南八ヶ岳(編笠山-権現岳-阿弥陀岳-赤岳-横岳-硫黄岳-東天狗岳)
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- GPS
- 13:12
- 距離
- 34.7km
- 登り
- 3,876m
- 下り
- 2,650m
コースタイム
- 山行
- 11:51
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 13:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
中央本線の終電で小淵沢駅へ(0:38着) ■帰り 麦草峠から八千穂駅まで白駒線バス(15:50発) 八千穂駅から小海線、北陸新幹線と乗り継ぎ帰宅 ※バスは佐久平駅行きなので小海線の利用は必須ではないが、八千穂-佐久平間の運賃は小海線の方が安かった。 ※麦草峠から茅野駅へのバスは今年はまだ設定されていない様子 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■観音平〜編笠山 途中までは日の出前で辺りが暗かったが、夜間であってもヘッドライトさえあれば概ね問題なく進むことができた。道を外さないようにロープが張られている箇所もいくつか有った。ただ雲海展望台からしばらくの間は方向は合っていたものの一部道を外していた気がする。また、山頂の手前は結構な急登に感じた。 ■編笠山〜権現岳〜赤岳 事前に情報収集していた通り岩場・鎖場・梯子が多数有り(特にキレット小屋から先)。また、岩場を通過中には注意していても石を落としてしまうことがあり、なるべく他の人と接近しないように通行しないと行けないと思った。 ■赤岳⇔中岳⇔阿弥陀岳往復 こちらも岩場・鎖場多数有り。赤岳の前後と比較すると滑りやすい個所が多かった印象。標高差もそれなりにあるように見えるし、またここまで戻って来るのかと思うと辛い気持ちになる。 ■赤岳〜横岳〜硫黄岳〜根石岳〜東天狗岳 基本的に岩場のアップダウンが続く区間。硫黄岳と根石岳の間にある夏沢峠付近のみ樹林帯になっており(それでも地面は岩だらけだが)一部残雪が有った。夏装備でも問題無い程度。 ■東天狗岳〜中山峠〜中山〜高見石小屋〜丸山〜麦草峠 それまでとは変わって樹林帯が増えてくる。また、中山峠付近は一部木道が整備されている登山道も有った。ただ大部分は路面が岩だらけで、特に高見石小屋〜麦草峠までは疲労が蓄積していたこともあって特に応えた。丸山-高見石小屋間にも一部残雪有り。 |
その他周辺情報 | ■行き 道の駅小淵沢付近にコンビニ複数有り ■帰り 麦草ヒュッテを使用 食事は14時まで、飲み物はそれ以降でも注文できる。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
|
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備考 | 以下の要素により荷物はいつもより多め ・出発が早いのと標高も高いので防寒着は手集めに ・夜間の行動が想定されるためヘッドライトの予備電池を持参 ・シューズを新調したので靴擦れした時のためにエイドキットを持参 食料はコンビニのおにぎり4個と菓子パン5つ 横岳までの間におにぎり4個と菓子パン1つを消費。その後は硫黄岳山荘で食事を取ったため消費せず。 飲料はいつも通り800ml×2本 硫黄岳山荘到着時点で残り200ml程度だったが山荘で2本分補充。非常に助かった。 |
感想
ヤマレコの山行記録を見ていると八ヶ岳の雪はほぼ残っていないようなので、そろそろ行けるかと思い計画。小淵沢からスタートしてどこまで行けるか悩ましかったので、エスケープルートを多数計画しつつ最長では麦草峠まで行き麦草峠15時50分のバスで帰ることを目標にした。
小淵沢から観音平までは、急いでも仕方ない(暗闇での山行が伸びるだけなので)ので舗装路ではあったが走らず徒歩で。
観音平から登山道に入りしばらくはヘッドライトを頼りに進むが、日の出前からも徐々に空が明るくなっているのが歩いていてもわかり、結局1時間程度で暗闇からは脱する。編笠山の山頂が近づきふと後ろを振り返ると南アルプスの山々と雲海が見え大満足。山頂に付けば更に素晴らしい景色が見られ最高でした。しかしこの直後スマホがフリーズし焦る。幸い再起動したら問題なく動作しました。
編笠山から下り始めると八ヶ岳らしく岩場が増えてくるので慎重に進む。せっかく来たのだからと南八ヶ岳の山々を総なめしようと阿弥陀岳へも往復したのだが、これがかなりダメージになったのか、赤岳を過ぎたあたりから思うようにペースが上がらなくなり、途中でのエスケープが脳裏にちらつき始める。疲労に加えて標高が高めであるので酸素濃度低下によって心肺が辛くなっていたのかもしれない。
その後、硫黄岳山荘で食事を取り水分も十分に補給すると気持ちも前向きになり、改めて残りのコースを確認すると標準コースタイムの七割位ならなんとか当初計画通り麦草峠まで行けそうなのでやはり目指すことにする。
硫黄岳から天狗岳あたりはまずまずのペースで進んだがやはり疲労が目立つので西天狗岳に寄るのはやめて少しでも時短を目指す。徐々に標高が下がり樹林帯に入ったものの岩場の路面は最後まで続き、疲労も相まって苦しみながらもなんとか麦草峠にたどり着くことができました。
獲得標高は過去最高ではあるものの惜しくも4000mには届かず。1日で4000m目指すのは相当辛そうですが挑戦していきたいところです。
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