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記録ID: 73494
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳〜西穂高岳 〜憧れの稜線へ〜

2010年08月07日(土) 〜 2010年08月08日(日)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
lasting その他1人
GPS
32:00
距離
24.0km
登り
2,035m
下り
1,404m

コースタイム

テント泊。全体的にかなり速く歩いています(西穂独標→西穂高口は小走り)。

8月7日(土) 上高地05:49-06:56徳沢園07:08-07:45横尾08:00-08:40本谷橋08:52-09:36 2080mくらい09:48-10:09涸沢ヒュッテ10:58-11:44 2650mくらい(ザイテングラード取り付き)11:56-12:34穂高岳山荘

8月8日(日) 穂高岳山荘04:30-04:57奥穂高岳05:10-05:45ジャンダルム05:57-06:47天狗岳06:59-08:05西穂高岳08:21-08:57西穂独標09:06-10:01西穂高口
天候 8月7日(土) 晴れ
8月8日(日) 曇り(上層に雲があるだけで視界良好)
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
竹橋からの毎日アルペン号。この時期はマイカーだけでなく、観光バスも規制されているので平湯で乗り換え。

下山後、新穂高→平湯→新島々のバスの便はとても少ないので温泉よりもまずは先にバスの時間を確認したほうがよい(時刻表を印刷したのを持っていって、ロープウェイの待ちや中での検討がベスト)。
運が悪いと新穂高or平湯で2時間待ちになることもあるので新島々駅までのタクシー相乗りの相手探しなども行うといいかも。
新穂高の観光案内で「平湯→新島々の臨時便が出ることはありませんか?」と聞いたところ、「予定時刻の便以外はありません。予定時刻の便に人が乗り切らないときは増発します」とのこと。
予約できる山小屋
横尾山荘
ここまでが長かった‥‥
2010年08月07日 07:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/7 7:49
ここまでが長かった‥‥
垂直な屏風岩
2010年08月07日 08:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/7 8:17
垂直な屏風岩
雄大な涸沢カール
2010年08月07日 10:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/7 10:12
雄大な涸沢カール
ザイテングラード。どこを登るのだろうか
2010年08月07日 10:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/7 10:19
ザイテングラード。どこを登るのだろうか
テン場はまだまばらです。
2010年08月07日 10:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/7 10:39
テン場はまだまばらです。
涸沢カールからのパノラマコースには200mほどの雪渓があります
2010年08月07日 11:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/7 11:22
涸沢カールからのパノラマコースには200mほどの雪渓があります
明日登る奥穂高岳。迷路のようです
2010年08月07日 12:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/7 12:43
明日登る奥穂高岳。迷路のようです
常念小屋(見えてないけど)があるのでFomaは繋がります。
2010年08月07日 16:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/7 16:57
常念小屋(見えてないけど)があるのでFomaは繋がります。
日没後。昼寝してたら全部沈んじゃった。
2010年08月07日 18:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/7 18:59
日没後。昼寝してたら全部沈んじゃった。
笠ヶ岳に大きな虹
2010年08月08日 04:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 4:57
笠ヶ岳に大きな虹
朝日に照らされる槍ヶ岳from奥穂高岳
2010年08月08日 05:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 5:01
朝日に照らされる槍ヶ岳from奥穂高岳
これから進む道
2010年08月08日 05:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 5:07
これから進む道
馬の背は怖がらずに進めばあっという間です。
2010年08月08日 05:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 5:24
馬の背は怖がらずに進めばあっという間です。
ロバの耳。一見、ルートが分からないけど近くに行けばペンキ印がいっぱいあります。
2010年08月08日 05:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 5:27
ロバの耳。一見、ルートが分からないけど近くに行けばペンキ印がいっぱいあります。
奥穂側から見たジャンダルム。残置のロープは使いたくないので西穂側から登りました。
2010年08月08日 05:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 5:42
奥穂側から見たジャンダルム。残置のロープは使いたくないので西穂側から登りました。
ついに来ました、ジャンダルム
2010年08月08日 05:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 5:47
ついに来ました、ジャンダルム
奥穂側からどんどん人が来ます。
2010年08月08日 05:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 5:55
奥穂側からどんどん人が来ます。
天狗のコルから岳沢を臨む
2010年08月08日 06:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 6:34
天狗のコルから岳沢を臨む
天狗岳下りの逆層スラブ。見た目ほど傾斜はきつくないので、鎖は補助的に使う感じです。
2010年08月08日 07:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 7:11
天狗岳下りの逆層スラブ。見た目ほど傾斜はきつくないので、鎖は補助的に使う感じです。
来た道を振り返る
2010年08月08日 07:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 7:28
来た道を振り返る
もうすぐ西穂です
2010年08月08日 07:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 7:54
もうすぐ西穂です
あっという間に着きました。
2010年08月08日 08:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 8:19
あっという間に着きました。
今年初の雷鳥。こっち向いてくれません。
2010年08月08日 08:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 8:48
今年初の雷鳥。こっち向いてくれません。
大繁盛の西穂山荘
2010年08月08日 09:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
8/8 9:31
大繁盛の西穂山荘

感想

憧れのジャンダルムにやっと行くことができた。

昨年9月に行くつもりだったがヘリの墜落事故があったため、行く気にはなれなかった(代わりに後立山縦走に行った↓)。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-69052.html

さすが上高地、歩き始めは涼しく、快適であったが徐々に気温が上がり本谷橋でピーク。
他の山なら気温上昇と共に高度も上がるので気温はあまり変化しないが、今回は違う。
本谷橋までほぼ平行移動なのでじわじわと気温が上がっていった。

その分、本谷橋は雪解け水が流れていて痛いくらい冷たくて気持ちよかった。

涸沢には初めて来た。なんか、、、すげぇー!
周囲を穂高連峰に囲まれて独立した世界。


ザイテングラードは名前負けした急登。涸沢からの見た目よりも歩きやすいが急。
とはいえ、滑落して死者も出ているところなので危険箇所には変わりないと書いておく。


さて、奥穂〜西穂
鎖などの危険箇所はたいしたことなかった。たいしたことないというと語弊があるかもしれないが、整備されているということである。
ルートもペンキ印が多くあり、よほどの視界不良でなければルートを見失うことはないだろう。

それよりもとにかく浮石が多く、鎖よりもこちらに危険を感じた。
ジャンダルムからの高低差400mの下りでは足の置き場にかなり気を使った。
また、登るときにつかんだ岩も剥離しかけており、何箇所も動くところがある。

そして、かなりの体力(集中力)を必要とした。
最大難度でいうと剱や不帰嶮のほうが上かもしれない。
しかし、不帰嶮は10分だけ集中すれば危険地帯を通過できるのに対し、奥穂〜西穂や大キレットは3時間近く緊張が続くため、途中でバテて集中力が切れやすい。

このルートに必要なのは技術(というより経験)よりも体力。
技術だけあっても意味がない。かといって体力だけでもダメなのだけど。
体力あっての技術が必要。


最後に、、、初心者を連れてこないでー!
ビビッて動けず、渋滞できる。きっと落石も多い。

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