焼岳 新中の湯〜


- GPS
- 07:36
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 864m
- 下り
- 860m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:36
5:30 焼岳新中の湯登山口駐車場到着
5:43 焼岳新中の湯登山口出発
7:23 広場到着
7:35 広場出発
7:41 下堀沢出会到着
9:09 南峰と北峰の鞍部到着
9:14 中尾峠からの合流点到着
9:26 焼岳北峰山頂到着
10:34 焼岳北峰山頂出発
10:41 南峰と北峰の鞍部到着
10:56 焼岳南峰と焼岳北峰の鞍部出発
11:39 下堀沢出会到着
11:44 広場到着
13:19 焼岳新中の湯登山口到着
平面距離 6.8km
沿面距離 7.1km
記録時間 07:36:08
最低高度 1,604m
最高高度 2,435m
累計高度(+) 894m
累計高度(-) 901m
平均速度 0.9km/h
最高速度 5.5km/h
登り歩行時間
焼岳新中の湯登山口〜焼岳北峰 3時間43分 5:43〜9:26(休憩時間含む)
焼岳新中の湯登山口〜南峰と北峰の鞍部 3時間26分 5:43〜9:09(休憩時間含む)
焼岳新中の湯登山口〜広場 1時間40分 5:43〜7:23(休憩時間含む)
広場〜南峰と北峰の鞍部 1時間34分 7:35〜9:09(休憩時間含む)
下り歩行時間
南峰と北峰の鞍部〜焼岳新中の湯登山口 2時間23分 10:56〜13:19(休憩時間含む)
南峰と北峰の鞍部〜広場 48分 10:56〜11:44(休憩なし)
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
昨年夏に当初から目標としていたグループでの燕岳山行を行うことが出来、月に1度程度のトレーニング山行が必要でなくなり、以降リクエストのある山を中心に不定期で山行して来た。
今回は以前からリクエストがあり、一時火山活動の活発化で延期になっていた焼岳にいよいよ行くことになった。
8月に2泊以上の縦走を3つも計画するメンバーもあったが、無事に2つを終え参加してもらえることになった。
新中の湯登山口の駐車場は駐車可能台数が少ないので路上駐車が当たり前となっているが、より近くに住むメンバーが先に行って2台分を確保してくれるとのこと。
この時期は基本涼みに山行するのだが、台風一過で山でも暑さが気になる。焼岳は広場以降日よけが無いので暑さ対策を特にお願いした。
予報では11時まで晴れ、以降曇りとなっている。
お盆休みに帰省して来た孫たちを含め家族で涼を求めて飛騨大鍾乳洞に行こうとしたが、沢渡の手前で大渋滞、大鍾乳洞駐車場を目の前にして渋滞となり、結局大鍾乳洞まであと僅かの場所で引き返しとなっていた。沢渡から新村までの帰路の渋滞は戻り時間が早かったので避けられたが、どこのお店も満員で15時にいつもは空いている地元の蕎麦屋さんで混雑の中ようやくお昼にありつけた。
この教訓を生かすべく、早朝に出発して昼過ぎには登山口に戻る計画。歩行速度もこの暑さではきついのでいつもの1.0でなく1.1に設定した。
自分にとって焼岳は半日で楽しめる大人気の山。美ヶ原についで気軽に行ける山かも知れない。
ただし、必ずしも眺望に恵まれないので訓練として割り切ることも多い。下山後調べると2018年に山友と初めて登り、その後4年連続で、今回は6度目だった。
登山口前の駐車場はいつもの状態で下にも上にも縦列駐車されている。事前に駐車スペースを確保しておいてもらったので初めて駐車場と呼ばれる場所に駐車。
登山口を出発して数百メートルは平坦でルンルン気分だが、急登が始まると段差も大きく暑さもありなかなかしんどい。ずっとこの急登が続くわけではないのでゆっくり登るよう声をかけるが、かなりがんばっている様子。
