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Yamareco

記録ID: 692998
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

残雪期の涸沢テント泊 北穂東稜

2015年04月30日(木) 〜 2015年05月02日(土)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
56:00
距離
37.4km
登り
2,368m
下り
2,359m

コースタイム

1日目
山行
7:15
休憩
2:10
合計
9:25
5:50
290
上高地
10:40
12:20
110
涸沢
14:10
14:40
35
白出のコル
15:15
涸沢
2日目
山行
6:10
休憩
1:20
合計
7:30
7:00
260
涸沢
11:20
12:40
110
北穂山頂
14:30
涸沢
3日目
山行
5:30
休憩
0:40
合計
6:10
8:30
310
涸沢
13:40
14:20
20
小梨の湯
14:40
上高地
二月の八ヶ岳で雪中キャンプをしている人を見て憧れた。
厳冬期は難しくとも残雪期ならいけるのでは?、と涸沢テント泊へ行ってみた。
天候
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
さわやか信州号 上高地
予約できる山小屋
横尾山荘
上高地に早朝5時25分到着
2015年04月30日 05:45撮影 by  SH-06E, SHARP
1
4/30 5:45
上高地に早朝5時25分到着
神々しい時間帯
2015年04月30日 05:58撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 5:58
神々しい時間帯
横尾までは割合平坦
2015年04月30日 07:54撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 7:54
横尾までは割合平坦
横尾大橋を渡る
2015年04月30日 08:07撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 8:07
横尾大橋を渡る
梓川の流れ
2015年04月30日 08:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 8:09
梓川の流れ
左側に見えるのが屏風岩
2015年04月30日 08:31撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 8:31
左側に見えるのが屏風岩
しばらく樹林帯
2015年04月30日 08:33撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 8:33
しばらく樹林帯
見えてから遠い涸沢
2015年04月30日 10:14撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 10:14
見えてから遠い涸沢
到着しテントを設営
2015年04月30日 12:04撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 12:04
到着しテントを設営
白出コルまで行ってみる
2015年04月30日 13:18撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 13:18
白出コルまで行ってみる
山頂までは行かず
2015年04月30日 14:17撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 14:17
山頂までは行かず
奥穂と団子とモンキチくん
2015年04月30日 14:18撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
4/30 14:18
奥穂と団子とモンキチくん
少しだけ梯子を登る
2015年04月30日 14:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 14:36
少しだけ梯子を登る
笠ヶ岳方面
2015年04月30日 14:41撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 14:41
笠ヶ岳方面
テント村を俯瞰
2015年04月30日 14:59撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4/30 14:59
テント村を俯瞰
名物のおでんを食べる
2015年04月30日 16:46撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
4/30 16:46
名物のおでんを食べる
こいのぼり
2015年05月01日 05:08撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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こいのぼり
二日目の朝日
2015年05月01日 05:51撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/1 5:51
二日目の朝日
北穂を目指す
2015年05月01日 06:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/1 6:34
北穂を目指す
左が南稜、右が東稜
2015年05月01日 07:28撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/1 7:28
左が南稜、右が東稜
少しずつ高度を上げ
2015年05月01日 06:41撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/1 6:41
少しずつ高度を上げ
稜線、先行者についていく
2015年05月01日 08:03撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/1 8:03
稜線、先行者についていく
横尾方面、手前は屏風岩
2015年05月01日 08:14撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/1 8:14
横尾方面、手前は屏風岩
槍ヶ岳、穂先は雪がない
2015年05月01日 08:14撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/1 8:14
槍ヶ岳、穂先は雪がない
ゴジラの背、東稜核心部
2015年05月01日 09:52撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/1 9:52
ゴジラの背、東稜核心部
なんとか核心部終了
2015年05月01日 10:17撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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なんとか核心部終了
北穂高岳山頂から撮影
2015年05月01日 10:54撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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北穂高岳山頂から撮影
まさに核心部にいる3人
2015年05月01日 10:54撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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まさに核心部にいる3人
北穂ラーメン、旨すぎる
2015年05月01日 11:25撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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北穂ラーメン、旨すぎる
2時間半も休憩したので
2015年05月01日 13:16撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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2時間半も休憩したので
ぼちぼち下山するです
2015年05月01日 13:19撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ぼちぼち下山するです
雪がグズグズで足を取られる
2015年05月01日 13:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/1 13:30
雪がグズグズで足を取られる
面倒になりシリセード
2015年05月01日 14:21撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/1 14:21
面倒になりシリセード
サンセットタイム
2015年05月01日 17:18撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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サンセットタイム
寒さに負けて夕食は小屋で
2015年05月01日 17:35撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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寒さに負けて夕食は小屋で
夜はおそろしく寒い
2015年05月01日 19:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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夜はおそろしく寒い
寂しく独り宴
2015年05月01日 20:27撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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寂しく独り宴
三日目、今回一番の晴天
2015年05月02日 05:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/2 5:02
三日目、今回一番の晴天
天気に恵まれた三日間だった
2015年05月02日 05:13撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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天気に恵まれた三日間だった
残りものを食べつくし下山
2015年05月02日 06:27撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/2 6:27
残りものを食べつくし下山
さよなら涸沢
2015年05月02日 09:59撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/2 9:59
さよなら涸沢
途中猿にも会えた
2015年05月02日 11:13撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/2 11:13
途中猿にも会えた
ソフトクリーム休憩
2015年05月02日 12:19撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/2 12:19
ソフトクリーム休憩
梅太郎手ぬぐい
2015年05月02日 12:25撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/2 12:25
梅太郎手ぬぐい
下界は観光客だらけ
2015年05月02日 13:13撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/2 13:13
下界は観光客だらけ
岩魚の燻製、旨い!
2015年05月02日 13:31撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5/2 13:31
岩魚の燻製、旨い!
梓川、冷たい
2015年05月02日 13:58撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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梓川、冷たい
小梨の湯600円
2015年05月02日 14:51撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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小梨の湯600円
撮影機器:

