キノコたくさん北八ヶ岳(白駒池-高見石-中山-黒百合平-天狗岳-にゅう)


- GPS
- 29:18
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 868m
- 下り
- 867m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:58
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 8:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。岩場多い。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖ウールシャツ
タイツ
長ズボン
フリース
ウインドブレーカー
インサレーション
雨具
帽子
タオル
ザック
軽登山靴
手袋
トレッキングポール
常備薬
テーピング
飲み物
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感想
直前まで2人で電車とバスを使っていくつもりだったが、車を出せることになったので車で行くことになった。目的地は変わらないので到着時間が前後するくらいで、渋滞には巻き込まれなかったため当初予定より1時間ほど早く到着した。時間的に白駒池駐車場はほぼいっぱいになっていたのでぎりぎりだった。
歩き始めたところからすでに苔が多く、ここまで苔むした森の中を歩くのは初めてで新鮮だった。立ち止まってはキノコの写真を撮ったりとなかなか進まなかったが、時間の余裕はたくさんあったのでのんびりと歩いた。
高見石の手前から急に植生が変わっていて面白かった。高見石は見事な岩山で、この先の岩山登りの前哨戦といった感じだった。昼過ぎだったがまだ雲はそんなに出ていなくて景色は良かった。
中山までは再び森の中、急な登りが続くためなかなかペースが上がらない。一度頂上らしきところに出るとシャクナゲが生えてたりとまた植生が変わっていた。もうしばらく森の中を歩いてようやく中山の山頂に出て見通しが開けた。まだ天気も良くて遠くまで見通せたし快適。
黒百合平までは片側が崖になっていてロープも切れていたりと、普通に歩いていて危ないところはないものの、根ごと気が外側に傾いてたりとそのうちに崩れそうなところもあった。
黒百合平の分岐から先は木道になっていて、ちょっと歩いたら黒百合ヒュッテのテント場に到着。すでにテントは7個くらい設営されていて、小屋は10人くらいいた。少ないかなと思ったけど、その後に到着した人も多くて、最終的に30人くらいかな。テントも倍くらいになった。のんびりして晩飯食ったあとは酒飲んで消灯時間前に寝てこの日はおしまい。
2日目は4時半くらいに目が覚めて、そのあとは人の動きが活発になって朝飯の時間になったので食事して、少し時間をおいて出発。
東天狗までは天狗の奥庭を経由。出た時間は遅い方だったので前に人はいなかった。道が分かりにくく、先頭を歩いているのが適当に進むので、明らかにコース外に向かっていたり、歩幅的にこれ無理だろうってところを歩かされたりとおかしかった。
東天狗に着くと人はいっぱいいた。南から上がってくる人もいるしね。綺麗に晴れていて遠くまで見ることができてよかった。やはり午前中に登った方が安定する。近くの山は簡単に同定できるけど、遠くまでとなると広域の地図になるしズレが大きくなるので適当だな、距離感もつかめないし。南東側に奥多摩秩父の山と、北東側にあったのが多分浅間山と白根山、北西から西にかけては北アルプスから中央アルプスの山が見えていたのは分かった。塊で見えるのでどれがどれかまで特定は難しい。
ちょっと休んで西天狗に。西天狗は一転風が強くて立ち止まると冷える。フリースでは寒いので上に一枚羽織った。こちらも景色は素晴らしい。西側の山が良く見える。
東天狗に戻り、中山分岐の方を通って黒百合ヒュッテに戻った。こちらの道の方が岩と森が交互に来るのでストック出したりしまったりと面倒ではあったけど、風が吹き曝しではなくて天気が崩れても安全かなと思った。天気がいい時はどっちでもいいだろうけど。
黒百合ヒュッテで休憩してるとずいぶんと人が増えてきた。立ち寄っただけかな、泊まりには早いだろうし。それに連休の最終日だしね。
黒百合ヒュッテから昨日来た道をニュウ分岐まで戻り、そこからニュウに向かう。道は付いているんだけどちょっと分かりにくいところもあり、人が全くいないので不安になる。たまに泥濘に足跡があって、合っているんだなと思いながら歩いた。概ね尾根沿いの道なので迷うこともないか。しかしもう少しかなと思ってからの先がとても長く感じられた。本当にニュウだけ森からちょこっと出っ張って岩があるみたいな感じ。近づくにつれてガスが出てきて、ニュウはほとんど眺望がなかった。しばらく休んでいる合間にちょっと白駒池が見える程度。午前中は富士山まで見えたとか聞くと、やはり午前中に回らないとダメだなと。
そこから先は白駒池まで木の根の中を延々と歩く。行きの中山の登りとほぼ同じ。それほど大きな段差や踏ん張るところはなかったので足には優しい。少ないながらも先行する人がいたので気楽に歩けた。白駒池の周りに出ると行きの最初の登りはじめに近い苔むした感じがグッと上がる。すれ違う人も登山者から普段着で歩く人が増えてきた。白駒池を半周くらいして駐車場までの道を通ってゴール。駐車場の車はすっかりいなくなっていた。
出発が遅かった事が大きいが、ゆっくり歩いていたので予定よりも1時間半くらい遅れた。でもまだ安全圏内だしこんなものかな。
とにかく見たことがないくらいキノコがいっぱい生えてて、種類も多くて全く分からないものばかりだった。あとで写真を見比べて頑張って同定してみたものの、写真だけでは特定に至らないものが多すぎる。とりあえずいっぱい写真貼り付けた。あとは白駒池の駐車場の目の前でオコジョを見た。木道を横断したかったのか、隙間から顔を出しては引っ込んでを繰り返してこちらの様子を窺っていて可愛かった。
とにかく楽しかった。全く無理をしない余裕のある行程にして本当に良かった。
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