第32回ハセツネCUP
東京都
神奈川県
山梨県
ポリさん（さんれい改め）
体力度について
- GPS
- 16:43
- 距離
- 66.3km
- 登り
- 4,508m
- 下り
- 4,506m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 14:37
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 15:54
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
写真
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転倒してひっくり返って、しばらくして気が落ち着いて撮影
装備
| 個人装備 |
雨具
行動食
飲料
地図（地形図）
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
|
|---|
感想
職場が立川市内であった8年前、生まれて初めて出場したレースがハセツネカップでした。今思うと無謀な挑戦でしたが、近所で開催されるレースということで一度だけチャレンジしてみようと。
ところがまぐれで完走してしまうとタイムに対する欲が出てしまって立川を離れてからもズルズルと継続。今年は大阪から参加です。
スタート→浅間峠
昨年は必死になった割には結果が出なかったので今回は楽しく走ろうをモットーにスタート。ところが体が軽くてついついオーバーペースに。これはいかんと押さえつつ醍醐丸までは順調に進んだように思えました。しかし実際にはかなりダメージが積み重なっていたようで熊倉山の先の何でもない下り坂で木の根につまづいて派手に転倒。頭から一回転して木の幹にぶつかって止まりました。怪我はナシですが転倒と同時に両足ふくらはぎがつってしばらく悶絶。
以後速度が上がらず弱気モードに。浅間峠到着は昨年より30分遅れでした。
三頭山
西原峠までは行列について淡々と進みましたが大沢山への登りで再度異変。昨年は一気に登れたのに今回は息が切れて途中休憩2回。加齢に逆らってきたけど自分の体力低下を事実として受け止めなければならないのか、との思いが頭の中をグルグル回るうちに三頭山に到着。
鞘口峠
毎回ここには青色LEDの衣装で応援してくれるお姉さんがいます。今回初めて立ち止まってお話ししたところ8年前からここで応援しているとのこと。私の初出走の年が初回だったようで嬉しくなって一緒に写真を撮りました。
LEDのお姉さん、これからもどうかお元気で応援を続けてください。
月夜見駐車場
これまでは土の地面にブルーシートを敷いただけでしたが今年は机と椅子が並べられていました。これまでの野戦病院的な趣が一転して都会的な雰囲気となり、「本当にここは月夜見か？」と一瞬戸惑いました（^_^）
御前山
小河内峠からの標高差400mの登り途中で強い睡魔に襲われたためカッパを着込んで20分ほど仮眠。レース中に眠たくなるなんて初めてで、ここでも加齢を感じさせられました。
綾広の滝の水場
初出走の時、この水場に到着したときは心身ともにヘロヘロ状態。ところがここの冷たい水をガブ飲みすると気力体力共に大復活。以来ここの水は私にとって魔法の水です。
今回、水は足りていましたがフラスクの水を入れ替えて再出発。
日の出山
広大な関東平野の夜景が最後のご褒美。あとは下るだけ。
初出走を検討中の方へのアドバイス
途中補給禁止のハセツネでは水切れ、電池切れは致命傷。それ故に水が切れるかも、電池が切れるかもという不安な気持ちが大きなストレスとなります。
水については日々の山行において丸一日（朝から夕方まで）の行動で消費する水量を把握しておくことが大事です（月夜見までの42kmという距離には惑わされなくて良いと思います）。今回は気温が高めだったのでいつもの水量に300ml追加。これで水切れ強迫ストレスがなくなりました。迷った時はいつもの量に少しだけ追加するのが吉です。（たくさん追加して慣れない重さになると重さがストレスになります。水が残り少なくなったら残っている水の量に見合ったペースに落とすのが吉です。）
ライトは、前々回、冷たい雨中で電池交換したストレスが今でもトラウマになっていますので今回マイルストーンのMS-i1を投入。ローモードの260ルーメン(これで明るさ十分）で一晩持つことを地元の山で検証済みでしたのでノンストレスでした。高価ですが納得のコスパです。
なおハセツネは夜間に霧がよく出ます。霧が出るとヘッドランプは役に立たないので腰ランプが非常に有効です。腰ランプは地面に近いので照射範囲がもわっと広いものが良く、明るさは150ルーメン以上あれば足ります。
雑感
1年間トレーニングを重ねて体調は概ね良好。昨年出したベストタイムの更新を目指してスタートするも結果は大幅なタイム増。体力的な天井を実感することとなりました。
初出走以来、毎回「これが最後」と思って出走し、毎回それを撤回してきましたが、ついに年貢の納め時が来たようです。今年度末の定年で収入が激減することもありハセツネという道楽は今回で終わりにしようと思います。
台風、コロナによる中断を挟んだ8年間のハセツネ生活で私の体型とモノの考え方はすっかり変わりました。
齢に流されて変わってゆく私を
時々遠くで叱ってください
あなたは私の青春そのものでした >ハセツネCUP様
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完走おめでとうございます。お疲れ様でした。
私は来年５２才になりますが、ハセツネに初挑戦しようと思っています。具体的なアドバイス等々、とても参考になります。 ありがとうございます。
今回私は、月夜見でボランティアとして参加しておりました。リタイヤテント入口で立っている私が写真に写ってましたので、御礼方々コメントさせていただきました。
今回で最後とのことですが、是非心変わりされて、来年も「最後の」挑戦されることを期待してます。
月夜見に居られたとのこと。すみません。全然気づきませんでした（当たり前か）。
52歳というと私の初出走と同じ年頃ですね。
心身ともにまだまだ伸びしろはありますから是非チャレンジしてください。
初回は、渋滞＝休憩とポジティブに捉えてとにかく完走を目指し、2回目3回目で経験を積み（ハセツネは要領も大事）、4回目か5回目あたりでベストタイムを出すなんて計画でどうですか？
実生活では何かと微妙な50代。でも開き直って好きな方に転べるのも50代。
充実した50代を勝ち取ってくださいませ！
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