立山にのんびりと避暑へ

- GPS
- 06:10
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,128m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:32
- 山行
- 0:27
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 0:41
| 天候 | 初日は明るい曇り空、翌日は雨降りでした…。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
・大汝山から雄山に戻る途中、2回ほど登山道から外れかけました。要注意です。 |
| その他周辺情報 | ・雷鳥沢にもみくりが池にも日帰り温泉があります。 ・室堂ターミナルには食堂から売店まで一通り揃っています。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
毎年、お盆の時期は世間通り連休になるのに、ヨメは大抵毎年仕事が入る。冷房の効いた部屋で何日も連続でぼーっとしているのもそれはそれで悪くないが、あまりにもあんまりなので、昨年から2〜3日、さほどしんどくない、しかし高度のある山に登って避暑よろしく涼んでくることとしている。
昨年は木曽駒ヶ岳に登って、きっちり雨に降られたわけだが、今年はもう少し体力を使おうと思って立山に繰り出した。雷鳥沢のテン場に2泊して中日は立山三山を回ってそれなりに体力も使う算段だ。
そう思って、お盆が近づく度にネットで天気予報など眺めていたのだが、これがどうも怪しい天気。11日から12日くらいから下り坂になる予想なのだ。13日まで持てば14日はテントを畳んで帰るだけなので良いのだが、13日から崩れると単に「テン場でキャンプしてきました」で終わってしまう。避暑なのだからそれでも究極的には良いのだが、立山まで行って雄山にも登らず帰ってくるのは如何なものか。
結局、13日までは曇り…という天気予報を信じて出発することにした。
最近、北陸新幹線が開通したお陰で富山もあっという間である。始発の新幹線に乗れば、10時過ぎにはもう立山駅。アルペンルートの入口に立てる。
ケーブルカーに乗って更に美女平から高原バスに乗り換える。天気が良くないせいかこの時期としては観光客も多くはない。喜ぶべきか悲しむべきか些か複雑な気分だ。
バスの中で森林限界を超え、室堂に着く頃には視界から木々はすっかり姿を消していた。取りあえずは昼ご飯。食堂でカツカレーを食べながらスマホを見ると同僚からLINEが来ていた。
「明日は雨だから室堂のコインロッカーにテント装備をおいて、軽装で雄山に登ったら如何か」と、そんな主旨だったと思う。
確かに仰るとおりなので、今日中に雄山に登ってしまおうと思い立ち、雷鳥沢のテン場でまったり…の計画を急遽変えて、雄山に登り始める。
一之越までは散策路でもあるので、殆どカラのザックでもあり、正直ちょろい。
しかし、一之越から雄山までの道のりは些か手間取った。
斜度がきついのは良いのだが、ゴロゴロと石が浮いていて足下がおぼつかないことこの上ない(帰りは1回転び、別途2回転倒しかけた…)。それでも足下に注意しながら、降りてくる人とすれ違いながら高度を上げていく。
雄山の頂上には祠があった。
そこには神主が居て、定期的に祝詞を上げていた。
御札をもらい、一休みして大汝山へ向かう。このまま降りても良かったのだが、映画「春を背負って」の舞台になった大汝休憩所を一度見ておきたかったのだ。
岩のゴロゴロする登山路を20分も歩いただろうか。大きな岩を乗り越えると大汝山の山頂だった。小さな手製の看板(?)がおいてあった。
視線をずらすと剱岳も黒四ダムも目の当たりになる。剱岳は思ったよりもなだらかな山容だ…などと思っていたが、改めて今写真を見返すと尾根が針のように尖っている。こりゃ、確かに登頂は困難を極めたであろう。
ホントは大汝休憩所で一休みしてみたかったが、もう3時半。早く降りないとテン場に着く頃には真っ暗になる。
何事も慌てると良くないもので、雄山に向かうトラバースで2回も登山路を外す。気づいてすぐに来た道を戻る…というセオリーに忠実だったお陰で滑落は免れた。しかし、前述したとおり、雄山から一之越の下りでしりもちをつく羽目になった。
テン場に着いたのはもう6時少し前だった。山小屋の立ち寄り温泉を期待していたのだが、もう、遅い。仕方なくアルファ米を食べて、ビールを少し飲んで眠りについた。
翌朝は、案の定ガスって雨がぱらついていた。昨年の盆に引き続き、今年も雨の撤収となった。天気が持てば別山にトライしようか…とか思っていたが、意気消沈して、みくりが温泉で昨晩入り損ねた風呂に入って帰京した。
帰りの観光電車と新幹線の中で飲んだ日本酒も少ししょっぱかった…。
hiroz55














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