記録ID: 7378670
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ハイキング
甲信越
信越トレイル③(森宮野原駅→小赤沢バス停、Section8&9詳細写真レポート)
2024年10月19日(土) [日帰り]
新潟県
長野県
sprout
- GPS
- 09:14
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 1,299m
- 下り
- 831m
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日帰り
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:08
距離 27.5km
登り 1,299m
下り 831m
13:36
ゴール地点
| 天候 | 晴れ のち 曇り (14時以後に降雨) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
前日17:00までに電話予約が必要なデマンドバスに、小赤沢で乗車(14:00発、森宮交通) 見玉バス停で降車 300円 見玉バス停から14:40発の路線バスで津南まで (津南駅までは行かず、津南町役場あたりまでの路線) 金額は忘れたが300円ぐらい 津南町役場あたりから徒歩で津南駅へ 1.7km、20分 JR飯山線 16:40発 津南駅→森宮野原駅 210円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
特筆すべき危険箇所はないと思われた。 Section8(森宮野原→結東)は、ほぼ舗装路歩き。登山道はわずか。 Section9(結東→小赤沢)は、未舗装の登山道がそれなりに多い。 |
写真
前回9/21のゴール地点に帰ってきた。
まだまだ夜明け前の栄村。営業している店は1kmぐらい先のファミマぐらいか。
まだまだ夜明け前の栄村。営業している店は1kmぐらい先のファミマぐらいか。
夜中の道の駅を通り過ぎる。これから目指す秋山郷は公共交通機関が無かったり、便数がとても少なかったりする場所なので、このような早い出立での計画にするしかなかった。
10/19 4:29
夜中の道の駅を通り過ぎる。
これから目指す秋山郷は公共交通機関が無かったり、便数がとても少なかったりする場所なので、このような早い出立での計画にするしかなかった。
これから目指す秋山郷は公共交通機関が無かったり、便数がとても少なかったりする場所なので、このような早い出立での計画にするしかなかった。
車道で長野県から新潟県津南町に入ると、まもなく鶴巻の登山道入口。
今日は身軽にトレランザックにしたから、パッキング容量が少ない。ヘッドライトは嵩張るので、小型マグライトでナイトハイクを凌ぐ。
1
10/19 4:41
今日は身軽にトレランザックにしたから、パッキング容量が少ない。ヘッドライトは嵩張るので、小型マグライトでナイトハイクを凌ぐ。
段丘に至るまで登り坂だが、つづらおりにトレイル整備されていて歩きやすい。
前々日は満月、しかもスーパームーンの日だった。今朝もまだ月がでかい。
大規模な農業地帯に乗り上げた。繁忙期を超えたのか、だいぶ静かなムードの早朝だ。
秋の雲、いい感じ。今日は午後、前線が北西からおりてくる。だから信州百名山コンプリートとなる岩峰は延期して、信越トレイルの方を進めに来た。天気には何も期待していなかっただけに、朝のこの風景は嬉しい。
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10/19 5:59
秋の雲、いい感じ。
今日は午後、前線が北西からおりてくる。だから信州百名山コンプリートとなる岩峰は延期して、信越トレイルの方を進めに来た。天気には何も期待していなかっただけに、朝のこの風景は嬉しい。
今日は午後、前線が北西からおりてくる。だから信州百名山コンプリートとなる岩峰は延期して、信越トレイルの方を進めに来た。天気には何も期待していなかっただけに、朝のこの風景は嬉しい。
トイレとダムのあたりは、花々が育てられているようだ。コスモスがすこし咲き残っている。
滝沢商店の自販機は信越トレイルいちのハイテク。スマホによるQR決済ができる。
仲郷神社
このような豪雪地帯の寺社を観光してまわれるのが、Section8〜9の魅力の一つになっている。
このような豪雪地帯の寺社を観光してまわれるのが、Section8〜9の魅力の一つになっている。
振り返ると、信越トレイルの核心部である関田山脈。もうあんなに離れたのか。
この時期は牛はいないのかと思っていたら、少し外に出されていた。妙法育成牧場は子牛を成育させる施設。みんな若いのか。
牛を驚かさないように、とハイカー心得に書いてあったので、控えめに一枚だけ撮影。
結東温泉かたくりの宿信越ハイカーは予約制でテント泊もできる。私はハンモック泊の民だから、ゴールポストを使う交渉になるのかな？
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10/19 10:02
結東温泉かたくりの宿
信越ハイカーは予約制でテント泊もできる。私はハンモック泊の民だから、ゴールポストを使う交渉になるのかな？
信越ハイカーは予約制でテント泊もできる。私はハンモック泊の民だから、ゴールポストを使う交渉になるのかな？
