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Yamareco

記録ID: 6907202
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

苗場山・龍ノ峰/小赤沢コース

2024年06月08日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
13.3km
登り
893m
下り
893m

コースタイム

日帰り
山行
7:27
休憩
1:27
合計
8:54
3:36
208
小赤沢三合目登山口
7:04
8:19
56
9:15
9:27
183
龍ノ峰付近
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小赤沢コース三合目登山口の駐車場を利用しました。無料・トイレ有り。
コース状況/
危険箇所等
六合目付近で数ヶ所渡る沢、八合目付近のやや急な斜面、
九合目からの樹林帯と山頂手前の湿原で残雪あり。
その他周辺情報 小赤沢温泉・楽養館にて汗を流しました。
3:36 小赤沢コース三合目登山口(1310m)出発

2年ぶりの苗場山、小赤沢コースです。
写真では暗いけど既に周囲は薄明るくなってきています。
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3:36 小赤沢コース三合目登山口(1310m)出発

2年ぶりの苗場山、小赤沢コースです。
写真では暗いけど既に周囲は薄明るくなってきています。
序盤は基本的に穏やか。南東には次第にテーブルマウンテンが見えてきます。
大雨直後の先週ほどではないけど普通に泥濘が多い。
序盤は基本的に穏やか。南東には次第にテーブルマウンテンが見えてきます。
大雨直後の先週ほどではないけど普通に泥濘が多い。
ブナの森を回り込んだら急登開始。
ブナの森を回り込んだら急登開始。
少雪の冬だったけど数ヶ所ある沢にはまだ残雪が見られます。
少雪の冬だったけど数ヶ所ある沢にはまだ残雪が見られます。
鎖場の急登を通過。景色はこの時期らしくぼんやりとしています。
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鎖場の急登を通過。景色はこの時期らしくぼんやりとしています。
5:18 六合目(1750m)

急登にかかってしばらくすると六合目。自分のGPSデータと指導標の標高とは少し差異があります。
5:18 六合目(1750m)

急登にかかってしばらくすると六合目。自分のGPSデータと指導標の標高とは少し差異があります。
湿って嫌な感じの岩場。慎重に足を置いて登ります。
湿って嫌な感じの岩場。慎重に足を置いて登ります。
5:37 七合目(1810m)

急登の中盤辺りで七合目。
5:37 七合目(1810m)

急登の中盤辺りで七合目。
やや斜度のある斜面の残雪。ステップに足を置けばツボ脚で行けました。


5:57 八合目(1940m)

雪田を過ぎるとすぐに八合目でした。
やや斜度のある斜面の残雪。ステップに足を置けばツボ脚で行けました。


5:57 八合目(1940m)

雪田を過ぎるとすぐに八合目でした。
6:05 急登を終える(2000m)

八合目からは緩やかとなり、ようやく山上台地に乗り上げました。
標高差300mの急登はやはりなかなかの登り応えです。
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6:05 急登を終える(2000m)

八合目からは緩やかとなり、ようやく山上台地に乗り上げました。
標高差300mの急登はやはりなかなかの登り応えです。
まだ緑が薄く春の景色といった光景です。でも季節毎の良さがあるのが苗場山と思います。
木道沿いにチングルマは早くも咲き始めていました。
まだ緑が薄く春の景色といった光景です。でも季節毎の良さがあるのが苗場山と思います。
木道沿いにチングルマは早くも咲き始めていました。
正面に見えているのが先週に登った岩菅山かと思われます。
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正面に見えているのが先週に登った岩菅山かと思われます。
九合目に向けて木道を進みます。
九合目に向けて木道を進みます。
静寂に包まれた朝の池塘群
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静寂に包まれた朝の池塘群
6:23 九合目(2030m)

夏道はここから南へ大きく迂回していきます。
6:23 九合目(2030m)

夏道はここから南へ大きく迂回していきます。
九合目の指導標付近の残雪上で直角に南へ転進。
ここからの樹林帯が巨岩や泥濘で足場が悪くて地味に難所です。
九合目の指導標付近の残雪上で直角に南へ転進。
ここからの樹林帯が巨岩や泥濘で足場が悪くて地味に難所です。
ややこしい樹林帯を抜けると再び高層湿原の景色へ。
この2年間で木道が更新されているようです。
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ややこしい樹林帯を抜けると再び高層湿原の景色へ。
この2年間で木道が更新されているようです。
6:39 分岐点(2060m)

後で龍ノ峰へ寄っていく予定ですが、とりあえず山頂を踏んでおきます。
6:39 分岐点(2060m)

