記録ID: 7730134
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
前常念岳(東尾根ピストン)
2025年01月24日(金) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 12:30
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,967m
- 下り
- 1,970m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:58
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 12:29
距離 19.5km
登り 1,967m
下り 1,970m
14:38
ゴール地点
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■森林限界〜前常念岳 雪が吹き溜まり状になってところどころ足が沈みます。 数か所で踏み抜きかけました。下がハイマツなら何とかなりますが、岩場だと身体ごと落ちてしまう深いホールの危険性があります。慎重に。 稜線は風の通り道&雪はサラサラなのでトレースはあっという間にリセットされてしまいます。 |
写真
撮影機器:
感想
これまで常念岳には7回登っているが、いずれも一ノ沢か三股から。冬季コースの東尾根からアプローチしてみよう。
午前2時に須砂渡ゲートを出発、2kmほどロードを進んで東尾根に入ります。
鉄塔を過ぎると斜度が次第に上がってきます。このくらいの斜度は好きなのでいいリズムで登っていきますが、とにかく長く、さすがに後半は休み休みになりました。
森林限界を越えると、闇の中にうっすらと白い山容が見えてきます。足元は吹き溜まりで踏み抜きそうだったのでワカンを履きました。
まっさらな白い雪面を進んでいくと現れた急斜面。ワカンを再びアイゼンに替えて、目の前の雪壁を眺めます。この時点で常念岳まで行くことは諦め、(時間がかかってもよいから)とにかく確実に(安全に)前常念まで辿り着こう、と考えました。
乏しい知識と少ない経験を総動員して、どうやって登っていくか考えます。雪壁に乗り上げるか、雪を払い落すか、あるいはもっと下の雪面を巻くか。踏み込んだり、見渡したりしながら登っていると、ソロ男性さんが登ってこられました。
途中からは先行していただき、私はトレースを追わせていただきました。とは言え簡単ではありません。時に身体ごと落ちてしまいそうな岩の間の踏み抜きがあったり、雪を選べばラッセルが待っています。
計画より大幅に遅れて前常念に登頂、この先に進む余力はありませんでした。ここでも十分な雲海や穂高の峰々を眺め、再び長い長い東尾根を戻りました。
計画した常念岳には届かなかったものの、自分のなかではそこそこ充実感のある北アルプス山行でした。
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