堂満岳

- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 819m
- 下り
- 811m
コースタイム
9:46−ノタノホリー8:54
10:24−沢の上ー10:29
10:52−尾根の上ー11:03
10:23−崩落崖ー11:26
12:09−山頂ー12:43
12:55−縦走路ー12:58
13:06−堂満岳分岐ー13:09
13:19−金糞峠ー13:24
13:55−青ガレ下ー14:00
14:22−水場ー14:30
イン谷口駐車場着 14:51
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
◆ 今日の予報は、気温 20〜30度、午後は寒気の影響で、雷雨があると言ふことだ。この辺りは、昨日も激しい雷雨があった。降られるのは嫌なので、3 時前には下りて来たい。
湖西道路に出ると、蓬莱山は麓までガスの中だった。天気は大丈夫と思うが、ほんとに雷雨がありそうだ。
武奈ヶ岳まで行ったら、時間がかかるので、堂満岳にする。
堂満岳は中途半端なので、暫く行っていない。久し振りだ。
◆ 比良レスキュウの小屋の、西側に駐車する。
出合橋を渡り、桜のコバ迄約 200m 南に下り、三叉路を西へ右折する。直ぐに沢にでる。木の橋は壊れて通れないので、沢に下りて渡渉する。右岸を右折して進むと舗装道路にでる。
バブル時代の、今はその殆どが空き家になっている、数軒の別荘の中を進むと、行き止りになる。
その道路が終わる所から登山道になる。
◆ 登山地図にある堂満東稜道を登って行くが、東稜は途中で二つに分かれる。その二つの尾根を、西側から回り込んで登って行き、二つの尾根が分かれる地点の上に出る。ここからは山頂まで、広い尾根の上を登って行く。
◆ 先ず、二つの尾根の南側の尾根に取り付き、V字型に切れ込んだ道を進む。倒木が多い。潜ったり乗り越えたりして尾根を越えると、大きな池がある。これがノタノホリだ。手前は倒木や木の枝等が一杯集まっていて、決して綺麗だとは言えない池だ。水が少ない時期には底土が露出して、上を歩けるような時もある。
今は、モリアオガエルの産卵の時期で、池ノ上の木の枝には沢山のこぶし大の、白い泡の卵がぶら下がっている。
◆ 南側の尾根に上がったので、此処からは幾分坂が緩くなる。尾根に沿って進み、途中から尾根に別れ、山腹をトラバース気味に西北に進むと、小さな沢に出る。この沢は二つに分かれた東稜の南側の尾根と、今まで登ってきたその南側の尾根を分ける谷である。
この沢は水量が無く、100m も登ると谷も消えてしまう。其処から東稜が二つに分かれる地点の上まで、尾根の南側の急な斜面をジグザグに登らなければならない。12〜3 回ジグザグを繰り返すとやっと尾根の上に出る。なかなかしんどい登りだ。
◆ ここからは、広い尾根の上を登って行くが、何処が道か解からない様な所もあるが、尾根の中心を歩けばよい。自然林の中で気持ちの良い尾根だ。
12月初め頃に来ると、ナラやブナの下生えの、葉っぱの先が三つに分かれた小さな木が黄葉して見事である。(木の名前を調べようと思って、何年経ったか、未だに調べていない。誰か教えて下さい。)
20分位で、尾根の南壁が崩落して南側の丸山谷を見通せる所がある。この尾根で唯一展望が開けた所で、以前は丸山谷の北壁が崩落した跡が生々しかったが、次第に緑に覆われてきて分らなくなって来た。
それと同じく、こちらの尾根も、下を覗くと足元から崩落していて、背筋がぞっとする。
◆ 其処から約 20分 で、重なった大岩を左に避けて登ると、平坦なコルになった所がある。此処からが、山頂までの悪路の急坂になる。
大半はロープがあり、それ程難しい事もないが、雨の度に道が流され、段差が大きくなり、何処を握り、足場をどうするか一々考えて登っていると時間がかかってしまう。以前よりうんと登り難くなっている。
そして、石楠花が出てくると山頂は直ぐだ。
◆ 山頂は誰も居なかった。南東方向が木を伐ってあり、琵琶湖が見えるのだが、今日は霞んで全く見えなかった。薄曇りでも時期的に太陽が最も高い所にあり、木陰でないと暑かった。
弁当を食べだすと、頭の上の髪の毛の中でむずむずする。虫かなと思いタオルでそっと拭き取るように撫でてみた。するとマダニのような、1mm位の丸い小さな虫だった。メガネを出して見ると間違いなくマダニに違いない。気持ち悪くなり爪で弾き飛ばした。
そこで気が付いたが、袋に入れて持って帰り、保健所で確認して貰えば良かったなぁ・・と思ったが、気が付くのが遅かった。ウイルスの感染の有無を調べて貰ったら、比良山の汚染状況が分ったのに・・と残念な事をした。
◆ 下りは、金糞峠から下る。途中、東レ新道は通らず、真っ直ぐ南比良峠からの縦走路に下る。この方段差が無く歩き易い。以前は殆ど踏み跡が分らぬくらいだったが、最近は多くの人が通っているらしく、大分踏み跡がはっきりして来た。
すぐに縦走路にでる。その正面の木に以前は無かった、新しい道標が取り付けてあった。左へ行けば南比良峠、右に金糞峠に向かう。
約 8分で、東レ新道経由堂満岳の分岐に出る。
◆ 金糞峠に着いて空模様を伺うと、琵琶湖のほうは霞んで見えないが、反対側の西の方を見ると雲が黒い。それでも、まだ暫くは大丈夫のようだ。
かろうじて、3時前には下りて来たが、これで6時間とは情けない。
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mesner













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