記録ID: 733411
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無雪期ピークハント／縦走
石鎚山
初めての石鎚山を満喫 二の鎖~弥山~天狗岳~南先鋒 四国の槍
2015年10月04日(日) [日帰り]
愛媛県
kawaken1
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:47
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 801m
- 下り
- 795m
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| 天候 | 晴れ。夜明け前は風強し。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
二の鎖に取りつく時は、厚手の手袋か、薄手なら二重にしないと、手の熱を鉄の鎖に吸い取られて、後半、手がものすごくかじかんできました。もちろん滑り止めがあった方がよいでしょう。普通の軍手じゃ、ちょっと不安です。 天狗岳、南先鋒に行くときは、一つ一つの動作を確実にすること、全体を見回してどのルートで進むのが一番安全かなどを冷静に考えることが必要です。恐怖心が先立つと冷静な判断ができなくなります。もちろん、強風や雨、雪の日はお勧めできません。 |
写真
さあ、しまなみ海道を通って本州から四国に渡り、石鎚山を目指します。
国道494号は狭いと聞いていたので、迂回する予定でしたが、この国道に入る手前の看板は非常に大きく立派でしたし、特に「2t車以上通行不可」のような表示もないので、結構いけるかもと思い、思い切って入ってみました。
10/3 12:56
国道494号は狭いと聞いていたので、迂回する予定でしたが、この国道に入る手前の看板は非常に大きく立派でしたし、特に「2t車以上通行不可」のような表示もないので、結構いけるかもと思い、思い切って入ってみました。
普通の舗装路です。ワインディングロードを楽しめる方なら、この道でも十分行けます。対向車との離合時は減速し、左いっぱいに寄れば、離合できました。特にバックして離合場所を探さなければならないようなこともありませんでした。注意すべきは、路上に枯葉が多く散乱しているので、カーブでスリップしやすいこと、時折かなり飛ばしてくる対向車がいるので、ヘッドライトをつけてカーブミラー越しにこちらの存在を知らせたり、カーブミラーが無い時は軽くクラクションを鳴らしてみるなどの防衛運転に心がけるとよいでしょう。
1
10/3 13:02
普通の舗装路です。ワインディングロードを楽しめる方なら、この道でも十分行けます。対向車との離合時は減速し、左いっぱいに寄れば、離合できました。特にバックして離合場所を探さなければならないようなこともありませんでした。
注意すべきは、路上に枯葉が多く散乱しているので、カーブでスリップしやすいこと、時折かなり飛ばしてくる対向車がいるので、ヘッドライトをつけてカーブミラー越しにこちらの存在を知らせたり、カーブミラーが無い時は軽くクラクションを鳴らしてみるなどの防衛運転に心がけるとよいでしょう。
注意すべきは、路上に枯葉が多く散乱しているので、カーブでスリップしやすいこと、時折かなり飛ばしてくる対向車がいるので、ヘッドライトをつけてカーブミラー越しにこちらの存在を知らせたり、カーブミラーが無い時は軽くクラクションを鳴らしてみるなどの防衛運転に心がけるとよいでしょう。
やっと、長いワインディングの494号が終わったと思ったのですが、目的地の土小屋まではまだ39kmもあるようです。もうひと踏ん張り~。
10/3 13:36
やっと、長いワインディングの494号が終わったと思ったのですが、目的地の土小屋まではまだ39kmもあるようです。
もうひと踏ん張り~。
もうひと踏ん張り~。
ズームアップ! すごい! こんなにきれいに見えるとは、それだけでもラッキーです。
長尾根展望所から見るとまた少し違う形に見えます。
西日本最高峰の貫禄十分ですね~。四国の槍と呼んでもいいかも。
西日本最高峰の貫禄十分ですね~。四国の槍と呼んでもいいかも。
この展望所はなかなか眺めが良いです。もちろんお天気次第。
行きにも帰りにも寄りました。
行きにも帰りにも寄りました。
頂上付近は少し高原のようになっているのですね。
美ヶ原や霧ヶ峰のような雰囲気です。
美ヶ原や霧ヶ峰のような雰囲気です。
土小屋の標高は、1,492m, いよのくにで覚えるといいそうです。
今晩は、この標高での車中泊。どれくらいまで冷えるかな？
今晩は、この標高での車中泊。どれくらいまで冷えるかな？
夕闇が迫ります。この後、しばらくすると満天の星空、天の川もはっきりとわかります。雲もほとんどなく、こんなに星がたくさんきれいに見えたのは、人生初かもしれません。
