記録ID: 7719670
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積雪期ピークハント/縦走
積丹・ニセコ・羊蹄山
真っ白な積丹岳 東尾根ルート
2025年01月19日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:49
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,149m
コースタイム
天候 | 1/19(日)朝方は晴れ、昼前から曇り。風は無風だったが昼前にピーク周辺で吹かれる。 ピーク周辺は目標物が少ないのも相まって一時地吹雪ホワイトアウト。 (HUWV基準だと朝方視界無限大→昼前に2,300→ピーク周辺で100、風はピーク周辺でハッキリ始) 天気概況:北海道付近は、19日は日本の東の高気圧が張り出しますが、日本海から近づく気圧の谷が20日にかけて通過する見込みです。このため19日は大気の状態が不安定でしょう。 後志地方:19日は晴れのち曇りで夜は雪でしょう。20日は、曇りのち晴れで、雪の降るところがある見込みです。 海の高さは19日から20日は1mのち1.5mとやや高いでしょう。 上空1500m付近(850hPa)には-6℃の寒気が抜けていく。 上空5000m付近(500hPa)には-30℃の寒気が抜けていく。 てんきとくらす(積丹岳):19日〜9時B判定。12時〜C判定。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
Googleマップでは「滝の沢の大滝」を目的地にすればたどり着ける。 除雪終点はGPSログのスタート地点。標高点109の少し先。 道路南側に数台停められるスペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■概要 道道568号除雪終点〜東尾根〜積丹岳ピーク往復 シールスキーで登山。ピークまでシールスキーで行けた。 尾根下部はカンバの密な樹林帯のため地図読み+コンパスワーク。 ピーク手前も目標物がなくなるほどのホワイトアウトのため地図読み+コンパスワーク。 ラッセルは足首〜スネくらい。 ■道道568号除雪終点〜標高点349 朝6時過ぎに除雪終点に到着。車は2台のみ。あと数台は停められそう。 6時半に出発。通行止め標識の脇から標高点349への尾根へ向かう。 微沢が開いているのでスノーブリッジを探して渡渉。 尾根の取り付きは少し急。キックターンを切りながら登っていく。 尾根に乗ると広く視界が開ける。 標高200mくらいから広葉樹(カンバ)林の中を登っていく。 ピンクテープが木に括り付けられているが、登山用ではないので途中で尾根から外れるので注意。 標高点349までは、尾根が細い+カンバ密なところもあるので念の為滑落注意。 標高点349手前は林道が横切るように走っているので分かる。 ■標高点349〜標高点971付近 斜度変化と尾根の広さを感じて現在地把握しながら登っていく。 標高550mくらいで樹林が疎になって気持ちの良い景色が広がり始める。 標高点826へ向けて緩い尾根を登っていく。 標高点826は北側を巻いていく。 標高点826あたりがテン場樹限と思う。 そこから971へコンパスを切って登っていく。 再びカンバが密になる。 帰りの尾根間違いが怖いので、あえて微尾根には乗らずにコンパスどおりに突っ切っていく。 標高950m付近で樹林限界を迎え白い世界が広がる。 これまで晴れ間がメインだったが、10時くらいから雲が広がり始める。風はまだない。 ■標高点971付近〜積丹岳ピーク 尾根南側は雪庇の張り出しがあるので近づかないように登る。 北斜面にはブッシュの頭が出ているので目印にしながら登る。 標高1130mのポコは右巻き。 その先のコルで南からの局地風。時折体が持っていかれそうになる。 コルを過ぎると風は落ち着く。 標高1180m付近から目印のブッシュも少なくなり視界も落ちてホワイトアウトになってくる。 尾根南側の雪庇には近づきたくないのでちょっと北斜面に入りながら登る。 たまに雲が飛ぶので一瞬見えるブッシュの頭や岩を目印に進む。 ピーク手前の斜面はなかなか急でキックターンを何度も切って登る。 登りきって緩いところを少し歩くとピークの標識が見えた。 標識は胸の高さくらいまで出ていた。 風も強く、視界も無いので写真だけ撮ってサッサと下ろすことにする。 ■積丹岳ピーク〜下山 帰りはしばらくシールスキーで下ろす。 シールを取りたかったが、視界がなさ過ぎて斜度変化がよく分からないので慎重に下ろす。 標高1050m付近まで下ろすと視界は回復してきた。風はちょっと残る。 標高950m樹林限界まで下ろすと風も止んだ。 なかなか大変だった...アドレナリン全開で乗り切ったので少し休憩...。 帰りもコンパスを切りながら進む。 樹林内で行きのトレースを見つけたのでそこからはほぼトレースどおりに降りる。 シールを外してようやくスキー!気温高めになったのか少し重めの雪...。 それでも樹林を避けながら下るスキーはなかなか楽しかった(*^^*) ただ、途中コケたときにInsta360を落としてしまった...ショック(>_<) 標高180m付近の開けたところまで下ろしたら初のドローン解禁! 晴れたピークで飛ばすつもりだったけど。。 追従モードとかお試しながら南の沢型スキー。 下ろした先は微沢の渡渉して道路に合流。 無事に下山!ホントにお疲れ様でした(*^^*) 【その他】 朝6時過ぎに道道568号除雪終点に到着。 Googleマップでは「滝の沢の大滝」を目的地にすればたどり着ける。 除雪終点はGPSログのスタート地点。標高点109の少し先。 道路南側に数台停められるスペースあり。 下山後はふるびら温泉へ。ナビを設定するとトンネル途中で案内終了したのでちょっと困惑。 トンネルの上へ続く道を行くと到着できます。 晩御飯は温泉からすぐの「一印田中屋」へ。 リーズナブルで美味しい定食屋さん! カツとじセットのご飯大盛りで満たされて帰宅。 |
その他周辺情報 | 下山後はふるびら温泉へ。ナビを設定するとトンネル途中で案内終了したのでちょっと困惑。 トンネルの上へ続く道を行くと到着できます。 晩御飯は温泉からすぐの「一印田中屋」へ。 リーズナブルで美味しい定食屋さん! カツとじセットのご飯大盛りで満たされて帰宅。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
ザック
アイゼン
ビーコン
スコップ
ゾンデ
行動食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
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備考 | 途中スキーでコケたときにInsta360落としたー!!ショック(>_<) |
感想
やっぱり天気は狙って行くべきだー!!
久しぶりに気圧の谷が接近する中での山行。
ピークまで天気持つかなーと思ったら強風&ホワイトアウトに見舞われました^^;
さすが積丹、悪化しだすと展開が早い。
それでも大学ワンゲル時代にも悪天候を経験していたので冷静に対処できました。
でも、やっぱり晴れた冬山の方がいいよ(当たり前)
次は快晴絶景の山へ行きたい!(^^)!
東尾根からアタックしましたが、距離は短いのはいいけど
下部の尾根はカンババシバシでスキーが大変でした。。
夏道尾根から行くのが正解な気がしました(笑)
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