たっぷり八ヶ岳【天狗・硫黄・横・赤・中・阿弥陀岳&本沢野天風呂】

erikko
その他1人 - GPS
- 56:00
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,988m
- 下り
- 2,987m
コースタイム
【2日目】7:25本沢温泉-8:10夏沢峠8:25-9:05硫黄岳10:00-10:15硫黄岳山荘11:05-11:40横岳-12:35地蔵の頭-13:05頂上山荘13:50-13:55頂上-14:00頂上山荘(山荘泊)
【3日目】5:30頂上山荘-6:14中岳コル-6:30阿弥陀岳6:50-7:58頂上山荘8:30-9:00地蔵の頭9:05-9:56横岳-10:30硫黄岳山荘11:18-11:38硫黄岳12:04-12:25夏沢峠12:40-13:09本沢温泉(野天風呂&テント撤収)15:00-16:00本沢温泉ゲート入口
| 天候 | 7月17日(土)【1日目】晴れたり曇ったり(雲の流れが早い) 7月18日(日)【2日目】晴天(午後から曇が多くなる) 7月19日(月)【3日目】晴天 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 風は冷たくて強いので、防寒具は必携です。 日差しも強いです、紫外線対策はお忘れなく。 野天風呂について 男性は基本まっぱです。 女性は水着を持参したほうが安心です。 脱衣場はありませんので、本沢温泉で着替えて行くと無難です。 |
写真
感想
先週に引き続き2回目の八ヶ岳。
今回は歯医者の院長がいないので、
to4さんがリーダーです。
野天風呂にどうしても入りたい!!
テント泊がしたい!!!
天狗と赤様(赤岳)にいきたい!!!
というリーダーの願いをかなえるべく、地図であれやこれやルートを検索。
初の2泊3日の山行となりました。
【1日目】
四区車のみ通行可能という深い轍の悪道をガンガン進みます。
(四区ってすげえ〜)
ゲートから本沢温泉を目指して淡々と進む。
ホントに連休なのだろうかとおもうくらい、人がいない道だった。
温泉に到着後テントを設営。
先週からの目標の一つ天狗を目指します。
天狗への白砂新道は赤いテープが目印で、迷うことはないけど、
根っこ&泥んこで歩きにくかった。
ガスのため眺望ゼロの天狗に後ろ髪を引かれながら
メインイベントの温泉に向かうべく、夏沢峠から下山。
野天風呂につくと、おじさんたち6人ほどがぎゅうぎゅうに入っていた。
正直、その中で入りたいと思えず、しばし待機。
いくらまっても埒が明かないので、5人になった隙に思い切って入水。
(水着着用してます。)
いやぁきもちよかったぁ〜。
温泉の後の生ビールがまた格別!!
テント場へ戻ると、予想以上のテントが。
しかも、我が家の周辺には、我が家と同じ色&同じ形のテント・・・
(ここは分譲地か?)
他のテントと間違わないように、門(ストック)をつくる。
最高の気分もつかの間、夕食で大失態をしでかした私は、
人生で最悪の夕食をリーダーに食べさせることになる。
(さすがに半分までしか食べられなかったけど、自分でもアレはショック・・・)
凹みながらも気分転換に本日2度目の野天風呂へ。
夕日に染まったピンク色の空を見ながらの温泉は、
傷ついた私の心を癒してくれた。
夜には首が痛くなるまで星空を眺めた。
天の川もはっきり見えて、星にも心を癒してもらいながら眠りについた。
【2日目】
風もなく、空が青い!!
夕食の失態を引きずりながら食べた朝食(棒ラーメン)の旨さに
俄然元気をとりもどす。
夏沢峠から浅間山方面もはっきり。
この場所は日差しが暑いが、風は冷たい。
ちょっとの休憩後硫黄岳へ向かう。
樹林帯の隙間から、アルプスが見えて、テンションがあがる♪
樹林帯を抜けると、アルプスが出迎えてくれていた。
「なんじゃこりゃ!!」ってくらい驚いた。
アルプスは見えているのは分かっていても
一体どれが何山なのか全く分からない。
(槍しか自信もって明言できなかった。)
ということで、
近くのおじさんに何がどの山かを必死で聞いた。
硫黄岳に到着すると、
曇り&強風で極寒だった先週とは比べ物にならないくらい
穏やかな時間が流れていた。
360度の大パノラマ。
しばし寝っころがって、のんびり、時にはにやにやしながらぼ〜っとした。
いつまでいても飽きない。
いつまでもみていたい。
きっとオバちゃまたちが韓流スターを見ているときもこんなかんじなのだろう・・
でも、いつまでもいられないので、
硫黄岳山荘でランチ&ビールをして横岳を目指す。
高地でのビールはテキメン。
ちょっとほろ酔い気分で横岳へそして本日のゴール地点の赤岳へ向かう。
横岳では、北岳に行った際肩の小屋でご一緒した方と偶然の再会!!