1
10/3 18:27
夕闇が迫ります。
この後、しばらくすると満天の星空、天の川もはっきりとわかります。雲もほとんどなく、こんなに星がたくさんきれいに見えたのは、人生初かもしれません。
この後、しばらくすると満天の星空、天の川もはっきりとわかります。雲もほとんどなく、こんなに星がたくさんきれいに見えたのは、人生初かもしれません。
外気温は10℃です。
思ったほど寒く無かったです。モンベルの♯3のシュラフで十分。
思ったほど寒く無かったです。モンベルの♯3のシュラフで十分。
朝ごはんも食べたし、出発しました。
登山口ではよさこい峠から歩いて来られたお兄さんと少し話。
登山口ではよさこい峠から歩いて来られたお兄さんと少し話。
山頂まであと2.6km。このあたりは標高差があまりないので比較的楽です。
二の鎖の下あたりで東の空がかなり明るくなってきました。ここでご来光を拝むことにしました。
立派な三脚で写真を撮られている方もいらっしゃいました。
3
10/4 5:33
二の鎖の下あたりで東の空がかなり明るくなってきました。
ここでご来光を拝むことにしました。
立派な三脚で写真を撮られている方もいらっしゃいました。
ここでご来光を拝むことにしました。
立派な三脚で写真を撮られている方もいらっしゃいました。
紅葉。実際、肉眼で見るともっと暗いです。
カメラが補正してくれています。
カメラが補正してくれています。
一度は巻道に行きかけたのですが、二の鎖も見てみようと戻ってきました。鳥居まで鉄でできているのがいかめしいです。また、後から登って来られた信者の団体さんは、ここに登り始める前にほら貝を吹いていました。行場ですので、お祓いの意味もあるのかもしれません。
10/4 6:06
一度は巻道に行きかけたのですが、二の鎖も見てみようと戻ってきました。鳥居まで鉄でできているのがいかめしいです。
また、後から登って来られた信者の団体さんは、ここに登り始める前にほら貝を吹いていました。行場ですので、お祓いの意味もあるのかもしれません。
また、後から登って来られた信者の団体さんは、ここに登り始める前にほら貝を吹いていました。行場ですので、お祓いの意味もあるのかもしれません。
大きな鎖です。
何十年前に設置されたかはわかりませんが、65mの総重量は相当のものでしょう。
何十年前に設置されたかはわかりませんが、65mの総重量は相当のものでしょう。
これくらいの角度、足場なら登れそう~。せっかく来たのだから、お日様も上がったことだし、挑戦しよう。
上を見ると、えーっ、だんだん傾斜が急になるなあ。
足を掛ける場所もありそうだし、三点支持をしっかり行ってがんばろう~。
足を掛ける場所もありそうだし、三点支持をしっかり行ってがんばろう~。
その後、足を掛ける場所もなかなか見つからず、もがくときもありました。足かけトライアングルもつま先からはかけにくいし、かかとをかけると次の一歩がなかなかでないし~。そうこうしているうちにきんきんに冷えた鉄の鎖に手の熱をどんどん奪われ、超かじかんできました。まずい、手の感覚がなくなったり、握力が落ちると命にかかわる~。薄手の布の手袋をしていてもこうでしたので、気をつけなくては。意外なところに落とし穴がありました。
2
10/4 6:14
その後、足を掛ける場所もなかなか見つからず、もがくときもありました。足かけトライアングルもつま先からはかけにくいし、かかとをかけると次の一歩がなかなかでないし~。
そうこうしているうちにきんきんに冷えた鉄の鎖に手の熱をどんどん奪われ、超かじかんできました。まずい、手の感覚がなくなったり、握力が落ちると命にかかわる~。薄手の布の手袋をしていてもこうでしたので、気をつけなくては。意外なところに落とし穴がありました。
そうこうしているうちにきんきんに冷えた鉄の鎖に手の熱をどんどん奪われ、超かじかんできました。まずい、手の感覚がなくなったり、握力が落ちると命にかかわる~。薄手の布の手袋をしていてもこうでしたので、気をつけなくては。意外なところに落とし穴がありました。
改めて下を見ると絶壁です。
もしも落ちたらなんて考えるとぞっとします。
もしも落ちたらなんて考えるとぞっとします。
ズームアップ。
山岳信仰の山の威厳たっぷりです。
やわな方は受け付けません~かも。
山岳信仰の山の威厳たっぷりです。
やわな方は受け付けません~かも。
弥山山頂に到着~。正確にいうと、ここは1974mで、この一つ先の峰である天狗岳と、その一つ先の峰の南先鋒が1982mで西日本最高峰です。
2
10/4 6:46
弥山山頂に到着~。
正確にいうと、ここは1974mで、この一つ先の峰である天狗岳と、その一つ先の峰の南先鋒が1982mで西日本最高峰です。
正確にいうと、ここは1974mで、この一つ先の峰である天狗岳と、その一つ先の峰の南先鋒が1982mで西日本最高峰です。
あれが有名な天狗岳ですね。
とうとうここまで来ました。
