燧ヶ岳・至仏山
福島県
群馬県
alpenkoji
体力度について
- GPS
- 15:39
- 距離
- 35.6km
- 登り
- 1,961m
- 下り
- 1,968m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:32
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:07
| 天候 | 9/5（木）晴れ時々曇り 9/6（金）晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
・戸倉〜鳩待峠シャトルバス：片道大人1300円（往復チケット販売なし） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・鳩待峠〜見晴は木道が一部壊れていますが整備されています。 ・見晴新道：ほぼ全域で泥濘酷く滑りますので意外と時間が掛かります。 ・山ノ鼻〜至仏山：登り専用で、蛇紋岩がいやらしいですが木の階段が助かります。 ・至仏山〜鳩待峠：上部は蛇紋岩でのスリップ注意、中下部は歩きやすいです。 |
| その他周辺情報 | ・見晴キャンプ場：1人1日1000円、トイレ、水道あり。（燧小屋で受付） ・尾瀬小屋では、テント泊の人でも日帰り入浴可能です：1人1000円（ボディーソープあり） |
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感想
9/5（木）晴れ時々曇り
初尾瀬です。毎年のように候補に挙がりながらも機会を得られずに早十数年…今回は燧ヶ岳と至仏山をからめて尾瀬ヶ原トレッキングのプランです。
尾瀬はシーズンオフですので、バスの始発も遅く6時30分でした。関越交通の5時30分のバスがあったのですが、勉強不足でバス乗り場を間違えて乗り過ごし…それでも7時前には鳩待峠をスタート！まずは山ノ鼻まで木道を緩く降りてあっさり到着。ここからは、いよいよ尾瀬ヶ原です！天気は快晴で雲も無く絶好のトレッキング日和です。木道の先に燧ヶ岳が見えて「お〜！」となり振り返ると至仏山が見えて「お〜」となり花の時期ではないですが湿原の池塘に写る逆さ燧を見て「お〜」となり、全然進まないです。それでも、心の中では早く見晴キャンプ場へ行ってテントを張らないと…と葛藤です。約1時間半強で見晴に到着してガラガラのテントサイトに自宅を建設。サブザックに荷物を移して燧ヶ岳へアタック開始し見晴新道に入ると、噂通りのドロドロズルズルの道です。特に5合目より上部は、傾斜がきつくなるので歩き難くてペースが上がらない。余計に時間もかかるし体力も消耗して8合目でヘロヘロになってしまいました。
しかし、木々が低くなり視界が開けると眼下に尾瀬ヶ原と至仏山が登場してメンタル回復し山頂まで到達できました！若干、雲の多い時間帯でしたが視界は良好でしばし休憩してから俎�瑤悗皹�復して下山開始。当然ですが、ドロドロズルズルで転ばないように丁寧に5合目まで降り、あとは若干安心してテントに帰還。
見晴地区は小屋が多いので散策に出かけると尾瀬小屋の前に「日帰り入浴」の看板があり、テント利用者も使えるか聞いたらOKとのこと。急遽ですが入浴タイムを満喫してサッパリです！
その後は、夕飯を摂り日暮れが早くなったな〜と思いながら19時には就寝です。
9/6（金）晴れ
0時頃に空を見ると見事な星空でした。再び4時頃まで寝ていると周囲が活動開始したようで、それに合わせて朝食と撤収準備を始めました。5時頃に尾瀬ヶ原へ散歩に行くと霧の湿原で幻想的です。空が明るくなりましたが東側の雲が多く日差しがなかなか来ないので一度テントに戻ってパッキングを完了し6時前に至仏山へ向けてスタート！
霧の湿原を歩きながら、またまた写真撮影で進まず…徐々に雲間から太陽が出てきて増々幻想的になりました。ただ、気がかりなのは至仏山にべったりと雲がまとわりついていることです。ヤマテンでは晴れ予報なので信じてテクテク進んで行くと、雲が流れ始めて山ノ鼻に着く頃にはスッキリとした至仏山を見ることができました。
今日も気温が上がりそうなのでコーラを補給して水分は2L担ぐことにして、いよいよ至仏山への登山道に突入。見晴新道よりは歩きやすいですが、テント装備の荷物が重い…おおよそ標高差800mをグイグイ登る登山道は厳しめですが、森林限界が低い至仏山なので視界が開けると絶景ルートです！振り返れば眼下に尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が見えて昨日の逆からの景色です。日差しは強いですが風が涼しく休憩は快適です。時々出現する蛇紋岩で滑らないように気を付けつつ、上部は木の階段が続いていて歩きやすい！
山頂に到着してみると、鳩待峠からの登山者さんが結構多く驚きましたが、景色は文句なし！谷川岳、平ヶ岳、武尊山、日光白根山等々、そして尾瀬ヶ原と燧ヶ岳と展望が素晴らしいです。担ぎ上げたコーラ500mlを一気に飲み干してから下山開始です。こちらも蛇紋岩に気を付けつつ歩き、小至仏山へ登り返してから降り基調になりました。ルートは歩きやすくグングン標高を下げて樹林帯の手前で尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の見納め。あとは、森の中をトコトコあるいて鳩待峠に帰還しました！
初尾瀬でしたが、皆に「行った方がいいよ」と言われていた意味を実感しました。今度は花の季節に尾瀬ヶ原だけでも行ってみようかと思っています！
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