記録ID: 7764845
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雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山
熊野岳 * 蔵王ブルーは何処に *
2025年02月01日(土) [日帰り]
山形県
ピアソラ
その他1人
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 02:43
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 249m
- 下り
- 247m
アクセスを調べる
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| 天候 | ○ 天気 ： 曇り。 ○ 風速 ： かなり強め（20m/s程度）。 ○ 気温 ： 寒い（-10℃程度）。 ○ 視程 ： 極めて短い（ほぼホワイトアウト）。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
・つくばエクスプレス／21:52 つくば - 22:45 秋葉原 ・JR総武線／23:02 秋葉原 - 23:04 御茶ノ水 ・JR中央線／23:05 御茶ノ水 - 23:15 新宿 ・高速バス（JAM JAMライナー）／24:05 バスタ新宿BT - 07:20 蔵王温泉BT ・蔵王ロープウェイ／08:30 山麓駅 - 09:00 山頂駅 ※料金 ： 4200円（往復） ※参考HP ： https://zaoropeway.co.jp/winter/index.php ○ 復路 ※後日発 ・山交バス／11:00 蔵王温泉BT - 11:35 山形駅前 ※臨時便 ・JR新幹線／14:04 山形 - 16:48 東京 ・JR山手線／17:08 東京 - 17:12 秋葉原 ・つくばエクスプレス／17:30 秋葉原 - 18:15 つくば |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 総距離：約4km、累積標高：約250m。 ○ 蔵王ロープウェイ山頂駅から以下二座をピストンするコースです。 �� 地蔵山（じぞうさん：1736m） �� 熊野岳（くまのだけ：1841m）※蔵王山の最高峰 ○ 元々天気が変わり易い山域である上に、この時季は特に晴天率も低いそうです。 ○ 天気が良ければ、危険箇所の少ない初心者向けのコースだと思います。 ○ 今回は、強風と視界の悪さ（ホワイトアウト）に苦労しました。 ○ 一定間隔で設置されている標柱（目印）を頼りに、なんとか進みました。 ○ 左程急登は無い一方踏み抜きがあるため、ワカンかスノーシューがお薦めです。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ �� 蔵王ロープウェイ山頂駅 (2) 登山ポスト �� 蔵王ロープウェイ山麓駅 �� 蔵王ロープウェイ山頂駅 (3) 登山バッチ �� 蔵王銘品館能登屋 (4) 温泉施設 蔵王温泉中心部にある三つの共同浴場『上湯』『下湯』『川原湯』がお薦めです。 シャワー・カランは無く、石鹸やシャンプーは使えません。 ※営業時間 ： 6:00〜22:00（通年営業） ※料金 ： 200円 ※4月から300円になるようです。 ※参考HP ： https://zaomountainresort.com/about/ |
写真
金曜夜『バスタ新宿』発の夜行バスで蔵王温泉へ。目が覚めるとそこにはもう雪景色が広がっていました。バスが定刻よりも少し早く着いてくれたおかげで、、、
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2/1 7:13
金曜夜『バスタ新宿』発の夜行バスで蔵王温泉へ。目が覚めるとそこにはもう雪景色が広がっていました。バスが定刻よりも少し早く着いてくれたおかげで、、、
大渋滞で有名な蔵王ロープウェイも好ポジション（5組目？）に並べました。それでも8:30営業開始のため1時間近くは待ちますが・・・。