まだ、少し風が強い。
とうとうここまで来ました。
まだ、少し風が強い。
石鎚神社。信者の方々のお参りが続きます。
中には三つの御神体がありました。
中には三つの御神体がありました。
まず、いきなり鎖を伝っております。
これもそれほど簡単ではありません。
これもそれほど簡単ではありません。
ミニ尾根を通った方が、自然環境維持のためには良いのでしょうが、安全のために右手のクマザサの道を通ります。
到着し、先についておられたおじさんに写真を撮っていただきました。空の青さがとてもきれいです。
西日本最高峰に地点に立てた喜びもひとしおです。
8
10/4 7:08
到着し、先についておられたおじさんに写真を撮っていただきました。
空の青さがとてもきれいです。
西日本最高峰に地点に立てた喜びもひとしおです。
空の青さがとてもきれいです。
西日本最高峰に地点に立てた喜びもひとしおです。
自分の手を使った自撮り。
石鎚の神様の祝福か、後光がさしていま~す(^-^)。
石鎚の神様の祝福か、後光がさしていま~す(^-^)。
天狗岳の先にまだ峰があります。あそこに行く途中に怖いところがあるのでしょうか？
天狗岳に登れば、今日の使命は終了のつもりでしたが、
少し足を延ばしてみることにしました。
1
10/4 7:10
天狗岳の先にまだ峰があります。
あそこに行く途中に怖いところがあるのでしょうか？
天狗岳に登れば、今日の使命は終了のつもりでしたが、
少し足を延ばしてみることにしました。
あそこに行く途中に怖いところがあるのでしょうか？
天狗岳に登れば、今日の使命は終了のつもりでしたが、
少し足を延ばしてみることにしました。
紅葉もきれいですね。西日本一早い紅葉？すれ違う方に、この先、怖いところはありますかと尋ねたら、そこそこ怖いよという感じの御返事、じゃあ、ちょっと見てみましょうと話しました。
そのおじさんは、ここまで来るのに四年かかったと言われてました。怖さを克服するのにという意味かな？
私は初めてきましたというと初めてでここまで来るとは~とちょっと感心されてしまいました。恐怖心を膨らます暇なくきてしまったからかな。
6
10/4 7:14
紅葉もきれいですね。西日本一早い紅葉？
すれ違う方に、この先、怖いところはありますかと尋ねたら、そこそこ怖いよという感じの御返事、じゃあ、ちょっと見てみましょうと話しました。
そのおじさんは、ここまで来るのに四年かかったと言われてました。怖さを克服するのにという意味かな？
私は初めてきましたというと初めてでここまで来るとは~とちょっと感心されてしまいました。恐怖心を膨らます暇なくきてしまったからかな。
すれ違う方に、この先、怖いところはありますかと尋ねたら、そこそこ怖いよという感じの御返事、じゃあ、ちょっと見てみましょうと話しました。
そのおじさんは、ここまで来るのに四年かかったと言われてました。怖さを克服するのにという意味かな？
私は初めてきましたというと初めてでここまで来るとは~とちょっと感心されてしまいました。恐怖心を膨らます暇なくきてしまったからかな。
もう一つの1982mの南先鋒に到着。
振り返って天狗岳を望む。
右はほんとに絶壁ですね。
振り返って天狗岳を望む。
右はほんとに絶壁ですね。
何層にも重なる山々。
ただ、今私がいるところより高い山はありません。
ただ、今私がいるところより高い山はありません。
南先鋒の先にも岩場があります。ここを降りていく人を三人ほど見かけました。
御夫婦？でこちらに向かって来られる方々。私が、道を開けるために少し岩の上に登ると、
奥さんが、「そちらは絶壁だから危ないよ」ととても心配してくださいました。
1
10/4 7:46
御夫婦？でこちらに向かって来られる方々。
私が、道を開けるために少し岩の上に登ると、
奥さんが、「そちらは絶壁だから危ないよ」ととても心配してくださいました。
私が、道を開けるために少し岩の上に登ると、
奥さんが、「そちらは絶壁だから危ないよ」ととても心配してくださいました。
最後に天狗岳をもう一度拝みましょう。
あのピークに行ってこれた感謝も込めて。
あのピークに行ってこれた感謝も込めて。
先ほど、あのピークの上に、立っていたのです。
何だか信じられないけれど、やったー! です。
何だか信じられないけれど、やったー! です。
感想
私の周りの人がたくさん石鎚山に行かれたという話を聞き、土日はお天気もよさそうということで、思い立ったが吉日、夢にまで見た石鎚山に行ってきました。
土小屋での車中泊、満天の星空、頂上からではないもののご来光を拝め、二の鎖もどうにか通過、天狗岳、南先鋒にも立つことができました。
天候にも恵まれ、最高の石鎚山を満喫することができました。
これまでの中ではもっとも感銘深い山です。
これからも何度か来たい山です。
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