後で龍ノ峰へ寄っていく予定ですが、とりあえず山頂を踏んでおきます。
いつも雪の残る雪田を通過。
今年はケガのため滑走日数3日で終わってしまったけど、
来年には久しぶりに山スキーでも再訪したいです。
いつも雪の残る雪田を通過。
今年はケガのため滑走日数3日で終わってしまったけど、
来年には久しぶりに山スキーでも再訪したいです。
まだ朝にも関わらず日光を遮る雲が目立ち始めました。
まだ朝にも関わらず日光を遮る雲が目立ち始めました。
苗場山頂ヒュッテが見えてきたらもう山頂は目前。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
苗場山頂ヒュッテが見えてきたらもう山頂は目前。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
7:04 苗場山山頂(2145.2m)到着!

着きました!
通算3回目の苗場山。
今回は復帰第3弾ということで来ましたが、小赤沢コースはやはりなかなかの登り応えでした。
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7:04 苗場山山頂(2145.2m)到着!

着きました!
通算3回目の苗場山。
今回は復帰第3弾ということで来ましたが、小赤沢コースはやはりなかなかの登り応えでした。
苗場山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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苗場山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
一等三角点
点名:「苗場山」
標高:2145.23m
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一等三角点
点名:「苗場山」
標高:2145.23m
山頂付近の展望台より

山上の別天地を心ゆくまで眺めました。
山頂付近の展望台より

山上の別天地を心ゆくまで眺めました。
高層湿原の向こうには佐武流山。
高層湿原の向こうには佐武流山。
高層湿原を眺めながらコーヒータイムでした。
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高層湿原を眺めながらコーヒータイムでした。
コーヒータイムの間に日差しが無くなってしまい、少し寒いくらいでした。
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コーヒータイムの間に日差しが無くなってしまい、少し寒いくらいでした。
8:19 苗場山頂ヒュッテ出発

山頂1時間超の滞在で下山開始しました。一度は泊まってみたい苗場山頂ヒュッテでした。


8:39 分岐点

今回は小赤沢コースのピストンだけでなく、初めて龍ノ峰へ寄り道してみます。
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8:19 苗場山頂ヒュッテ出発

山頂1時間超の滞在で下山開始しました。一度は泊まってみたい苗場山頂ヒュッテでした。


8:39 分岐点

今回は小赤沢コースのピストンだけでなく、初めて龍ノ峰へ寄り道してみます。
分岐からすぐ南側に苗場山神社がありました。
分岐からすぐ南側に苗場山神社がありました。
雪田を越えて更に南へ木道を進みます。
雪田を越えて更に南へ木道を進みます。
9:15 龍ノ峰付近(山頂標識無し)

地形図にも龍ノ峰と表記されてはいますが、地形的になだらかでピークらしいピークはなく、登山道は最高地点を通るわけではありません。
一応は三角点まで行くつもりでしたが、登山道が下り始めたのを機に引き上げました。
9:15 龍ノ峰付近(山頂標識無し)

地形図にも龍ノ峰と表記されてはいますが、地形的になだらかでピークらしいピークはなく、登山道は最高地点を通るわけではありません。
一応は三角点まで行くつもりでしたが、登山道が下り始めたのを機に引き上げました。
一段高い苗場山山頂付近を正面に見られるので、こちらに寄り道する価値はあるでしょう。
一段高い苗場山山頂付近を正面に見られるので、こちらに寄り道する価値はあるでしょう。
地形図にも表示されているやや大きめの池塘もあります。
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地形図にも表示されているやや大きめの池塘もあります。
空模様の加減もあるけど、水はあまりきれいに見えませんでした。
空模様の加減もあるけど、水はあまりきれいに見えませんでした。
9:40 分岐点

ちょうど1時間で戻ってきました。
9:40 分岐点

ちょうど1時間で戻ってきました。
この頃僅かに晴れ間があって、高層湿原が輝いて見えました。
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この頃僅かに晴れ間があって、高層湿原が輝いて見えました。
木道沿いに咲いているチングルマ。夏が近いことを感じさせます。
木道沿いに咲いているチングルマ。夏が近いことを感じさせます。
10:16 急登を下り始める

