新緑の上高地へ(河童橋から横尾までハイク)

- GPS
- 10:11
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 222m
- 下り
- 228m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 10:24
| 過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
|---|---|
| アクセス | |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
行きは新宿からの夜行バス。22時半に新宿を出て、6時前には上高地バスターミナルに着いていた。5月の早朝の上高地は空気がとても澄んでいて気持ちよく、この日はこれ以上ないくらいの快晴。深呼吸しながら河童橋まで歩く。
朝早い河童橋付近はまだ人もまばらで、真っ青な空の下、残雪の穂高連邦をバックに、エメラルドグリーンの梓川が流れる様は、雑誌の表紙そのものだった。
初日は横尾までの往復ハイキング。朝の凛とした空気の中を歩き出すと、白く可憐なニリンソウの群生に迎えられて感動する。そして周りから野鳥たちの囀りが絶え間なく聴こえ、ここは天国かな?と思うほど。
河童橋から1時間ほど歩き、まずは明神まで。霊峰、明神岳に抱かれた明神池に寄ると、一の池に面して、「嶺宮遥拝所(みねみやようはいじょ)」と呼ばれる小さな祠があり手を合わせる。二の池はまた少し違って、日本庭園のような雰囲気。
明神池を後にし、次の目的地徳澤までまた1時間ほど歩く。徳澤園のテント場では色取り取りのテントが並び、人々はテント場隣のニリンソウ群生地に目を向けて寛いでいる。ここで一晩過ごすなんて、なんて素敵なんだろうと思う。いつかテントを持って訪れてみたい。
徳澤園では野沢菜チャーハン、釜焼きピザを友人とシェアし、名物のコーラソフトで疲れを癒す。ゆったりとした時間が流れる。
さて次の目的地は、更に1時間ほど歩いた横尾。横尾山荘に着くと、横尾大橋からの眺めがまた素晴らしかった。横尾山荘前のベンチでも、思い思いに寛ぐ人々。
横尾から先は、涸沢までの本格的なトレッキングになる。先に進みたい気持ちがありながら、今回はここでUターン。帰りも同じ道を歩きながら、梓川のせせらぎに耳を澄ませたり、全く人を恐れない猿たちと一緒に歩いたりと、おしゃべりしながらあっという間に河童橋まで戻ってきた。
この日歩いた距離は26km。平坦とはいえ、なかなかの距離だったが、天気の良さと景色の素晴らしさ、終始聴こえる野鳥の声に、全く疲れを感じなかった。
この日の宿はちょっと奮発して、上高地帝国ホテルへ。穂高の山々をバックにした、赤い屋根にログハウス風の可愛らしい外観はスイスに旅行した時を思い出させた。90年も続くクラシックホテルは、内装も、スタッフも、サービスもとても素晴らしく、日頃の疲れを十分に癒すことが出来た。
次の日の登山に備えて早く寝ようといっていた友人とは、予想通りおしゃべりが止まらずだいぶ夜更かしをしてしまった。
nagatani1975




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