ソロでは急登こそ早く終了させたく、可能な限り速く歩きたい思いが強いためか昨年も登っているのに距離感が頭に入っていない。
「広場手前でなだらかになり、風向きによっては硫黄臭がしてくる。そこが日陰もあり一番気持ちいい。その後笹原となり日除けなく岩砂で滑って登りにくい。」くらいの記憶しかなく、断続する急登に励ます言葉がない。
ただ、初めてのメンバーはYoutube動画を何本か観て予習しているようなので、自分の不的確な案内は不要のようだ。
広場に到着すると直射日光が差すようになるが、雲が多めでた耐え難い辛さはない。そして焼岳南峰山頂が目の前に見えるようになりテンションも上がる。ここで山頂が見えないと行く先が心配になるが、山頂の背景には青空もある。
下堀沢出会からは階段、滑りやすい粘土、ゴロゴロところがる岩と砂で歩き難く風も無く暑い。これが稜線に出るまで続くと困るが、標高を上げるにしたがって吹く風が涼しくなって来た。雲の移動で日差しも断続的で楽だ。
霞沢岳は山頂付近にずっとガスがあり、乗鞍岳、御嶽山方面は曇っていて見えないが、向かう先にはずっと青空が見えている。
山頂の噴気は煙突から煙が上がるようにモクモクとしているのが見える。
このルートは高山植物の種類は少な目だがアキノキリンソウ、ヤマハハコ、ミヤマコウゾリナ、オヤマソバ等が咲いている。アカモノは赤い実がたくさんなっている。
稜線に出て正賀池が見えると水面に青空が映り美しい。何度か見ているが1番かも知れない。
焼岳北峰の大きな噴気孔の下をトラバースして中尾峠方面からの合流点に到着するとガスで真っ白、眺望がない。
北峰山頂までは岩場を20m程登るだけだが、すれ違い待ちもあり、しばしここで下に見えるはずの上高地や穂高連峰が見えてこないか待つ。
まずは上高地方面の梓川が見えた。左に赤い屋根が大きく見え、右奥に黒色屋根の大きな建物が見える。
ズームすると黒色屋根の大きな建物の前に吊り橋が見えた。河童橋だ。赤い屋根は地図で調べると上高地温泉ホテルで焼岳から良く見える。
下りの登山者が減ったので岩の急登を登って北峰山頂へ進む。噴気孔周囲が黄色くなっていたり、岩に触れると暖かいが硫黄臭が特別強いわけでもない。
昼食をとりながら待っていると中尾峠や笠ヶ岳の東斜面下の砂防堰堤が多く設置された沢が見えた。穂高連峰の一部も雲の切れ間から見えたが、それがどこなのかは特定出来なかった。
山頂全体がガスに包まれてしまうことはなく、終始南峰や正賀池の周囲は見えていた。
今日は暑いことだけを想定してガスコンロは持たず保温水筒に冷やした麦茶を持って来たが、山頂ではほぼ日差しがなく冷たい飲み物よりも暖かいコーヒーの方が美味しかったかも知れない状態。
上高地から帰る観光客による渋滞を避けるため、予定より30分程遅くなったが10時台に下山を開始。
下堀沢出会までの岩砂の登山道も慎重に歩いて順調に進む。まだまだ登りの登山者は多い。インバウンドの方は多くの方が短パンや荷物なし。
下堀沢出会手前で笹が深くなって風がなくなり再び暑くなった。
休憩なしで広場まで下り、行動食をとる。山頂で荷物を軽くしようと、保温水筒に入れた麦茶を飲み干したため水でお腹が満たされエネルギー補給が足りなかったようだ。
樹林帯に入ると暑さは増し、段差の大きな滑りやすい下りが断続的に続くので飽き飽きして来る。
Youtubeにあったという腰かけられる折れた大木を泥濘の近くに見つけて撮影。
途中にある2つの登り返しは難なく通過するが、そろそろ急な下りが終了するのでは、と何度となく思い声を掛けながらようやく朽ちた車のある水平な道に下った。
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