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2/1 7:21
大渋滞で有名な蔵王ロープウェイも好ポジション（5組目？）に並べました。それでも8:30営業開始のため1時間近くは待ちますが・・・。
9時にはロープウェイの山頂駅に到着。昼から晴れる予報を当てにし、しばし『レストラン山頂』で待機します。周りは、樹氷目当ての外国人観光客ばかり。
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9時にはロープウェイの山頂駅に到着。昼から晴れる予報を当てにし、しばし『レストラン山頂』で待機します。周りは、樹氷目当ての外国人観光客ばかり。
待てど暮らせど覗かぬ青空に痺れを切らし、10時前に出発します。寒さはそこまでではなかったものの（それでも−10℃でしたが）、風と視界がかなり悪いため厳しい山行になりそうです。
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待てど暮らせど覗かぬ青空に痺れを切らし、10時前に出発します。寒さはそこまでではなかったものの（それでも−10℃でしたが）、風と視界がかなり悪いため厳しい山行になりそうです。
ホワイトアウトと（観光客向けの）ガイドロープに惑わされ、登山道（夏道）の入り口が全く分からず、無駄に二の足を踏みました。結局、適当に高みを目指して登っていくと、、、
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ホワイトアウトと（観光客向けの）ガイドロープに惑わされ、登山道（夏道）の入り口が全く分からず、無駄に二の足を踏みました。結局、適当に高みを目指して登っていくと、、、
この標柱がただ唯一の目印です。それと、先行者（2名のみ）による、風雪で今にもかき消されそうな途切れ途切れの足跡にも、ときおり助けられました。
着いたー、熊野岳っ！6年前の森吉山（もりよしざん：1454m）での悪夢（ホワイトアウトによる撤退）が何度も過りましたが、なんとか登頂できました。
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着いたー、熊野岳っ！6年前の森吉山（もりよしざん：1454m）での悪夢（ホワイトアウトによる撤退）が何度も過りましたが、なんとか登頂できました。
僕も記念に1枚。寒さのためかデジカメは終始不調（電源入らず）。フィルムカメラも、レンズとファインダーが凍り付き、ヘリコイドが硬化してピントリングが回らないため、撮影も一苦労。
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僕も記念に1枚。寒さのためかデジカメは終始不調（電源入らず）。フィルムカメラも、レンズとファインダーが凍り付き、ヘリコイドが硬化してピントリングが回らないため、撮影も一苦労。
風をしのぐため雪の塊（熊野神社？）の影に隠れ、少し待ってみましたが、一向に天候が回復する兆しがないため、刈田岳（かっただけ：1758m）は諦め、元来た道を戻ることにしました。
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風をしのぐため雪の塊（熊野神社？）の影に隠れ、少し待ってみましたが、一向に天候が回復する兆しがないため、刈田岳（かっただけ：1758m）は諦め、元来た道を戻ることにしました。
樹氷ゾーンに突入し（フィルム写真だと背景と同化して）ほとんど見えないスノモンと戯れる嫁（笑）。
無事ゴール！青空の樹氷が見られなかったのは残念でしたが、森吉の雪辱を果たした思いも加わり、意外と達成感（笑）。
ロープウェイを乗り継ぎ、下界へ下る途中で、ようやく雲から抜けました（結局この日晴れたのは16時近くになってから）。眼下に蔵王温泉の街並みを俯瞰できました。
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2/1 13:42
ロープウェイを乗り継ぎ、下界へ下る途中で、ようやく雲から抜けました（結局この日晴れたのは16時近くになってから）。眼下に蔵王温泉の街並みを俯瞰できました。
【おまけ】夕食後、蔵王温泉の共同浴場を巡りました。まずは『川原湯』へ。ちなみに、お宿で無料券が貰えました。