この広い空の下、数ある山があるにも関らず、ちょっとした運命(縁)を感じる。
そんなこんなで、赤岳到着。
阿弥陀に行っても良かったが、天気が曇ってきたので、
阿弥陀は翌日にして
食事の時間までまったり過ごす。
頂上山荘は予想通りの混雑で、
2人でひとつの布団を使用した。
夕食後、夕日を見て、夜には星空を楽しんだ。
昨日にひき続き天の川がしっかり。
しかも人工衛星も肉眼で発見できた。
流れ星もバッチリ★
お願いしている間は中々流れないもので・・・
気を許したときにバンバン流れていた。
星座に詳しい方がいたお陰で、
沢山の星座を教えていただいて、
ちょっとした星空鑑賞会になった。
山の名前に花の名前、次は星座も覚えなきゃ。。
【3日目】
四時にもぞもぞおきだし、
朝日を見て、朝食をもりもり食べ、阿弥陀へ向かった。
赤様(赤岳)に負けず劣らず、阿弥陀はかっこいい。
登山経験で初の3日目はさすがに足が重かった。
でも、そこは自他共に認めるMの私。
そのだるさも気持ちよさに変えて山荘から一時間後、
阿弥陀にだどりつく。
そこは何一つさえぎるものも無い、360度の大パノラマ。
その景色の素晴らしさにまたしても「なんじゃこりゃ!!」連発。
山頂にはトレランのお兄さんとおじさんの2人だけ。
山のパワーを貰うべく瞑想しがならリーダーの到着をまつ。
ここも硫黄岳同様、見飽きない景色。
素晴らしい景色を心に焼き付けて、赤岳(頂上山荘)へ戻る。
頂上山荘で荷物をピックアップして本沢温泉へ戻る。
この日も最高の天気で、やたら足を止めてはその景色に見とれていた。
硫黄岳山荘で、またまたランチ。
この日はラーメン&ビール。
強い日差しと穏やかな風がなんとも海辺にいるかのような錯覚に・・・
結局また、呑みすぎたーー;
またまたほろ酔いのまま硫黄岳へ。
つい20分前まで散々休憩していたにもかかわらず、
ここでも、また休憩。
当分見ることが出来ないであろう硫黄岳からの景色&時間を堪能する。
酔いがさめたところで、本沢温泉へ下山開始。
ゆっくりとその景色を眺めながら下山したかったが、
そこは下りのエキスパートであるリーダーについていくため、
さくさく下山する。
本沢温泉に到着後、テントを撤収。
今回3回目の野天風呂を堪能し、
硫黄臭を漂わせながら本沢登山口ゲートへ向かう。
【総括】
八ヶ岳は初心者から上級者まで楽しめる魅力的な山だった。
あの素晴らしい景色を沢山の人に見せてあげたいな。
人生最大の大失態ディナー(パスタ)もその後の語り草になるだろう。
まあこれもいい思い出。
そして標高2899mで涙を流したのもいい思い出(笑)
帰り道、国道141からは、八ヶ岳、南アルプス、金峰・瑞垣、富士山に至るまで
終始山を眺めながらちょっと爽快な気分になった。
このあたりに住めたらいいなぁ。
八ヶ岳満喫の3日間だった。
八ヶ岳最高!
さて、次回は食事のリベンジだな。





















erikkoさん、おはようございます。
山登りの途中で温泉に浸かれるなんて最高ですね。
行きも帰りも堪能されたようで(笑
コマクサが見ごろなうちに行きたいです。
hiro-tさん、こんにちは。
確かに、いわれてみれば
普通の山とはちょっとちがいますね
でも、温泉三昧のおかげで、
Tシャツやら靴下やらタオルやら
硫黄の臭いが全然取れません
次に山に行くときには硫黄の香りをぷんぷんさせて
登ることになりそうです・・・
コマクサもさることながら、
是非秘湯の
erikkoさん、今日は。
いやー、
子供達が来てくれないと、夜行日帰りしか許可が出ない小生としては羨望のレコです。
ところで3日目の記録からすると、僕が赤岳に登っている時に、下りのerikkoさん達と会っていますね。あの時は渋滞していて大変でしたね
Futaroさん、おはようございます。
赤岳天望荘から赤岳頂上山荘の間で、確実にお会いしてましたね
登りの方が確かに多かったように思います。
私達は落石に注意しながら山荘から下山しつつ、
登りの方の邪魔にならないようにルート脇などを歩いてました
登ってる時、ワンちゃんいませんでしたか?
それにしても八ヶ岳は沢山のルートがあって
日帰りから縦走まで堪能できる素晴らしい山ですよね。
Futaroさんが選択されたルート、全く考えつかなかったです。
カキ氷、超魅力的です
それにしても、かなりの長時間山行でしたね。
タフ〜
erikkoさん、こんにちは。
確かにワンちゃんいましたね。有名なhanameizanさんのワンちゃんかと一瞬思いましたが違っていました。
ところでto4さんと別々にレコを書いていますね。to4さんのレコを読んで気づきました。こういう書き方は初めて見ました
こんばんはerikkoさん。
八ヶ岳三昧でしたね
「雲よあっち行けの儀式です」の写真には笑ってしまいました(失礼!!)
私達もガスが来ると敵うはずないのにフーフー
みんな同じことをするんだッと安心しました
鳥の写真はイワヒバリですね。図鑑によると・・・
人を恐れず観察しやすい。声量のある美声でさえずり、登山者の人気が高い。
と書いてありました。
見ることが出来て羨ましいです
他の方も書いていますが、erikkoさんの写真は綺麗ですね
「八ケ岳へ行こう」キャンペーンのポスターがあったら出てきそうなカンジ。
清清しく、楽しそうです
話は変わりますが、私「雲フェチ」なのでオレンジ雲やガスが迫ってきた写真は大好物です
いつも変わった形の雲、綺麗な夕焼けなどは写真にとってPCに入れているのですが
オレンジ雲は電車の中だったので、ビルが邪魔したりピントがずれたりして撮影できず
まさかerikkoさんのレコでこんなにド迫力の写真を見れるとは・・・たまりません
ちなみに逆虹は「環天頂アーク」といいます。
erikkoさんは毎週山へ出掛けられているので、そのうち滝雲に遭遇するかもです。
長々とコメント失礼しました
レコ見て楽しくなりました。
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