奥穂高岳〜西穂高岳 〜憧れの稜線へ〜


- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,035m
- 下り
- 1,404m
コースタイム
8月7日(土) 上高地05:49-06:56徳沢園07:08-07:45横尾08:00-08:40本谷橋08:52-09:36 2080mくらい09:48-10:09涸沢ヒュッテ10:58-11:44 2650mくらい(ザイテングラード取り付き)11:56-12:34穂高岳山荘
8月8日(日) 穂高岳山荘04:30-04:57奥穂高岳05:10-05:45ジャンダルム05:57-06:47天狗岳06:59-08:05西穂高岳08:21-08:57西穂独標09:06-10:01西穂高口
天候 | 8月7日(土) 晴れ 8月8日(日) 曇り(上層に雲があるだけで視界良好) |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
下山後、新穂高→平湯→新島々のバスの便はとても少ないので温泉よりもまずは先にバスの時間を確認したほうがよい(時刻表を印刷したのを持っていって、ロープウェイの待ちや中での検討がベスト)。 運が悪いと新穂高or平湯で2時間待ちになることもあるので新島々駅までのタクシー相乗りの相手探しなども行うといいかも。 新穂高の観光案内で「平湯→新島々の臨時便が出ることはありませんか?」と聞いたところ、「予定時刻の便以外はありません。予定時刻の便に人が乗り切らないときは増発します」とのこと。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
憧れのジャンダルムにやっと行くことができた。
昨年9月に行くつもりだったがヘリの墜落事故があったため、行く気にはなれなかった(代わりに後立山縦走に行った↓)。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-69052.html
さすが上高地、歩き始めは涼しく、快適であったが徐々に気温が上がり本谷橋でピーク。
他の山なら気温上昇と共に高度も上がるので気温はあまり変化しないが、今回は違う。
本谷橋までほぼ平行移動なのでじわじわと気温が上がっていった。
その分、本谷橋は雪解け水が流れていて痛いくらい冷たくて気持ちよかった。
涸沢には初めて来た。なんか、、、すげぇー!
周囲を穂高連峰に囲まれて独立した世界。
ザイテングラードは名前負けした急登。涸沢からの見た目よりも歩きやすいが急。
とはいえ、滑落して死者も出ているところなので危険箇所には変わりないと書いておく。
さて、奥穂〜西穂
鎖などの危険箇所はたいしたことなかった。たいしたことないというと語弊があるかもしれないが、整備されているということである。
ルートもペンキ印が多くあり、よほどの視界不良でなければルートを見失うことはないだろう。
それよりもとにかく浮石が多く、鎖よりもこちらに危険を感じた。
ジャンダルムからの高低差400mの下りでは足の置き場にかなり気を使った。
また、登るときにつかんだ岩も剥離しかけており、何箇所も動くところがある。
そして、かなりの体力(集中力)を必要とした。
最大難度でいうと剱や不帰嶮のほうが上かもしれない。
しかし、不帰嶮は10分だけ集中すれば危険地帯を通過できるのに対し、奥穂〜西穂や大キレットは3時間近く緊張が続くため、途中でバテて集中力が切れやすい。
このルートに必要なのは技術(というより経験)よりも体力。
技術だけあっても意味がない。かといって体力だけでもダメなのだけど。
体力あっての技術が必要。
最後に、、、初心者を連れてこないでー!
ビビッて動けず、渋滞できる。きっと落石も多い。
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