やはりキツかった・ドンドコ沢往復地蔵岳(南ア・鳳凰山)


- GPS
- 08:55
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,733m
- 下り
- 1,721m
コースタイム
天候 | ほぼ終日曇り(一部薄日) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■初めに 今日は大変な寝坊をしてしまい、3時過ぎには自宅を出る予定が5時30分にお目覚め! よっぽど止めるか行き先変更しようと思いましたが、予定していた「周回」を諦め地蔵岳ピストンならOK?と思い直し6時発。ぎりぎりの勝負でした。。。 ■コース概略 異状箇所は特になし。前日は雨だったようですが(予報ベース)沢の水量も問題なし。 青木鉱泉は標高約1100m、山頂は2800m近いということでキツい標高差です。 前半〜中盤は眺めのない樹林帯を、緩急交えてひたすら歩き、山頂直下は歩きにくい砂礫となかなかハード。登りは我慢すればまだ良いが、下りは段差が大きく滑りやすい路面が多くアクシデントしやすそう。下りではオススメしません。下る場合は余裕を持って行った方がよいかと思います ■青木鉱泉から南精進滝 初めはドンドコ沢沿いの緩い登りですがおいおい急登りに。登り出しということもありややキツい ■南精進滝ー白糸滝 前半部分では一番キツい区間かと。なかなかの急登りが続きます。粛々と足を前に運ぶのみ ■白糸滝ー五色滝 前の区間よりは楽で短い。でも疲労がたまっているので、これも粛々パターン ■五色滝ー鳳凰小屋 樹林を抜けると一転、開けた沢に出、地蔵岳が眼前に!モチベーションアップ!道も平だし。。。 ■鳳凰小屋ー山頂 登り約1時間。半分が樹林(樹相はダケカンバが美しい)、残り半分は足がズリズリと後ろに流れる砂砂礫の急登。なかなかツラいラスト30分です |
写真
感想
鳳凰三山周回の目論みが大寝坊により地蔵岳ピストンに。。。あとせめて2時間あれば、との思いでしたが終わってみればなかなか達成感のある山行でした。
天気予報は前日で「午前:晴れ、午後:雨(開いた傘)」。当日朝は・・・午前から小雨じゃん!
と、雨の道行きを覚悟の上でしたが結果的には降られることなく、ガスも思いのほか少なくオベリスクでもガスに巻かれることなく観音岳などもしっかり見えてました(山頂からの遠望は得られずアサヨ峰さえ雲の中でしたが)。
このルート、三山縦走・中道下山でかねてより狙っていたので残念ですが地蔵岳まで行ってみて思うに、相当頑張らないと難しいなあ、という感じ。地蔵直下から見た観音岳への登りに「うへえ」という印象でした。もっとも、天気が良ければ(暑そうですが・・・)すげえ良さそうなコース。時期を見て再訪します。
今日は日曜&天候不順にもかかわらず結構な人出のように思いました。
下ってきた時の鳳凰小屋前は20人くらいもいたでしょうか?ワイワイと談笑しています。顔ぶれを見ると僕がヘイコラと登っている最中に休憩していた方々が結構混じっていたようで、下った来られたのかと思いきや小屋泊まりだったのですね。
下りの小屋では山頂でご一緒だった方(御座石からピストンとのこと)と九州から飛行機で来られていたパーティ(百名山ハイカーと拝察)からお菓子をいただきながらしばしお話しました。ごちそうさまでした。このとき既に15時。これから下ると言うと驚かれていましたが、そりゃそうだわ。まさか9時前が登り出しとは言い出せず。。。鳳凰小屋からの本日の下りは僕が最後のようでした。
で、下った青木鉱泉では迷わず入湯!異常な発汗後の即座の温泉は格別。しかも独り占めだったし普段は温泉に入らない僕ですが超満足でした(¥1000も許しましょう)。
なお、青木鉱泉へのルートですが、HPに載っている「新道(全面舗装と書かれている)」が分かりづらく少し迷いました。国道20号から入った、それよりは細い車道からの曲がり角が分かりづらい。。。夜撮ったものですが電柱の案内表示をご参考に。
なお、ここから先はカーナビには載っていないルートで終始空を飛んでいる始末(HONDA純正の2009秋版カーナビでは「旧道」を案内されます)。しかも全面舗装ではなくなかなか状態の悪いダートを結構走ります。何故かは分かりませんが・・・。
honsamaさん
私もかつて、最初に鳳凰に行ったとき青木鉱泉を
目指しました。
入り口がわからず、うろうろ、進路変更で
国道20号線から編笠山にしようと思って向うと
「青木鉱泉」の文字、、
結構なダートの林道。
9:20ごろから登り始め、
さすがに三山は無理で、鳳凰小屋から、観音岳に
近づくショットカットで鳳凰2山を巡り、18:00過ぎに下山。
最初の鳳凰の苦い思い出、、。
青木鉱泉は、甘利山を目指して、途中の林道から
全部舗装で入る手、そのまま甘利山を抜ける手もあります。
こちらのほうがわかりやすいかも、、。
もちろん、最後はちょっとラフですが、、、。
寝坊は仕方ないですが、意外に頑張ると
充実した山行きにできますよね、、。
Y-chan
Y-chanさま
書き込み、ありがとうございます。
青木鉱泉への道はホント分かりづらかったですが事前にヤマレコで情報を得られていたので、それでもダートを短く済ませられたと思います。美濃戸口-美濃戸間よりだいぶマシでしたし。。。
でも甘利山経由?の道は知りませんでした。ちょっと調べてみます。
しかし、9:20スタートで二山回って18:00はさすがですね(そのショートカットも初耳でした!)。「スピード登山」の是非はいろいろあると思います(「速さ」にこだわり過ぎるのは良くないと思います)が、安全に「早く」行動、歩き通す力はやはり必要だなーと改めて実感です(このルートの下り、急で滑りやすい道で勢いつけてコケたら結構ダメージでかい→まともに下山できなくなる、というイメージ)。
それにしても歩き甲斐のあるコースでした。
好天を狙って再度「周回」しに行こうと思います。時間に余裕を持って・・・。
はじめまして、honsamaさん
そしてコメントありがとうございました。
同じ日に同じルートで登っているとはいえ
日帰りであのコースを行ける健脚がうらやましいです。
私が7時30分ごろ青木鉱泉を出発したので
きっとあの急登りのどこかで抜かれてると
思います。坂道に倒れこんでる太った男がいませんでしたか?(笑
テン場ですが、水場とトイレが近く、平坦な砂利でとても過ごし易かったです。
参考になりましたかね?^^;
また、どこかの山で会えたらそのときは
よろしくお願いします。
metabonさん
というタイトルでここに書くのもナンなのですが、あの外人部隊はそんなにぺっぺぺっぺしてましたか・・。それはちょっとイヤですね。。。
metabonさんの記録の「感想」、なかなか面白いですね。
文学的です。
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