甲斐駒ヶ岳黒戸尾根



- GPS
- 16:28
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,737m
- 下り
- 2,755m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:50
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
この時期、この時間、このお天気、全部揃ってないと出会えない。
一期一会を感じた瞬間。この空間を共有出来て有難うございました。思い出深い山行になりました。
感想
冬の甲斐駒に連続してフラれたけど、霞沢岳の代案で登ることが出来た。
初めてなのは私だけ。「積雪量も少なく、凍ってないし、暖かく風もない。こんならくちんで景色のよい冬の甲斐駒は初めて」とベテラン先輩方はうなづき合っていた。
八ヶ岳山荘の仮眠室で前泊して尾白川駐車場をゆっくり7時に出発。
竹宇神社で初詣&無事登山を祈願する。
靴が埋もれてしまうほど積もった落ち葉の道を登っていく。三合目を過ぎたあたりでチェンスパ装備。刃渡りは積雪が少なくしっかり鎖もあるのでコワい思いもしないで無事通過。
たくさんの梯子も雪に埋もれることなく順調に登れて早めに七丈小屋に到着出来た。
そして暖かくて快適な小屋ライフの始まり。ストーブのある食堂でFさん作のキャビアや生ハム、クリームチーズのカナッペでステキな呑み吞みタイムを満喫した。
第二小屋はわたしたちを含め二組だけ。ゆったり荷物を広げ、暖かい布団でゆっくり休んだ。
翌朝、ストーブで背中を温めながら靴を履いて(快適すぎて人間ダメになるパターン)アイゼン、ストックで出発。夜の間に少し雪が降ったみたい。でも先行者のトレースはばっちり。
お天気最高で登り始めからご来光もビーナスベルトも素晴らしかった。烏帽子の二本剣で朝陽を迎えれたことはもう神!としか言いようがない。
ピッケルに持ち替えて緊張して臨んだルンゼ、雪が締まっていたし岩もしっかり出ていた。
風は穏やかでバラクラバからほとんど顔を出していたが冷たいという感覚はあまりなかった。
山頂は更に絶景だった。青い空がどこまでも続く。空気が澄んでいる。
仙丈、小仙丈のカールに手が届きそう。鳳凰の尖ったオベリスクの後ろには富士山という凄いコラボ!北アルプスもはっきり見えるけど雲しっかりかかってた(やはり霞沢はあかんかった)
景色を十分に楽しんだら、さあ下山。またあたたかい七丈小屋でデポしてた荷物をザックに詰め、
外に出るのいやだなぁ〜なんて思いながらチェンスパに履き替える。
いつも下山道は長い。つるつる滑る凍った道でチェンスパの活躍ぶりに感動したものの、雪がなくなってからの深い落ち葉道に悩まされた。下に何があるかわからないその積もり方にびびりまくりそれがえんえん長くて最後はよれよれのよたよたになっていた。
竹宇神社の神様に無事下山出来たことに感謝!! 刀利天狗の弁財天に「芸事成就」のお参りもしたし、今年もいいことありそうな予感がします。素晴らしい山行をありがとうございました。
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