谷川岳馬蹄( 濃霧のため途中撤退 )



- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,207m
- 下り
- 1,806m
天候 | 一日目 晴れ後曇り 二日目 夜間ガス 早朝1時間のみ晴れ後曇り 下界は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
土曜日日帰り、日曜日をジムクライム、そして月火曜日で紅葉ピークという話の谷川岳に行ってきました。
6時過ぎに白毛門駐車場に到着し、ロープウエイ駅を目指す。
6時半頃に到着するもチケット売り場は既に長蛇の列が出来上がっていました。
それでも7時10分ぐらいにはロープウェイに乗れ、上へ。
外に出ると、紅葉真っ盛り。
空は青空。
そして、人は一杯。
先が思いやられる。
そして、予想通りというべきか、歩き出すも続々と後ろからやってくるため、譲っていると中々先に進めない。
で、譲った方々がサッサと行ってくれれば、問題ないのだが、これが途中で休んでいるわけですよ。
そうなると、追い越し、追い抜かれの繰り返しで微妙な気分になる。
そんなちょくちょく休むなら、もう少しゆっくり歩いたら如何ですかな?と言いたいところです。
そういうわけでのんびりと写真を撮りたいのだが、後ろからの煽りで撮影もなーなーで先へ先へを進む。
途中、先日の南アルプスでチョクチョク会話をした男性に遭遇し、出会いを喜ぶ。
クライミングの世界もそうだが、山も広いようで狭いね。
休憩なしで、肩の小屋、トキの耳、オキの耳を過ぎて、奥の院で初休憩にして、昼食。
ここは人が少なくていいね。
ただ崖っているので、ものが落ちたら確実に取り戻せないので、そのあたりに気を使うのが難点かな。
昼食終了後、奥の院を過ぎて、一ノ倉岳を目指す。
ノゾキを過ぎたあたりの鎖場が結構嫌らしい。
軽装ならばそれほど問題ないのだが、テン泊装備だと蛇紋岩の下りは難所そのものです。
それを無事クリアし、鞍部に到着。
ここから一ノ倉岳は危険箇所はないものの上り一辺倒。
しかも急坂で、途中ハイステップの箇所もあるので、筋力も消費する結構疲れる道。
幸い道自体は短く、少し(?)歩くと山頂に到着。
記念撮影を済まし、直ぐに茂倉岳を目指す。
ここの稜線は非常に綺麗なのだが、残念ながら雲が支配的で光量が少ない。
陽光に照らされた草もみじが撮りたかったな。
少し↓し、↑すると茂倉岳に到着。
ここで、再び休憩。
ここから土樽の方に行く人が大半で、武能岳の方に行く人はあまりいない。
というか、我々を含み3人しかいなかった。
そういうわけで、これから先は非常に静かな登山が楽しめました。
先ずは鞍部まで一気に下ります。
これが長い。
その上、段差もあるし、粘土層なので、超滑りやすい。
でもオキの耳からの行に比べると、命のリスクも少ないし、景色も良いので、楽しんで降れました。
暗部から山頂までは距離があるように見えますが、先程までの下りに比べればそれほどでもなく、ゆっくりとゆっくりと歩いていると、山頂に到着。
このあたりに来ると、雲の量がかなり多くなり、茂倉岳は雲に覆われしまった。
しかし、目指す方向はまだそれほど雲もなく、寧ろ雲の影がいい感じであるが、透明度が少々悪いのが難点である。
ここから多少アップダウンをした後、一気に下る。
そして、平坦な道を進むと蓬ヒュッテに到着。
テントはまだひとつも張られていない。
我々は一番上の芝生のところに張らしてもらった。
設営後、水をゲットするため、水場へGo。
雲が黒く、降雨の可能性もあるため、文字通り水場まで駆け下りる。
プラティパス3個に水を入れ、引き返す。
上りは荷物もあるし、心臓もそれほど強くないので、のんびりと歩いて戻ります。
そして、ビールを購入し、つまみを食べながら祝杯。
本当はもう少しグダグダしていたかったが、日が落ちるのも早いので、夕飯の準備。
今夜はすき焼きです。
やはり汁物は喉の通りがいいね。
食事終了した時点で18時すぎぐらい。
星の撮影とテント撤収時間を考慮し、0時と2時半にアラームをセット。
就寝。
二日目。
予定通り0時起床。
外を見ると、ガスで何も見えん。
近くにあるはずの小屋もほとんど見えん。
星は無理だな。
というわけで、二度寝。
2時半起床。
外を確認するもガスが支配的。
視界は殆どない。
これでは日が出るまで、動けんというわけで1時間ぐらい三度寝。
そして、4時前に起床し、朝食。
朝食終了後、外を見るとガスが晴れてきて、いい感じになってきた。
これならイケルね!
というわけで、テント撤収。
6時過ぎに出発。
ここから七ッ小屋山までは最高でした。
朝日に照らされた山々。
雲海。
草もみじ。
でも、そんな素敵な時間はあっというまに雲という悪魔に侵食されてしまい、七ッ小屋山に到着時には視界10m程度。
ここで悩む。
先にいけると思うが、景色ないし、稜線で風雨に晒されたら低体温のリスクがある。
去年、このルート歩いているし、ここは安全を取るかということになり、下山決定。
というわけで、引き返します。
ヒュッテで下山路の変更を告げて、土合を目指す。
このルートはエスケープルートによく使われているようだが、かなり道が悪い。
片足しか置けないような外傾した岩、土のトラバースが多数あります。
前回の主稜の時も思ったけど、谷川岳って人気コース以外はこんな道が大半だよね。
まあそれはそれで良いんだけど、正直怖い。
そんな道をこわごわと通過し、一気に下っていく。
この道も陽の光さえあれば、すごい素敵なんだろうな〜
見晴らし小屋を過ぎると、道はかなり良くなる。
殆ど横歩きの道を歩いていくと、道路に到着。
後は白毛門の駐車場まで歩いて、車回収。
帰路に着いた。
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