大雪山 旭岳~トムラウシ


- GPS
- 28:56
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 2,259m
- 下り
- 3,215m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:01
- 山行
- 12:47
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 13:43
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ~曇り~霧雨 3日目 晴れ~曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
これに乗るには、前泊が必要かと思います 【帰り】東大雪荘発のバスは9:45と16:15です |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場・泥濘など |
写真
感想
大雪山~十勝岳の縦走を計画し、初心者ですが半年ほどゆるゆると練習してきました。
札幌からの始発ではバスに間に合わないため、旭川に前泊します。旭川に向けて高速バスに乗った後にOD缶を準備し忘れていたことを思い出しました。旭川駅に着いて駅付近のお店を探しましたがどこにも売ってなかったです。検索したらロープウェイ乗り場で売ってるそうで一安心。チェックインして飲みに行きたい気持ちを我慢し、ホテルの缶ビール1杯だけ飲んで就寝しました。
1日目 旭川駅発7:15のバスに乗り、9:00くらいに旭岳ロープウェイ駅に到着しました。
買い忘れたOD缶を買ったり準備をしてロープウェイに乗ります。携帯の故障の可能性も考慮し、紙の地図も買ってしまいました。備えあれば憂いなしと言い聞かせます。
9:45頃姿見駅から登山開始です。この時点で駅周辺は霧に包まれていて、中止するか迷いました。登山ではあまり良くない様ですが、行けるとこまで進んでみることに決めて出発しました。
旭岳山頂までは登りが続きます。左方向に見える煙?ガスを横目に登り続けます。
金庫岩?は分かりませんでした。
登り続けて山頂に到達しましたが、霧で何も見えませんでした。
頂上までは、半分くらいは外国人の様に感じました。
写真を撮ったり小休止しながら、進むかどうか考えます。
ここから先は引き返せない…
少し大袈裟かもしれませんが、初心者なので死を覚悟し先に進むことにします。
旭岳山頂から先は人が減り、本格的な登山が始まります。
下っていくと裏旭野営指定地が見えてきます。まだ13時頃でしたが、すでにテントがありました。この時期でも雪渓もあり、水には困らなそうでした。
裏旭野営指定地を過ぎ、尾根まで高度を上げます。
尾根歩きも周りは真っ白で、景色はあまり分かりませんでした。
白雲岳の分岐にベンチはありましたが、ザックをデポして登らないようにという注意書きがありました。荷物有りで登る気力は無いので、避難小屋方面に進みます。
17時頃、白雲岳避難小屋に到着しました。3連休でしたが、小屋・テント場共に空きはありました。
出来るだけラクをしたいので、小屋に泊まります。丁寧に説明してもらえ、初めての利用でしたが気持ちよく利用できました。
他の泊まられている方も、水の汲み方や過ごし方をアドバイスなど優しく教えて下さいました。
明るいうちに明日の水を作ります。
小屋に置いてあるビックマン?の大きいペットボトルと共用の長靴を貸してもらえました。
汲んできてソーヤーミニで浄水しながら、夜ご飯用の水を沸かしてラーメンを作りました。
暗くなったので就寝します。
2日目出発時は快晴で、気持ちよくスタートします。
絶景すぎて、本当に来てよかった…と思いながら歩いていました。ただ、五色岳を過ぎたくらいから曇り始め、周辺は真っ白になりました。ヒサゴ沼避難小屋に泊まるか、先に進むか…
ここでも迷いましたが、距離を稼がないと十勝岳まで行けなくなってしまうため、先に進むことにしました。
ロックガーデンあたりからは霧雨っぽくなりました。薄暗くなった頃に登り切り、18:40頃やっとのことで南沼キャンプ指定地まで到達できました。
テントを張り一息つきながらスマホを充電しようとすると、満タンなはずのモバイルバッテリーが反応しません。霧雨で故障したようです。無念ですが、ここで登山を終了する事に決めました。明日はトムラウシから下山となります。
3日目、5時くらいに目が覚めると快晴でした。
早速トムラウシに登り、360°の絶景を堪能しました。
南沼キャンプ指定地で連泊するという人にモバイルバッテリーをお借りし、少しだけ充電させて貰いました。
ゆっくりテントを片付けて、8:30頃出発します。
下山なのではぼ下りかと思っていましたが、登り返しもあり本当にクタクタになりました。
ほぼ写真を撮る余裕もなく泣きながら足を進め、15時過ぎに東大雪荘に到着しました。
念願のサウナ・水風呂・温泉をサッと堪能して、16:15のバスで新得駅に向かいました。
サウナ・水風呂は疲れ切った身体に沁みました…
下山の時はサウナに入りたい一心でほぼトレランみたいになってました。
下山後すぐにモバイルバッテリーを購入しました。
憧れていた大雪山~トムラウシの縦走ができて、感無量過ぎました。間違いなく2024年のNo.1トピック、いや、死ぬ時には走馬灯のように思い出される出来事だと思います。
今回の登山で、多くの人に助けて貰いながら縦走できました。本当にありがとうございました。
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