【おまけ】三つある共同浴場は全て源泉掛け流し。中でもここ『川原湯』は、簀の子状の浴槽の下から湧き出る珍しいタイプ。湯の花漂う温泉と硫黄の香り。沁みました。
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2/1 20:12
【おまけ】三つある共同浴場は全て源泉掛け流し。中でもここ『川原湯』は、簀の子状の浴槽の下から湧き出る珍しいタイプ。湯の花漂う温泉と硫黄の香り。沁みました。
【おまけ】お次は『上湯』へ。蔵王温泉で最も歴史のある共同浴場だそうです。白濁した翡翠のような色の温泉に、心も体も癒されました。
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2/1 20:38
【おまけ】お次は『上湯』へ。蔵王温泉で最も歴史のある共同浴場だそうです。白濁した翡翠のような色の温泉に、心も体も癒されました。
【おまけ】最後に『下湯』へ。朝の雰囲気も楽しみたくて、ここは翌朝に浸かりました。三つともほぼ貸し切り状態。最高でした。
【おまけ】宿へ戻る道すがら背中でドドンと鳴りました。振り返ると、夜空に花が咲いていました。忘れられない一日になりました。
【おまけ】翌朝（2/2）。すっかり晴れてるし・・・。スノモン見るならこの日でした（笑）。
【おまけ】風情ある『高湯通り』の街並み。歩いているだけで楽しくなります。
【おまけ】そこら中で湯けむりの立つ温泉街。蔵王温泉は初めてでしたが、気に入ってしまいました。また来よう！
【おまけ】路線バスで山形駅まで揺られ、ご当地ラーメンをいただきました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
夜行バスで蔵王温泉へ行き、蔵王山（熊野岳）に登ってきました。
朝のうち曇るも昼前から晴れる見込み・・・という予報がまんまと外れ（笑）、終始暴風とホワイトアウトに苛まれる、短いながらもどちらかというとハードな雪山ハイクでした。
実は、6年前にも秋田の森吉山で似たような境遇を経験をしていましたが、そのときは生命の危険を感じ、あえなく撤退、悔し涙を飲みました。
そんな訳で、山行中は何度も森吉が過りましたが、同じホワイトアウトでも今回は一定間隔で設置された標柱にかなり助けられ、（何故か脳内ループしていた）ダイアナ・ロスの『Give Up』のリズムにも鼓舞され、無事山頂に立つことができました。
下山後の蔵王温泉も格別でしたので、いつか蔵王ブルー×樹氷を見に、また訪れたいと思います。
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天気が良ければ何でもないところですが、悪条件の中の奮闘記が良く伝わってきました。
若い頃の話ですが小生も気象条件が良いときはスキーを担いで地蔵山頂駅から熊野岳まで登って樹氷原コース経由のダウンヒルを楽しんだものです。余談ですが、私もそちらの方に行ったときは白銀荘にお世話になっています。お疲れ様でした。
普段は悪天候を押してまで雪山に登ることは無いので良い経験になりました。
東北特有のたおやかな山容だけに、滑落や雪崩のリスクは少なそうでしたが、ロストしないよう細心の注意を払いました。
熊野岳から樹氷の合間を縫って滑走されるなんて夢のようですね。僕らは初心者ですので到底真似できませんが、次回はもう少し長めに滞在して、山だけでなくスノボーやスキーを楽しむのも良いかもね、と嫁と話しておりました。
altsaxさんも白銀荘に泊まられたことがあるのですね。春節のインバウンド需要に強気の価格設定をしたホテルが多い中、白銀荘はリーズナブルで良心的でした。食事も温泉も接客も申し分なく、さすがKKRだな、と感心しました（よくお世話になってます、笑）。
コメントありがとうございました。
天候回復の望みも虚しくホワイトアウトの中、大変な山行になってしまいましたね。
熊野岳を登頂し、山頂での笑顔の写真を拝見すると、苦しくも達成感が得られたことが伝わってきました。
夜空に打ち上げられた豪華な花火、感動の瞬間でしたね😍
蔵王温泉街も風情があり良さそうです。
私もスノモン観るなら蔵王と思ってるので、いつか冬に訪れたいです。
お疲れさまでした☺?
