お嬢隊 三浦アルプスツバキ尾根と逗葉尾根(仮称) あなたはどっち派


- GPS
- 06:29
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 628m
- 下り
- 631m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:29


天候 | ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース概況】 ※ 全体を通じて、ここ最近雨が降っていないおかげで、いつもは滑りやすい岩場も問題ありませんでした。また沢の水量も少なく、渡渉というか沢の中を歩けました。 ◆ツバキ尾根登り口〜北尾根出合い 我が家では季節限定(^^;の尾根。うなぎ淵への分岐から2分ほどで左にカーブしているアタリで、白テープがある登り口を上がるとすぐに虎ロープのある斜面を登ります。 全体的に登りっぱなしですが途中から緩やかになります。踏み跡はしっかりしているので迷うことはないと思います。 分岐らしき箇所は ![]() ![]() ◆逗葉尾根(仮称) ![]() ほとんど人が歩いていない状態の尾根でした。バリルートで道標やテープなども一切ありません。ただほぼ一本道であり、すぐ横にはイトーピア団地があるので安心感があります。 人が歩いていない状況なので蜘蛛の巣がひどく、笹やアオキなどがルートに覆い被さっているので藪漕ぎ必至のルートです ![]() ![]() ![]() いつも初心に戻って慎重に!! ![]() |
写真
感想
そろそろ涼しくなりお嬢のお友達も影を潜めた頃なので、8ヶ月ぶりに三浦アルプスへ行ってきました。今回は前回気になったツバキ尾根を歩くことを目標にしたのですが、それよりも楽しい道を見つけてしまいました
いつものように南郷上ノ山公園からのスタート。砲台道にある桜の広場にもススキが茂り、秋の気配が。二子山分岐から中沢に向けて降りていきますが、最近雨が降っていないおかげで岩盤の箇所もあまり滑らず、沢の水量も少なかったので沢の中を進みます。
中沢分岐からほどなく、沢が左へ曲がる地点の白いテープがツバキ尾根への登り口。さっそく虎ロープのお出迎えできつめの勾配を登ります。虎ロープがなくなった後は一応踏み跡はあるモノの、薄くなっている箇所もあるので尾根を外さないように進みます。
分岐らしい箇所は2箇所ですが、1つ目(18)は尾根を外さずに右へ進んだので左は未確認。2つ目(
21)はどちらに行っても北尾根に出会います。
ここはそれほど藪も濃くなかったですが、椿にかぶれやすい自分としてはこの時期限定でしか歩けません
まず一つの目標をクリアできたので、次は鷹取山への赤線繋ぎで進みます。馬頭観音の先のVRから横横道路を越えてハイキングコースまで進み、その後は道標があるルートなので問題なく進めます。赤線が繋がった後は鷹取山へ行こうかとも思ったのですが、気になる場所があるのでそちらに進むことに。
東逗子駅から三浦アルプス側へはアーデンヒルルートと東逗子ルートがありますが、その東逗子ルートの横に「みんなのやま」という小高い丘のような場所があり、地形図で見るとその奥に尾根が横に走っているようでした。実際にみんなのやまという場所は地元のハイキングコースになっているようですが、あまり歩かれていないような周回コースでした。その一番奥の地点にかすかな踏み跡を見つけたときといったら
こうなったら、引き返すことも考えながら突撃開始ッ
最初は虎ロープが張られた斜面を下り、鞍部になるあたりから藪攻撃が始まります。最初は踏み跡がうっすらと見える程度でしたがそのうち笹が生い茂り、その笹に絡まった蔓が道を覆い、気がつけば自分の身長より高い壁のような状況に 藪の濃い三浦アルプスでもここまでスゴイのは初めてでした。それでも進めたのはお嬢
が先導して進んでいく空間があったので、這うような姿勢で突破していきました
まさに野生の勘、お嬢様々です_(._.)_
藪攻撃が一段落すると今度は蜘蛛の巣攻撃ッ こちらはmamaが小枝を指揮棒よろしく振り回し、どうにか最小限の被害で進むことが出来ました。そして尾根に入って40分かかって、ようやく東逗子ルートに出会えました