このハンモックとスタンドをそのまま借りてダウンキルトとトップキルトで保温でいいか！？ダメか？
結東じゃまくら石公園
解説板の裏が窪んでいる。元沼地ってことか。
解説板の裏が窪んでいる。元沼地ってことか。
で、じゃ枕石ってどれのこと？これだろうか？
結東に人々が住み着く以前、この地域には大蛇が棲んでおり、この石を枕にして寝ていたという。(信越トレイルクラブ公式より)
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10/19 10:29
で、じゃ枕石ってどれのこと？
これだろうか？
結東に人々が住み着く以前、この地域には大蛇が棲んでおり、この石を枕にして寝ていたという。(信越トレイルクラブ公式より)
これだろうか？
結東に人々が住み着く以前、この地域には大蛇が棲んでおり、この石を枕にして寝ていたという。(信越トレイルクラブ公式より)
『ゆれる』という映画のロケ地で、オダギリジョーらが渡った吊り橋。揺れます。
集落から舗装された東秋山林道でショートカットする選択もあるが、私は律儀に未舗装登山道を歩く。
だいぶ空が曇り、しかし今日は気温が高め。まだ完全に虫も消えていない。
山源で栄養補給可能だが、14:00のデマンドバスに確実に間に合わせたいのでパス。小赤沢へと先を急ぐ。
けっこう登らされる。
牧之の道は、大赤沢から小赤沢へと集落ごとを結んだ古道だ。
牧之の道は、大赤沢から小赤沢へと集落ごとを結んだ古道だ。
まだ登る。『秋山紀行』などで秋山郷を世間に紹介した江戸時代の文人・商人である鈴木牧之が、文政11年に歩んだ古道だと伝え聞く。それで牧之の道と名付けられた。
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10/19 12:56
まだ登る。
『秋山紀行』などで秋山郷を世間に紹介した江戸時代の文人・商人である鈴木牧之が、文政11年に歩んだ古道だと伝え聞く。それで牧之の道と名付けられた。
『秋山紀行』などで秋山郷を世間に紹介した江戸時代の文人・商人である鈴木牧之が、文政11年に歩んだ古道だと伝え聞く。それで牧之の道と名付けられた。
天保の大飢饉で滅びた「甘酒」集落跡。
供養塔などが建立されている。
供養塔などが建立されている。
信越トレイル9-⑨ 甘酒村跡
古道や史跡をめぐるようなトレイルだ。
古道や史跡をめぐるようなトレイルだ。
古道は続く。そろそろ天気予報では傘をさす時間になるはずだが、幸いにも守られている。
次回はこの地点から苗場山を登るのか。遠そう。秋山郷側ルートは、三合目からだったら行ったことが実はあるのだが。もう一度チャレンジだな。
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10/19 13:36
次回はこの地点から苗場山を登るのか。遠そう。
秋山郷側ルートは、三合目からだったら行ったことが実はあるのだが。もう一度チャレンジだな。
秋山郷側ルートは、三合目からだったら行ったことが実はあるのだが。もう一度チャレンジだな。
ここの駐車場で予約したバスに乗車しましょうと打ち合わせてある。この中で時間潰す。
見玉バス停前で降車し、津南市街地行きの路線バスを待つ。土産物屋さんで買い食いしていると、ついに雨が降ってきた。
見玉不動尊を訪ねてみた。津南を代表する天台宗の寺院。山門が立派。
今日、数々の神社や民家で見てきた屋根の様式と類似している。
さて、バスが来たようだ。
さて、バスが来たようだ。
バスは津南区役所あたりまでで終点なので、悲しいけど傘さして駅まで歩いた。そして腹ペコ。駅前の大衆食堂に飛び込んだ。
注文したのは舞茸雑炊。ぐつぐつ鳴りながら、ボリューミーなのが運ばれてきた。新潟のコシヒカリたっぷり、そしてトロトロに溶けた餅まで入ってる。
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10/19 15:50
注文したのは舞茸雑炊。ぐつぐつ鳴りながら、ボリューミーなのが運ばれてきた。新潟のコシヒカリたっぷり、そしてトロトロに溶けた餅まで入ってる。
舞茸もたっぷり。秋はきのこだな。
イートハウスふくはら、おすすめ！
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撮影機器：
感想
信越トレイルの延伸区間、Section 8&9 へ。
これが存外楽しかったので、写真いっぱい載せて、私なりにコメントしていくレコにした。
前回のゴール森宮野原駅から、秋山郷の小赤沢集落まで27km.
生活古道を基にした山道あり。
農道あり、小径あり、牧場あり。
史跡・寺社・名所も多く、予想以上の情報量。
興味深かった。
事前の印象では登山ではない、里とロードを楽しむ区間かと思ってたけど、律儀にルートに則れば登山道歩きはけっこうある。
それでいて文化的要素も豊富なので、あまとみトレイルに一番似ている区間だったかもしれない。
あまとみとか京都一周トレイルが好きなら、ぜったい楽しい。
この延伸区間があるおかげで、たしかに信越トレイルの豊かさは増していると思う。
そのことが伝わるように、レコを記したつもりだ。
次回、11月になってしまうが、ついにラストセクションだ。
苗場山までの全線踏破へむけて弾みがついた、そんなSection8&9となった。
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