今回は見事に天気予報に翻弄されてしまいましたぁ（笑）。
青空ではないにしても高曇りくらいかなと楽観視してましたが甘すぎでした。
気温がそれほど低くなかったのと、強風も体が浮くほどではなかったのが救いでした。
元々晴天率が低いことは分かっていたので、帰りの新幹線を予約せず、日曜日も動けるようにしておけば良かったです（次回への教訓です）。
蔵王温泉も風情がありましたしとっても良かったです。rabbiさんも温泉お好きだと思うのできっと気に入ると思いますよ。
都心から夜行バス一本で行けてしまうので、僕らもまた来年行ってもいいかな、なんて思っています。
コメントありがとうございました。
蔵王は夜行バスで行ったんですね！
自分は以前スキーでで行ったことがありましたが山並みと樹氷は感動しましたね、、
確か考えると40年は経っていましたね
蔵王の温泉は硫黄でしたか タオルが確かちじれたかな！
行動力は相変わらずすごいですね 自分はスキーで行った頃想い出して
懐かしくなりました。
我が家の車では東北の雪道は厳しいかなと思って、寝ている間に現地に着く夜行バスでアクセスしました。
ショウジさんもスキーで樹氷見られたことがあるのですね。
40年前というと、ちょうど『私をスキーに連れてって』の頃でしょうか（笑）。
今回もまた残念ながら青空×樹氷はお預けでしたので、いつかまたリベンジしたいです。
中には匂いが苦手という方もおりますが、僕は硫黄泉が大好きなので、天国のようでした。
少し鄙びた昭和の雰囲気もたまりません。
もし今ショウジさんもまた蔵王温泉に行かれたら、あまりの外国人の多さに驚かれるかもしれませんね。中国や韓国の方ばかりでなく、東南アジアや欧米の方も多く、国外の観光客の間ではかなりポピュラーな場所なのだな、と改めて思いました。
コメントありがとうございました。
真っ白の中熊野岳登頂おめでとうございます!✨😁真っ白でも、登頂の満足感が、伝わりますよー!👏👏👏👏👏。
蔵王、スキー時代とスノボー時代に何度か行きましたが、登山に興味が、なかったので山頂に行けてないのが、無念です。💦
共同浴場。懐かしいです。熱いのが、あったような？上湯？
お疲れ様でした！😁
andounouenさんもスキーとスノボーで蔵王に行かれたことがあるのですね。
僕はほとんど滑れませんが、確かにあれだけゲレンデがあったら楽しいでしょうね。
ロープウェイで下っているときに、森の中を滑走されている方がいてびっくりしました。
僕らは初めての蔵王でしたが、山だけでなく温泉も素晴らしくてすっかり気に入ってしまいました。
早くも嫁は来年も行きたがってます（笑）。
ちなみに、共同浴場の温度は（日によって変わるとは思いますが）上湯が42.5℃、下湯が44.5℃、川原湯が43℃でした（下湯はやや熱めでした）。
コメントありがとうございました。
お疲れ様でした。
天気がイマイチで大変だったと思います。
余計なお世話と承知していますし、ピアソラさんもご存じと思いますが、蔵王の樹氷は上の山温泉のライザスキー場経由のほうが予定を立てやすいかもしれません。
山形駅の手前の上の山温泉駅から予約不要無料シャトルバスでライザスキー場まで行き、蔵王熊野岳と刈田岳のピストンです。ちょっと寄り道すると大きな氷瀑も観察できます（自分は見たことありませんが）。
スキー場で上りに２回リフトを使いますが、下りは使えないので歩いて下山です。
そのためか観光客が殆どいません。
前々から予約して宿泊しても天気がどうなるかわかりません。
予約不要でそれほど混雑していないライザースキー場経由なら、「明日は晴れ」との天気予報がでたら、日帰り速攻が効果的かなと。
自分も山形市に１泊したことがありますが２日ともダメで、その後は日帰りにして、蔵王は２回成功し、今年は西吾妻も成功しました。
（森吉も成功。前々日に決断で前日に盛岡泊）
樹氷は素晴らしいです（特に今年は凄い）。ぜひぜひ行かれてください。
長文で失礼しました。
当初ライザから登ることも考えましたが、登り始めが10時過ぎになってしまうので候補から外しました。あとは、そもそも今回蔵王が初めてでしたし、温泉好きとしては、山と同じくらい温泉や街散策を楽しみたくて、正直現地１泊以外は考えられませんでしたね（笑）。
日帰りと言いましても僕らまだ現役ですので平日含めてピンポイントに晴れ間を狙うのは無理で、結局土日で行くしかないので、せっかく遠出するなら泊りで行ったほうがコスパ（お金じゃなくて労力のほう）が良い、と僕は思いますけどね。。。
ただ、上でも書きましたが、今回割と早めの時間で帰りの新幹線を予約してしまったのは、結果的に二日目に登れた柔軟性を損ねてしまったので、そこに関してはちょっとミスったなと思いましたよ（笑）。ちなみに、早めの新幹線を予約したのは、その日のうちにフィルムを現像したかったというのもあるんですけどね。
今回は初蔵王でしたのでホワイトアウトでもそれなりに楽しめましたが、いつかはfujikitaさんみたいに青空の下東北の樹氷を見てみたいですね。
コメントありがとうございました。
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