今回は歩いた2つの尾根はどちらもハイキングコースでは味わえない楽しみがあり、とても充実したものとなりました。とはいえ、他の方にお勧めできるかといえば…ツバキ尾根はいいのですが、逗葉尾根(仮称)は藪好きの方出ないとお勧めできません 危険な箇所や道迷いするような箇所はないですが、壁のような藪を突破するのはよほどの物好きでないと…
mamepapa 今回、逗葉尾根としたのは正式名称が見当たらなかったので、勝手に付けました。
正式名称をご存じの方いらっしゃいましたら、お教えください_(._.)_
コメント
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mamepapaさん、mamemamaさん、お嬢さん、こんにちは。山行お疲れ様です。
逗子葉山にようこそ。そろそろ三浦アルプスの季節ですもんね。三浦アルプスは冬に歩くところ、この地域のレコが出だしたら、ああ、冬が近づいてきているんだなあ、と思ってしまいます。
三浦アルプスは歩かれている所とそうでないところの差がすごく、今回の2つの道は地元の人でもあまり知られていないと思います。まさに藪漕ぎ、グレートトラバース2の田中陽希さんが登られた笈ヶ岳を思い浮かべました。いやはや、この地域の先駆者ですね。
さて、この日の私の行動記録を見てみますと、実は100m以内でニアミスしています。そんなこともあり、楽しく読ませていただきました。
aideieiさん、コメありがとうございます_(._.)_
お嬢
ツバキ尾根はレコではたまに見かけますが、今回突撃した逗葉尾根(仮称)は一人ぐらいしか見当たりませんでした。藪といっても壁に近い箇所があり、思わず「おわッ」と声を出してしまうほどでした
どのアタリでニアミスしたのか、のちほど確認させていただきますね
mamepapa
こんにちは、逗子葉山界隈のマイナー稜線探訪、どうもお疲れ様でした!
歩かれた赤線と国土地理院地図を照らし合わせてみると、破線があるところ (桜山界隈) がヤブヤブ激坂だったり
そして……横須賀線の車内やクルマの中から漫然と眺める、以前は「こんなとこ、誰が登るのか」と思っていた低山の至るところに、こうして網の目のように獣道スレスレの踏み分け道がついているという事実がオドロキです (笑)。何のかのいって、日々散歩してトレースをつけている地元民の方が複数いる、ということなのでしょうね〜。
というわけで、度肝と意表を突くような次の三浦レコを楽しみにしております〜
bobandouさん、コメありがとうございます_(._.)_
> 歩かれた赤線と国土地理院地図を照らし合わせてみると、破線があるところ (桜山界隈) がヤブヤブ激坂だったり
そうなんです。以外に急坂があったのには驚きました
踏み跡があるということは歩かれている方が居るということでしょうが、地元の方でしょうね…わざわざこのあたりに来て、藪に突撃する好き者はいないでしょうから
蜘蛛の巣計画、まさに蜘蛛の巣でした
mamepapa
mamepapaさん、いよいよ三浦アルプス探検再開ですね。
私は北尾根東逗子ルート側から逗葉尾根(仮)入口を探したことあったのですが、見つからず諦めたことがありました。「みんなの山」ハイキングコースなんてあったんですね。こちら側からならわかりやすそうですね。いずれにしろ藪漕ぎ大変そうですが。
rinrinjiさん、コメありがとうございます_(._.)_
東逗子ルートの降り口から田浦方面へ少し歩くと、山火事注意
でもやはりみんなのやま側からの方がわかりやすいでしょうね
奥の深い三浦アルプス近辺 まだまだ探検しがいがありそうです
mamepapa
mamepapa さん
ツバキ尾根と逗葉尾根。両方いきたいです!
mamepapa さんが歩かれる路は、みな私好みです。
「壁のような藪を突破するのはよほどの物好きで」・・私のことを思い浮かびながら書かれていたりして
hamburg
hamburgさん、こめありがとうございます_(._.)_
こちらの尾根もご所望と… φ(.. )メモメモ
hamburgさんを三浦アルプスにご案内するルートが多くて、1回じゃ厳しすぎる
壁のような藪を云々は…まさに思い浮かべて書きました
実は今日も面白げな道(なのか(・・?)を突破してきました
mamepapa
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