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Yamareco

記録ID: 7296582
全員に公開
沢登り
白馬・鹿島槍・五竜

白馬乗鞍沢

2024年09月29日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
安曇の村 その他4人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:08
距離
9.2km
登り
1,065m
下り
1,060m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
0:28
合計
6:53
距離 9.2km 登り 1,065m 下り 1,060m
7:00
1
スタート地点
7:01
282
11:43
12:02
39
12:41
12:45
60
13:45
13:50
3
13:53
ゴール地点
ほぼ標準的な所要時間になったんじゃないかな。
天候 晴れ(のち曇り)
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
蓮華温泉駐車場(前夜着)
コース状況/
危険箇所等
 今回は紅葉シーズンながら天気予報がパッとしないこともあって、何とか駐車場に止められた。予報が晴れなら駐車場は満杯だったかも。

 乗鞍沢に架かる橋の右岸側から笹や灌木伝いに比較的容易に渓床に下りることができ、橋上からの懸垂は不要だった。 
 1610m付近からの連瀑帯では、水線やへつり、側壁など思い思いに楽しめる。
 連瀑帯後はゴーロ区間が長く、ガスの中では沢の枝分かれも分かりにくくなるため迷いやすいと思われる。
 1720mの二俣では水量の少ない方の左俣へ、1760mの二俣では灌木の茂る狭い右俣へ。樹木に覆われる区間はわずかで、全体的に明るい沢である。
 2000m地点の滝群は、見た目厳しそうだが近づいてみるとステップが適度にあり、ちょっと水を浴びる場面はあるものの、左下から斜上していける。水量にもよるが、平水であればロープがなくても問題ないくらいで、さほどヌメりも気にならなかった。初心者同伴の場合は念のため。
 その後しばらくして水は涸れ、浮石の多いガレが長く続くので落石に注意。詰めのガレ場はガレの幅が広く、仮にガスの中だった場合には進むべき方向に要注意である。GPSはありがたい。
 乗越周辺は大小の溶岩岩塊が塁重しており、植生と相俟って歩きにくい。ハイマツとナナカマドが混交する藪漕ぎでは、さほど濃い藪ではないものの岩塊のアップダウンや踏み抜きもあり、短い区間ながらちょっと苦労する。
その他周辺情報 蓮華温泉ロッジの外来入浴は16時まで
予約できる山小屋
蓮華温泉ロッジ
朝の駐車場
入渓地点
下流に橋が見える
入渓地点
下流に橋が見える
2条の小滝
大岩脇の2段滝
へつりも
連瀑帯の始まり
(EL.1610)
連瀑帯の始まり
(EL.1610)
腰まで浸かって
右岸から細流の滝が出合う
(EL.1630)
右岸から細流の滝が出合う
(EL.1630)
このあとゴーロが長く続く
このあとゴーロが長く続く
左岸の岩壁
ゴーロは続くよ〜
ゴーロは続くよ〜
二俣(水量1:3)を左へ
(EL.1720)
二俣(水量1:3)を左へ
(EL.1720)
次の二俣を右へ
(EL.1760)
次の二俣を右へ
(EL.1760)
右俣は狭く、灌木が覆う
源流の様相を呈しているが、乗越まではまだ長い
右俣は狭く、灌木が覆う
源流の様相を呈しているが、乗越まではまだ長い
一週間前の大雨により倒伏した植生の状態が、増水時の水嵩が窺える
一週間前の大雨により倒伏した植生の状態が、増水時の水嵩が窺える
長らくゴーロが続いたが、何かしら滝の気配が
長らくゴーロが続いたが、何かしら滝の気配が
2条多段の滝
2段20m滝の下段とも言われている
(EL.2000)
2条多段の滝
2段20m滝の下段とも言われている
(EL.2000)
ちょっとだけシャワー
ちょっとだけシャワー
さらに階段状の斜滝〜ナメ滝となる
さらに階段状の斜滝〜ナメ滝となる
ガレを詰めていく
ガスっているときはGPS頼みになるかも
ガレを詰めていく
ガスっているときはGPS頼みになるかも
秋ですねぇ
今年の色合いはイマイチだけど
(白馬大池山荘近くにて)
秋ですねぇ
今年の色合いはイマイチだけど
(白馬大池山荘近くにて)
蓮華温泉ロッジまで下りてきました
蓮華温泉ロッジまで下りてきました

装備

個人装備
タイツ 靴下 雨具 ザック 昼飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング セルフビレイランヤード ディッセンダー 渓流シューズ ルート図 ハンマー 下山用シューズ 防虫スプレー 手袋
共同装備
30mロープ2本 カム ハーケン ハンマー ツエルト ファーストエイドキット
備考 比較的容易に渓床へ下りられるため、ロープは1本携行すれば十分
今回は、ロープもギア類も使用することなく終了。

感想

 ちょっとゴーロが長いのが気になるけど、駐車地から入渓まですぐだし、登山道で駐車地まで最短で戻ってこれるし、温泉はあるし...。
 開けた沢なので真夏は暑いかもしれないし、紅葉の時期がベストかな。ウェットはまだ要らなかったが、さすがに水は冷たく感じた。
 初心・初級者連れにはいいかも。早めに下りられれば温泉でさっぱりして帰れますしね。でもガスっているときはルート取りの難度が上がるし、混雑するシーズンだと駐車地の確保には前日早目の到着が必須かな。

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