2年前に滑降した斜面を眼前に見て下り始めました。
10:16 急登を下り始める

2年前に滑降した斜面を眼前に見て下り始めました。
この笹薮とスキーの光景が結びつかないけど、季節によって大きく変わります。

この時間帯は登りの方も多く、下りの急坂は全神経を集中して慎重に掛かりました。
この笹薮とスキーの光景が結びつかないけど、季節によって大きく変わります。

この時間帯は登りの方も多く、下りの急坂は全神経を集中して慎重に掛かりました。
11:12 急登を下り終える

約1時間で激下りを終えました。
でもここからは泥濘の樹林帯で下山まで気を抜けません。
11:12 急登を下り終える

約1時間で激下りを終えました。
でもここからは泥濘の樹林帯で下山まで気を抜けません。
11:41 五合目(1580m)

ケガをしたのは山スキーなのだけど、通常の登山も下りはこれまで以上に気を遣うようになりました。
11:41 五合目(1580m)

ケガをしたのは山スキーなのだけど、通常の登山も下りはこれまで以上に気を遣うようになりました。
ヤマツツジ?でしょうか。
ヤマツツジ?でしょうか。
12:06 四合目(1480m)

先ほどまでいた山上台地の稜線を見上げています。ここまで下りてくるとだいぶ暑くなってきました。
12:06 四合目(1480m)

先ほどまでいた山上台地の稜線を見上げています。ここまで下りてくるとだいぶ暑くなってきました。
尾根が痩せてくるとまもなく三合目へ。
尾根が痩せてくるとまもなく三合目へ。
12:30 小赤沢コース三合目登山口(1310m)到着!

予想どおり昼時の下山となりました。お疲れさまでした。
広大な駐車場には多くの車で、苗場山の人気が伺えました。

近くにある楽養館にて汗を流し、苗場山の余韻に包まれ約2時間の帰途に就きました。
12:30 小赤沢コース三合目登山口(1310m)到着!

予想どおり昼時の下山となりました。お疲れさまでした。
広大な駐車場には多くの車で、苗場山の人気が伺えました。

近くにある楽養館にて汗を流し、苗場山の余韻に包まれ約2時間の帰途に就きました。

装備

個人装備
三脚 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 スパッツ グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図・山と高原地図) コンパス ガーミンGPS ラジオ 計画書 ヘッドランプ 予備電池 アマチュア無線機 ファーストエイドキット 補修キット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 登山保険証 健康保険証 スマホ 財布 サングラス タオル 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

苗場山は自分にとって定期的に通いたい山の一つです。
2月の左足首骨折からの復帰戦として一度は行ったことのある山々から選んでいますが、
第三弾としてそこそこタフな小赤沢コースを歩いてみました。

高層湿原が百花繚乱となるまではまだしばらく掛かりますが、それでも咲き始めのチングルマが見られました。期待よりは雲の湧くのが早かったけど、何一つ変わらない別天地の光景を眺めただけで満足です。やはり苗場山は名山です。

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コメント

loom_nzさん おはようございます。
剣山みてくださいまして、
  ありがとうございます。

苗場山は 新潟との県境に位置するのですね。
loonさんからでは 比較的近いかな。
池塘があるのですね。
初夏には植生が豊かかも! ですね。

順調に足を伸ばされていて 何よりです。
まだ雪が残っていて 雪国らしい。
ぼんやりとした 展望も味がありますね。
結構 歩きでのある山で 登山口から
3時間30分で山頂。

私も山でコーヒー 大好きです。
山頂から南斜面に 池塘が多いようですね。
龍の峰を踏むは 正解ですね。

事故った後 運転するのは 勇気がいりました。
怪我も同じかと
頑張られてて 尊敬します。

お疲れさまでした。
美しい景色を、ありがとうございました。
2024/6/10 9:42
いいねいいね
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mayasanpoさん、おはようございます。
こちらこそいつもご覧いただきまして、ありがとうございます!

苗場山は家から比較的近く、そしてユニークな広大な高層湿原の山頂でお気に入りの山となっています。
もう少ししたらお花で埋め尽くされ、本当に百花繚乱の景色となりますよ。

山上台地に上がるまでが急登でなかなか大変で、歩き甲斐もあって充分に良いトレーニングになります。
足のケガの場合、登りより下りのほうが精神的にきつく感じます。
自分も痛い経験をしましたが、周囲にも御厄介をかけましたから本当に慎重になっています。
でもいろいろ乗り越えて、山頂でコーヒーを飲む時間は最上ですね。
登山歴20年になりますが、ケガをしたからこそ到達できた心境です。
毎回の登山を真剣勝負と気を抜かず重ねていきたいです。

mayasanpoさんも世代を越えて登山の楽しさを分かち合われていて、
独身の自分にはない充実した時間を過ごされていますね。
お互いに一山、一山、着実に登っていきたいですね。
この度もありがとうございました。
2024/6/11 7:35
プロフィール画像
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