東レ新道は通らず、真っ直ぐ南比良峠からの縦走路に下る。この方段差が無く歩き易い。以前は殆ど踏み跡が分らぬくらいだったが、最近は多くの人が通っているらしく、大分踏み跡がはっきりして来た。
 すぐに縦走路にでる。その正面の木に以前は無かった、新しい道標が取り付けてあった。左へ行けば南比良峠、右に金糞峠に向かう。
 約 8分で、東レ新道経由堂満岳の分岐に出る。

 ◆ 金糞峠に着いて空模様を伺うと、琵琶湖のほうは霞んで見えないが、反対側の西の方を見ると雲が黒い。それでも、まだ暫くは大丈夫のようだ。
 かろうじて、3時前には下りて来たが、これで6時間とは情けない。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:416人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら