半周で撤退〜谷川岳馬蹄形縦走

- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,531m
- 下り
- 1,517m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 10:30
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:50
| 天候 | 初日:晴れのち曇り、夜半より雨まじり強風、二日目:曇り時々あられ、強風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
白毛門までは標高差約1,000mの急登、木の根や段差も多く足を使わされる。 ジャンクションピークの前後で一部ザレた部分があり要注意。 |
写真
感想
しょっぱなの白毛門への急登で思いのほか苦労。両ももがつる一歩手前となり、これ以降だましだましの登りとなる。
できれば初日は蓬峠までと考えていたが、そうそうに清水峠泊に予定を変更。
白神門から朝日岳までは素晴らしい展望。なだらかな稜線と岩、笹原と草紅葉、そして池糖に癒される。もちろん谷川・一ノ倉など対面の山もややかすみがかっていたがよく見えた。
ジャンクションピークの急下降は足をかばいながら慎重に下る。清水峠の送電線監視小屋の三角屋根は見えているがなかなか近づかない。
ようやく清水峠に着くころはガスに包まれ始めていた。
監視小屋前でテントを張っていた先着パーティーの隣にテントを張らせてもらう。
夕食を終えた19時過ぎくらいから一段と風が強まり雨も交じる。
21時過ぎにテントのばたつきが激しくなってきたので、テントのチェックに外に出ると、テントの半分が小屋の陰から外れていたため強風をもろに受けている。張り綱を補強しようとしていたところでポールが倒れてテントがつぶれる。強風にあおられて立て直しもできず、しかたなくテントには石で重しをして白崩避難小屋に避難。
(避難小屋では二階の空きスペースを教えてくれた方、ありがとうございました)
翌朝も強風。縦走続行をあきらめて、テントを撤収。
残していた荷物で飛ばされているモノもあり、拾い集める。ほとんどは隣のパーティーが拾ってくれていたので助かった。(ありがとうございました)
下山は旧国道。国道と言っても明治時代のものらしく、部分的に林道のような状態が残っているものの、ほぼ登山道。白樺小屋からの新道のほうが全体としては歩きやすいレベル。しかし下る一方なので、みぞれがパラつく中も問題なく昼過ぎには下山できた。
今回、天気予報は見ていたが気圧配置など天気図まではチェックしておらず、強い冬型になるとは予想していなかった。こうした場合の上越国境の風の強さを、身をもって知った。














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