記録ID: 8984616
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無雪期ピークハント/縦走
石鎚山
石鎚山、ニノ森
2025年11月23日(日) [日帰り]

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:31
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 894m
- 下り
- 871m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:36
距離 14.7km
登り 894m
下り 871m
| 天候 | 快晴。午後になっても雲は出ず。風は弱く吹いた。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
●登山口から石鎚山弥山までは、遊歩道と言ってもよいほど整備されている。 ●墓場尾根と呼ばれる岩稜帯は無理して行く必要はないが、素晴らしい眺望が得られる。 ●ニノ森までの縦走路は明瞭。割とアップダウンがあり、南の笹の斜面に沿って歩いたり北の林に入ったりする。北側は落ち積もった樹氷で雪道のような箇所もある。北東から面河の頭へ至るには深い笹を通る。 |
| その他周辺情報 | 土小屋にモンベルのカフェがある。UFOラインを通って一の谷の方へ下りると木の香温泉がある。 |
写真
撮影機器:
装備
| 個人装備 |
登山靴
ストック
手袋
着替
雨具
デジカメ
モバイルバッテリー
水2600ml
食べ物色々
|
|---|
感想
人が多いのは覚悟の上で石鎚山に行く。寝坊して予定を1時間出遅れ、7:45に入山。ニノ森で引き返すことにする。
石鎚山登山口からは遊歩道のように歩きやすい道が続く。それだけに色んな人が行き交い、子供にも会う。僕も小さい頃父に連れられて来たが、今にして父は子供の足で行けるところをよく選んでいたのだと分かる。
墓場尾根と呼ばれる岩稜帯はとても見晴らしのよい場所だった。危険箇所ではあるので、来るのはコンディションのよい時だけで良いかなと思った。と同時に行く価値のある場所であるとも思った。自分が今四国という水平の広がりの頂点に在るという感覚は、弥山よりも強く感じられるのではなかろうか。不遜で尊大な意味じゃなく、とてもシンプルな意味に於いて。
ニノ森とを繋ぐ縦走路は明瞭で快適な道だった。存外アップダウンがあり、南斜面にへばりつくように通る道や、北側の樹氷の降り積もった林の道など変化に富んでいた。面河の頭に至る北東側の道は笹が濃かった。
ニノ森頂上は西から来る人、東から来る人の接点になっていて、それぞれが「やぁどうも」と挨拶し「それでは」と去って行くのを想像すると何となく可笑しかった。もちろん通過して行く健脚の持ち主も居られた。
スチール階段や木道のない頃を想像すると、峻険な石鎚山は霊山とされるに相応しい山に思われた。あらゆるものが俗化してゆく現代社会にあって、またあらゆるものを消費してしまおうという人間の欲に晒されて、それでもなお日本の文化と密接に関係する山というものは、高い低いは関係なしにその霊性(?)みたいなものを保っていて欲しいなぁと思った。
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hrmy














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