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Yamareco

記録ID: 7754745
全員に公開
雪山ハイキング
甲斐駒・北岳

真冬の甲斐駒ヶ岳へ(黒戸尾根)

2025年01月29日(水) 〜 2025年01月31日(金)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
19:47
距離
22.2km
登り
2,893m
下り
2,894m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:21
休憩
0:20
合計
5:41
距離 8.3km 登り 1,740m 下り 149m
11:10
84
12:34
26
13:00
49
13:49
13:53
3
13:56
14:12
57
15:09
2日目
山行
1:43
休憩
0:24
合計
2:07
距離 1.8km 登り 320m 下り 322m
6:52
75
8:07
8:31
28
3日目
山行
9:17
休憩
1:24
合計
10:41
距離 12.2km 登り 833m 下り 2,423m
6:04
94
7:38
7:39
93
9:12
9:13
10
9:23
9:34
5
10:32
10:33
33
11:06
11:49
51
12:40
7
12:47
12:54
34
13:28
13:42
15
13:57
61
14:58
14:59
92
16:31
16:36
7
16:45
ゴール地点
天候 1/29 曇り
1/30 曇り時々晴れ
1/31 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷の駐車場を利用しました
コース状況/
危険箇所等
登山時点では、登山口からところどころ1cm程度の雪が詰まっていました。二合目から概ね雪道で、四合目から場所によってはひざ下程度の積雪でした。

登りは二合目から七丈小屋までチェーンスパイク、小屋から上はアイゼン・ピッケルを使用。しかし四合目から積雪が増えてきているので、下りではそこまでアイゼンを履いて下りました。登りも四合目あたりからアイゼンを使用しても良かったと思いました。
その他周辺情報 ・七丈小屋 https://www.kaikoma.info/
快適に過ごせました。この小屋が無かったら厳冬期の黒戸尾根は自分には不可能なのでとてもありがたいです