感想

初日
新宿発の夜行バスは5時半頃に上高地に到着、登山届を提出し5時50分出発。
小梨平、徳沢を経て横尾まではしばらくは平坦で開けた道を歩く。
疾走する若者に抜かれるが休憩中に追い越しその後は抜きつ抜かれつ。
横尾に到着し吊り橋を渡るといよいよ涸沢へ向けて谷筋から山道へ入っていく。
途中大木が横たわったあたりから雪が増え勾配もきつくなりアイゼンを装着。
坂を登ったところで涸沢ヒュッテは見えたが、そこから思いの外時間がかかった。
それでも上高地から5時間弱で涸沢に到着したのでまあまあのペースだと思う。
テントの受付はお昼からなので先に設営を済ませることにする。
到着が早かったため選び放題、前日の設営跡から良さそうなところを選んだ。
遅く着いたらテント場の整地からはじめる必要があっただろう。
お昼になりテントの受付を済ませて穂高岳山荘がある白出コルまで行ってみる。
近く見えたが案外遠く、頑張って登ったが2時間近くかかってコルに到着。
お昼を食べてなかったのでお団子を食べて少しだけ梯子を登ったりして下山。
最初は律儀に歩いてたが途中からお尻で滑べりウェアがびしょ濡れになった。
テントに戻ると途中抜きつ抜かれつの若者が隣だったため初めて会話を交わす。
日が暮れると急激に寒くなりテントに篭る、別段やることもないので就寝。

二日目
早く寝たせいと寒さで0時前に目が覚めててしまった。
この日のために購入したモンベルの♯2羽毛シュラフだが寒いものは寒い。
着れるだけ服を着てテントの中であったかいものを食べて何とか日の出まで凌ぐ。
夜が明けて朝日が昇ると途端に暖かくなるのを実感、お日様の力は実に偉大だ。
この日は北穂高岳に行く予定だがぐずぐずしてて出発が7時すぎになってしまった。
おかげで雪もゆるみアイゼンが効きにくくちょっと余分に体力を使うことになる。
多くの人が南稜ルートで北穂高岳に向かうが自分は東稜ルートを選択。
これは山雑誌で紹介された「ゴジラの背」という通り名と眺望に惹かれていた。
バリエーションコースとしては入門レベルだがちょっと不安なのも事実。
幸い前方に二人組が先行していたのでその方たちの挙動を参考にさせていただく。
核心部で切り落ちた谷側に重心を預ける瞬間はかなり緊張した。
その後もちょっと足を滑らせると大事故(おそらく死亡)なので気は抜けない。
ゴジラの背を下り北穂高岳までの急登を一気に登りつめ山荘の外テーブル前
休憩している人たちの目の前に突然テーブル下から現れる形となり驚かれる。
来た道を振り返るとちょうど三人パーティーがゴジラの背のあたりを歩いていた。
山荘でビールと味噌ラーメンを注文、下界だと普通の味だがここでは格別に旨い。
天気が良く大キレットへ続く稜線が綺麗に見えるが冬は歩きたいと思わない。
2時間半近く休憩し、小屋の裏手から山頂経由で南陵から下山する。
雪はぐずぐずになりアイゼンが効きづらい、またもや途中から尻セード。
昨晩の寒さを思い、あえて小屋食を注文し夕食後も休憩所でビールを追加注文。
なるべく時間を稼いでからテントに戻りシュラフに篭って晩酌し就寝。

三日目
目覚めると初日、二日目を上回る素晴らしい好天、あいにく下山日だが…。
テントを畳み、残ったものをつまみにお酒を飲んで8時半頃下山開始。
この日からゴールデンウィーク後半ということもあり沢山の登山者とすれ違う。
横尾手前で猿に遭遇、徳沢でソフトクリームを食べたが味はまあ普通。
明神池の嘉門次小屋に寄って昼食がてら岩魚の燻製と瓶ビールを頂く。
このあたりまで来ると観光ツアー客がだいぶ増えて登山者は少数派となる。
小梨平のキャンプ場に隣接するお風呂で汗を流してバスターミナルへ向かった。

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