くじゅう17サミッツコンプリート!(坊ガツルテン泊)



- GPS
- 21:24
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,403m
- 下り
- 2,382m
コースタイム
- 山行
- 2:32
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:34
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 11:09
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 7:38
天候 | 1日目は曇時々小雨、2日目と3日目は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
写真
感想
今年のGWは坊ガツルにテント泊してくじゅうを縦走し、17サミッツコンプリート(10座ある1700m超の山頂を全てピークハントすること)してきました!
今回、九州で登山するのは初めてでしたが、そのポテンシャルに接し、九州の他の山にも興味を持ちました!
●行程変更
当初の九州遠征は4/30~5/2にくじゅう、5/3に阿蘇山に登る予定でした。
ところが、4/30と5/1の天気がイマイチとの予報。くじゅうをメインに据えていた今回の遠征、特にくじゅうのハイライトとなるのが5/1でした。ここの天気が悪いのは避けたい。。。
ということで、急遽、4/30に阿蘇山、5/1~5/3にくじゅうに予定を変更しました。
結果は4/30の天気が悪すぎて阿蘇山には登らず観光することにして、5/1からのくじゅうにオールインしたのでした・・・
●5/1 長者原登山口→坊ガツル(テント泊)
長者原から登山開始。曇っていて、ミスティな空気の中登りました。
登るにつれて視界が悪くなり坊ガツルのテン場に着くころには小雨が降り出し・・・
急いでテントを張り、雨が止むまで待機。
夕方には雨が上がったので、徒歩10分くらいの距離にある法華院温泉山荘へ行って温泉に入りに行きました。(500円)
気温が低かったので温泉がめちゃくちゃ気持ちよかったです。
ちなみに坊ガツルのトイレは中々なので、ここのトイレを利用するのが良いです。
テン場に戻って夕食を食べて就寝。
●5/2 坊ガツル→三俣山南峰→三俣山本峰→星生山→久住山→天狗城→中岳→稲星山→白口岳→坊ガツル(テント泊)
メインの日。4時から行動開始。
天気良く、風も強くなく、まさに登山日和。
初っ端の坊ガツルから三俣山南峰までがえぐい急登かつヌルヌルってことでかなり苦しむ・・・(ヤマレコだと通常ルートだけど、YAMAPだとバリ扱い)
ついでに三俣山北峰にも足を延ばす予定でしたが、あまりに道が悪く途中で撤退。
今回のルートで道が悪かったのはこれらくらいでした。
上記以外は全体を通じて眺望が良く危険な箇所はありませんでした。
なお、中盤の久住分かれのトイレは避難小屋併設型ですが、これ系ので今までで一番きれいだったかも。(使用料100円)
坊ガツルに戻ってから法華院温泉山荘の温泉へ。
この日は混んでました。待つほどじゃなかったけど、感覚的に昨日の倍くらい。
テン場に戻って夕食を食べて就寝。
●5/3 坊ガツル→北大船山→大船山→坊ガツル→長者原登山口
昨日に引き続き良い天気。この日も4時から行動を開始しました。17サミッツコンプリートに向けて残った北大船山と大船山をゲットしに行きます。
こちらはかなり歩きやすいルートでした。
速攻でピークハントして、坊ガツルに戻ってテント撤収。
長者原登山口への道は、行きの時は天気が悪くあまり目に入ってなかったのですが、たくさん花が咲いていて写真を撮りながらのんびり下山しました。
●くじゅう、九重、久住
「くじゅう」という音は一つですが、文字にすると少なくとも3つあることに気が付く。
毎度ですが、深田久弥著「日本百名山」では、万葉集に「朽網山(くたみやま)」と出てくるそうで、この「くたみ」が「くさみ」になり、さらに「くすみ」に転じて久住(くすみ)と書くようになり、それを「くじゅう」と読むようになったという説を紹介している。
GoogleMAPで検索してみると麓の久住町に「特定非営利活動法人くたみの里」という施設があり、その近隣に「来田見神社」ってのもあるようなので一定の信憑性はありそう。
再び「日本百名山」に戻るがその中で「現在では山群の総称を九重、その最高点を久住と呼んで、もう誰も異議を挟むものはない」とあるが、少なくとも今日現在は最高点は久住山(1786m)ではなく中岳(1791m)ということになっている。確かに深田久弥がこれを記述した時代は久住山が最高点だったのかもしれないが、Wikipediaによると、登山者が増加したことで山頂の崩落等により標高が低くなり、1980年に再測量した結果、中岳が最高点になったとのこと。登山者が増えたからってそんなに標高変わるかなあ・・・単に測量精度が上がったからな気がする。
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