・尾白の湯 https://www.verga.info/onesen-furo
久々に冬靴を履いたため靴擦れができ、露天の源泉で染みて非常に痛かったので内風呂しか入れなかったのが残念でした。今度はゆっくり入りたいです
予約できる山小屋
七丈小屋
昨春関西に異動になったため、久々の黒戸尾根になりました。冬期なので駐車場もガラガラ
2025年01月29日 09:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/29 9:47
昨春関西に異動になったため、久々の黒戸尾根になりました。冬期なので駐車場もガラガラ
冬枯れの黒戸尾根は初めてなので新鮮です
2025年01月29日 10:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
1/29 10:11
冬枯れの黒戸尾根は初めてなので新鮮です
一合目に到着。雪は見えますが、影響はないレベルです
2025年01月29日 11:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
1/29 11:00
一合目に到着。雪は見えますが、影響はないレベルです
二合目から登山道上にも雪が出てきたので、チェーンスパイクを使いました
2025年01月29日 12:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/29 12:48
二合目から登山道上にも雪が出てきたので、チェーンスパイクを使いました
普段はそれほどでもない刃渡りですが、雪がつくと緊張感が増えます
2025年01月29日 12:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/29 12:54
普段はそれほどでもない刃渡りですが、雪がつくと緊張感が増えます
四合目刀利天に到着。登りは七丈小屋までチェーンスパイクで行きましたが、このあたりから積雪が大分増えているので、ここで前爪のあるアイゼンに変えても良かったです
2025年01月29日 13:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/29 13:18
四合目刀利天に到着。登りは七丈小屋までチェーンスパイクで行きましたが、このあたりから積雪が大分増えているので、ここで前爪のあるアイゼンに変えても良かったです
五合目からの山頂方面。冬らしい曇り具合です
2025年01月29日 13:52撮影 by  A203SO, Sony
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1/29 13:52
五合目からの山頂方面。冬らしい曇り具合です
七丈小屋に到着しました。お世話になります
2025年01月29日 15:09撮影 by  A203SO, Sony
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1/29 15:09
七丈小屋に到着しました。お世話になります
お食事。しっかり頂きます
2025年01月29日 17:03撮影 by  A203SO, Sony
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1/29 17:03
お食事。しっかり頂きます
小屋で日の出を待って出発しました
2025年01月30日 06:46撮影 by  A203SO, Sony
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1/30 6:46
小屋で日の出を待って出発しました
八合目までの登りはラッセルでした。霧氷は奇麗でした
2025年01月30日 07:20撮影 by  A203SO, Sony
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1/30 7:20
八合目までの登りはラッセルでした。霧氷は奇麗でした
無雪期の倍くらいの時間をかけてどうにか八合目に到着。しかし強風プラス展望なし。ここで引き返すことに
2025年01月30日 08:13撮影 by  A203SO, Sony
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1/30 8:13
無雪期の倍くらいの時間をかけてどうにか八合目に到着。しかし強風プラス展望なし。ここで引き返すことに
運よく三連休がとれていたので、七丈小屋に飛び込みで連泊させてもらい、翌日の天候回復を祈ることにしました
2025年01月30日 14:37撮影 by  A203SO, Sony
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1/30 14:37
運よく三連休がとれていたので、七丈小屋に飛び込みで連泊させてもらい、翌日の天候回復を祈ることにしました
2日目の夕食。美味でした。カレーもいただけるとのことだったので、お言葉に甘えそちらも頂きました
2025年01月30日 17:01撮影 by  A203SO, Sony
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1/30 17:01
2日目の夕食。美味でした。カレーもいただけるとのことだったので、お言葉に甘えそちらも頂きました
3日目。天候は前日より良化していたので、前日より少し早く出発。八合目への中途でご来光
2025年01月31日 06:44撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 6:44
3日目。天候は前日より良化していたので、前日より少し早く出発。八合目への中途でご来光
前日夜に強風が吹いたため、小屋から八合目までの斜面に雪が吹き溜まり、前日につけたトレースはすっかり消えていました。7.5合の剣まで、再びのラッセルでした
2025年01月31日 06:49撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 6:49
前日夜に強風が吹いたため、小屋から八合目までの斜面に雪が吹き溜まり、前日につけたトレースはすっかり消えていました。7.5合の剣まで、再びのラッセルでした
八合目までどうにか到着。昨日よりも光があるので、ここから天気が良くなることを祈りながら進みました
2025年01月31日 07:36撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 7:36
八合目までどうにか到着。昨日よりも光があるので、ここから天気が良くなることを祈りながら進みました
いつもの鎖場も半分ほどうまっていました
2025年01月31日 07:56撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 7:56
いつもの鎖場も半分ほどうまっていました
九合目手前、核心部のルンゼ。急斜面でした
2025年01月31日 08:14撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 8:14
九合目手前、核心部のルンゼ。急斜面でした
ルンゼに取りついたあたりから青空が見えだしました。やる気が出ます
2025年01月31日 08:14撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 8:14
ルンゼに取りついたあたりから青空が見えだしました。やる気が出ます
霧氷と青い空
2025年01月31日 08:27撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 8:27
霧氷と青い空
定番スポットの二本剣まで到達しました! 強風なので雪の粒が舞っています
2025年01月31日 08:38撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 8:38
定番スポットの二本剣まで到達しました! 強風なので雪の粒が舞っています
強風のおかげで稜線の新雪が飛ばされており、八合目より上はラッセルをほぼしなくて済みました
2025年01月31日 08:50撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 8:50
強風のおかげで稜線の新雪が飛ばされており、八合目より上はラッセルをほぼしなくて済みました
登頂しました! 頂上付近は基本薄いガスでしたが、一瞬の切れ目を狙って撮影。仙丈も白くてきれいでした
2025年01月31日 09:22撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 9:22
登頂しました! 頂上付近は基本薄いガスでしたが、一瞬の切れ目を狙って撮影。仙丈も白くてきれいでした
本日の真・核心部。九合目下のルンゼ下り。ここで滑落すると赤石沢にスポンと落ちて即死らしいので、慎重に行きました
2025年01月31日 10:08撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 10:08
本日の真・核心部。九合目下のルンゼ下り。ここで滑落すると赤石沢にスポンと落ちて即死らしいので、慎重に行きました
八合目から振り返って。いつ来ても良いですが、冬は特にきれいだと思います
2025年01月31日 10:32撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 10:32
八合目から振り返って。いつ来ても良いですが、冬は特にきれいだと思います
長い下りですが、残りも頑張っていきましょう
2025年01月31日 10:33撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 10:33
長い下りですが、残りも頑張っていきましょう
下山完了しました。お疲れ様です
2025年01月31日 16:52撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 16:52
下山完了しました。お疲れ様です
ベルガに向かう途中で、黒戸尾根が見えました
2025年01月31日 16:57撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 16:57
ベルガに向かう途中で、黒戸尾根が見えました
ベルガ内の尾白の湯で汗を流しました
2025年01月31日 17:02撮影 by  A203SO, Sony
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1/31 17:02
ベルガ内の尾白の湯で汗を流しました
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 水筒(保温性) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

冬の甲斐駒に登ってきました。

いつ登っても良い山ですが、冬は一段と良かったです。
登頂予定日が悪天候で撤退も考えたのですが、たまたま翌日も休みで、七丈小屋も飛び込みで連泊させていただけるとのことだったので、日を伸ばすことができたのもラッキーでした。

強風は吹いていて大変でしたが、冬山を堪能できました。

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技術レベル
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体力レベル
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